【blogジョジョ】乳がん無治療セルフケア中のLGBTQA当事者日記。

1960年代生,女. 縹(ハナダ)ユミコ。言語を軸に心技体を練り上げる場所。思いを文字に、時間を切りとって画にして。

【ジョジョ】78

2020-02-17 14:34:00 | 乳がんセルフケアと西洋医学
「標準治療」
セルフケア或いは標準治療以外の治療をしてきた患者が、病院の乳腺外科にかかると、非常に嫌がられることを知った。
わたしは、最初に自分が癌だと思った時の症状には緊急性があると判断して乳腺外科の病院に通院し必要だと言われる手術を受けたが、術後の疲弊が酷くその相談もできない人だと感じさせられ、転院した。この転院までには少しブランクがある。
初回に放射線治療のオリエンテーションとリュープリン注射を一度受けるまでには行っていたので、その時間。
もうこのお医者に、自分の症状を説明しても嫌みを返されるだけだった辛さ、薬を飲んだらじんましんがものすごくて、お腹は通しっぱなし。それをただ聞いて欲しかっただけなのに帰ってくる皮肉めいた言葉。疲れてしまったのだ。
それを頑張れないわたしが悪いのかと逡巡して、塞ぎ込んでしまった期間。けれど術後何もしないでいるわけにはいかないという漫然とした不安。
その時に、友達が紹介してくれたのが自由診療の腫瘍科だっただけで。

苦痛は少なかったし、安心できた。

でも再発はしたし、「手術」も受けることになった。

その諸経費。

ここまでで充分てあてをさせてもらったと思ったので、もう医療行為による手当てには頼るまいと決めて、セルフケアを行ってきたのだが。

家族に自分よりもっと重篤な病状がある人があれば、そちらを優先する。そういう時間の中で、自分の納得いく手当てすらできなくなっているのを、どうすることもできず、今回の事態を迎えた。

自由診療では経費がかかりすぎる。
ここまで命を支えてもらってきたのだから、勧められる通り病院に行こうという経過。

「ここには乳腺外科診療体制不定期」
「標準治療に戻りたいということか」
「救急での体制はないですよ」
「この資料では何もわからない」(自由診療通院していた医院での『紹介状』は何のことかわからないと)
最初の手術からは13年経過しており、その病院体制も変わっていた。

持てるもの全てこれだけですが、どうしたらいいですか。

そういう患者は「標準治療に戻るということですか!」と背を向けられて言われるんです。

学会や方針が違うって、医者にとってそんなに大きな問題で患者すら敵視されるようなことのようですわ。

あーぁ。


最新の画像もっと見る