生まれた時から
死を孕んでいる「生」の途上
彼女への思いの儚さと
余りにも自明な訣別の事実に
打ち震える
疲れちゃったな
心の底から
命の果てから
疲労困憊する自分に
いつかきっと
は
もうない
死を孕んでいる「生」の途上
彼女への思いの儚さと
余りにも自明な訣別の事実に
打ち震える
疲れちゃったな
心の底から
命の果てから
疲労困憊する自分に
いつかきっと
は
もうない
見るともなく見る空
気が滅入る曇天
今日はどう生きよう
誰かに尋ねたい
気がつくと俯いてアスファルト
いつもの道のいつもの欠片
「百年前此処は何処だったの」
早める足で踏みしめながら
思いを転がす
眠らないで見る夢を
眠っても見続けたいと思うのに
叶わない
叶わない
彼女は言う
大人げがないわね
彼女は言う
時々思うよ
変わってないなぁってね
彼女は言う
沈黙を破らずに―――
自分の魂を飛ばせる
大好きな歌にのせて
風を頼りに生きてきた
ひとりぼっちを泣くなと
言い聞かせながら
選んだ道
ころんだ道
行き止まった道
うずくまらないで何ができる
ひきかえせ
正論が土砂降りのように
突き刺さる
ひきかえせ
誰も否定しようがない正論が
土砂降りのように
突き刺さる
幕を下ろしてくれないか
もう
演じる台詞もないのだから
幕を下ろしてくれないか
もう
見ている人も居ないのだから
叫ぶように泣く鴉の翼
真っ黒な嘴（くちばし）に
朽ちたような
あたしの背中は咥えられて
海に投げられ
風に打たれることもなく
血を流すこともなく
沈んでいくよ
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
blackbird
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
坂崎幸之助さんが大好き。
こういうのが好き。
気が滅入る曇天
今日はどう生きよう
誰かに尋ねたい
気がつくと俯いてアスファルト
いつもの道のいつもの欠片
「百年前此処は何処だったの」
早める足で踏みしめながら
思いを転がす
眠らないで見る夢を
眠っても見続けたいと思うのに
叶わない
叶わない
彼女は言う
大人げがないわね
彼女は言う
時々思うよ
変わってないなぁってね
彼女は言う
沈黙を破らずに―――
自分の魂を飛ばせる
大好きな歌にのせて
風を頼りに生きてきた
ひとりぼっちを泣くなと
言い聞かせながら
選んだ道
ころんだ道
行き止まった道
うずくまらないで何ができる
ひきかえせ
正論が土砂降りのように
突き刺さる
ひきかえせ
誰も否定しようがない正論が
土砂降りのように
突き刺さる
幕を下ろしてくれないか
もう
演じる台詞もないのだから
幕を下ろしてくれないか
もう
見ている人も居ないのだから
叫ぶように泣く鴉の翼
真っ黒な嘴（くちばし）に
朽ちたような
あたしの背中は咥えられて
海に投げられ
風に打たれることもなく
血を流すこともなく
沈んでいくよ
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
blackbird
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
坂崎幸之助さんが大好き。
こういうのが好き。
－あたしたちは－
もう二度と会うことはできない
するりと出た言葉
そういった後
ずっとずっと泣いた
そう決めたんだから
もう会えない人だと
決めたから
だって
あのこが会いに来てくれるはずがない
会いに来たいとも言わせたくない
会いたいと思われたくて
焦がれている恋が
こんな歳になっても
愛だけにならない
あたしたちは
愛にはなれない
＋ー＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
浜田省吾
音量注意
もう二度と会うことはできない
するりと出た言葉
そういった後
ずっとずっと泣いた
そう決めたんだから
もう会えない人だと
決めたから
だって
あのこが会いに来てくれるはずがない
会いに来たいとも言わせたくない
会いたいと思われたくて
焦がれている恋が
こんな歳になっても
愛だけにならない
あたしたちは
愛にはなれない
＋ー＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
浜田省吾
音量注意
「キミへ」
むかしも
今も
キミの声が
心に響く
ざわめきになる
キミとの
どんな時間も
愛しい
どんなやりとりも
愛しい
一緒に居たかった思い
でも
患いが
あたしを蝕んで
時間が途切れるのが
寂しい
死ぬことは怖くない
キミと
絶対に逢えなくなることが
一番の痛みだもの
生きてさえいれば
逢えるかもしれない
可能性は零ではないよね
忘れないよ
交わし合ったすべて
忘れない
むかしも
今も
キミの声が
心に響く
ざわめきになる
キミとの
どんな時間も
愛しい
どんなやりとりも
愛しい
一緒に居たかった思い
でも
患いが
あたしを蝕んで
時間が途切れるのが
寂しい
死ぬことは怖くない
キミと
絶対に逢えなくなることが
一番の痛みだもの
生きてさえいれば
逢えるかもしれない
可能性は零ではないよね
忘れないよ
交わし合ったすべて
忘れない
「サヨナラと知っている」
今朝の記憶
彼女との時間
本当に良いのかと
あたしは尋ねた
良いよ
良いんだよ
向こうに影が見えるよ
待っているんじゃないの
そう尋ねても
良いの
もう分かってもらった
そう答えた彼女
日向で
なんて安らかな気持ちだろう
と
多分これは夢なんだから
と
せめぎ合う
もっとそこに居たかったのに
朝陽がさして
眠っていたことがわかり
今日一日をまた
昔居たあの部屋の記憶に
滑り込ませる
一緒に聞いた歌
一緒に愛したもの
二度と手を繋ぐこともない
現実を
寿命まで生きる
思い出すだけの涙は
彼女がくれた
グラスに満ちてしまった
溢れているのは
愛情なのに
いつも涙がこぼれて
いつも涙がこぼれて
いつも夢に焦がれる
未来を見切っているあたしは
大海原ではぐれた帆船
舵も取らず
漂う帆船
ガラスのボトルに
さようならと書いた紙切れを詰めて
海に投げ込まねば
この魂は生きて行けぬくだらなさ
何度目覚めても
サヨナラしか無いのに
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
佐野元春－彼女
今朝の記憶
彼女との時間
本当に良いのかと
あたしは尋ねた
良いよ
良いんだよ
向こうに影が見えるよ
待っているんじゃないの
そう尋ねても
良いの
もう分かってもらった
そう答えた彼女
日向で
なんて安らかな気持ちだろう
と
多分これは夢なんだから
と
せめぎ合う
もっとそこに居たかったのに
朝陽がさして
眠っていたことがわかり
今日一日をまた
昔居たあの部屋の記憶に
滑り込ませる
一緒に聞いた歌
一緒に愛したもの
二度と手を繋ぐこともない
現実を
寿命まで生きる
思い出すだけの涙は
彼女がくれた
グラスに満ちてしまった
溢れているのは
愛情なのに
いつも涙がこぼれて
いつも涙がこぼれて
いつも夢に焦がれる
未来を見切っているあたしは
大海原ではぐれた帆船
舵も取らず
漂う帆船
ガラスのボトルに
さようならと書いた紙切れを詰めて
海に投げ込まねば
この魂は生きて行けぬくだらなさ
何度目覚めても
サヨナラしか無いのに
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
佐野元春－彼女