人生ではじめて
カウンセリングを受けたのは
29歳の時でした。
一人は
精神病院のセラピスト
当時、カウンセリングはしていないからと
1時間無料で話しを聴いてくださいました。
もう一人は
大学を退官された
精神分析の先生でした。
お二人とも
私が悩んでいることを尊重してくださって
答えを探し続けるようにと
励ましてくださいました。
アドバイスも分析もなかったけれど
お二人ともヒントをくださいました。
セラピストさんは
「好きなことを大切にするように」と。
元大学の先生は
フロイトとユングの話しをして
「無意識」について教えてくださいました。
「こころの天気図」の中で
河合隼雄が言っています。
「自分中心でも相手中心でも、
徹底すればたどり着くところは同じ」
私は
心理学を
自分中心に学んで来たけれど。
ようやく
ここへ辿り着きました。