華コラム

スピリチュアル四方山話

善い不倫

2024-08-21 16:08:00 | 日記
不倫は世間一般で憎まれるものです。
不倫に善いも悪いもなく、一律悪いと
されます。

同様に、婚外恋愛は論外という考え方も
あります。
婚外恋愛も恋愛の一種だ、という価値観も
あります。
この辺りは、また機会があれば書きます。

不倫が憎まれる要因は、関係者を傷つけて
不幸にするからです。
当然、他人のパートナーを盗めば
因果応報で自分に返って来ます。

不倫にも様々な形があり、
償いが出来るかどうかで
その後の人生は決まります。

この物質主義の世界では、
先立つものが大切なので
まずは慰謝料。

そして、傷付けた人々への
贖罪の心。

不倫と言っても、本気の恋愛は存在するので
その場合は順番を間違えないことが大事だと
思います。

現在のパートナーと別れてから、好きな人と
共に生きる選択が出来れば理想的です。

というのも、私はカトリック教徒で
ありながら(当時は受洗していませんが)
学生時代の恋人と復縁してしまい、
元夫と別れたタイミングが
現夫との復縁の後だったため
最悪の過ちを犯したと思っています。

現夫は元夫に相場を遥かに上回る慰謝料を
支払い、彼らは友人だったのですが
一時的に関係性が悪化しました。
(現在は再び友人同士)

現夫の元奥様は、
元夫と私の学生時代の後輩に当たり
今も互いに親交があり
円満に収まったように見えても…

元夫は離婚後の自殺未遂により、
言語障害が残りました。
全ては、順番を間違えた私のせいです。
自分の芯が揺らがなければ、現夫が
間違えることもなかったのです。
現夫は理性を優先する人間なので。

私達、夫婦は
元夫が窮地に陥れば可能な限り助けます。

これは贖罪の為というより
愛情や友情といった、
様々な感情が原動力です。

不倫が感極まった恋愛でも、このように
人の生命が犠牲になることもあります。

伴侶が在る環境で、別の人を愛した場合。
体の繋がりがなくても、心は不倫の状態。
正直に伴侶に話し、別れて初めて
別の人と一緒になる。
これが礼節を伴った〝善い〟不倫だと
呼べると思います。

様々な心情や状況が絡み合い、
操り切れないこともあります。
人は愚かだから、たくさん間違えます。

それでも、最良の選択を探って
努力することが生きることだと
言えると思っています。

今回は、私の大失敗した話で
たいへん申し訳ありません。