here and now

精神の自由

私ども夫婦のひとり娘は

車で3時間ちょっと離れたところに

所帯を持って住んでおります。

昨年の3月

結婚4年目にしてようやく

男の子を授かり

つづいて第2子にも恵まれ

その出産予定日が近づいてまいりました。


そして

第1子まご君は

お父ちゃんの実家に

しばらく預けられることになりました。

娘夫婦がいちばん

たいせつにしたかったものは

夫婦の助け合い。


臨月に入ってからの

第1子まご君のフォローは

誰にお願いするのが最適かと

考えたときに

お父ちゃんの実家が候補になりました。

まご君たちの両親が考え

両家のじじばばが了解しました。


ここで

出産を控えた身重の我が娘と

その母である私の関係に

フォーカスした場合

えっ?

それでいいの?

実家のお母さんがいちばんじゃあないの?

なんて声も聞こえてきそうです。

たぶん私の母だったら

娘がかわいそう

ふびんと

涙を流したかもしれません。



もしその娘から

「お母さんには、仕事があるでしょ。

○○さんのお母さんは

妹さんのこどもも面倒見ていて慣れているから。

ひとり見るもふたり見るもおんなじだから

って言ってくれているから」

と返されたとしたら・・・

我が母なら

きっと傷ついたことでしょう。


誰かの役に立っていることで

よろこびを感じたり

反対に、援助を断られたことで

がっかりするのは

「自立している」とは言えません。


自分の幸せ感が

相手に依存していることになります。



「ゲシュタルトの祈り」は

私を解放して

精神の自由を与えてくれる祈りです。




「ゲシュタルトの祈り」とは

ドイツの精神医

ゲシュタルト療法の創始者

フレデリック・S・パールズ(1893~1970)が書いたものです。




     
「ゲシュタルトの祈り」

私は私のために生きる。

あなたはあなたのために生きる。

私は何もあなたの期待に応えるために

この世に生きているわけじゃない。

そして

あなたも私の期待に応えるために

この世にいるわけじゃない。

私は私。

あなたはあなた。

でも

偶然が私たちを出会わせるなら

それは素敵なことだ。

たとえ出会えなくても

それもまた同じように素晴らしいことだ。






人生初の試練の時を迎えたまご君の

乗り越える力を信じ

娘の無事な出産と娘一家の幸せを

祈ります。

ただいま

私は、あちらのご両親の

バイタリティーと

深い愛情に感謝をし

娘は、出産までの

つかのまの自由時間を

謳歌しております。









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