別段何もない話

何もないけど。

読んだ本(6月22日)

2014-06-22 20:46:54 | 読書日記

「オレがマリオ」 俵万智  文藝春秋 発行

 

Twitterで俵万智さんをフォローしているけれど、息子さんとの会話が本当に面白いしすばらしい!

さすが、俵さんの息子はちがうなあ。。。と常々思っているんだけど。

題名の「オレがマリオ」も息子さんの言葉。

震災後に三陸から石垣島へ転居して島の生活を息子さんが評した言葉。

今まではゲームの世界でマリオが冒険したけれど、島の生活では自分がマリオのように冒険している、と。

そしてゲーム機はいらなくなった。。。と。

 

作品の中で時間が時系列通りになっていないところもあるけれど、息子さんの成長を見守る俵さんの優しいまなざしを歌った作品にはすごく共感。

短歌という短い言葉のなかでよくぞここまで母の心情を切り取ってくれた!という感じ。

装丁もすごく素敵。

電子書籍もどんどん増えているけどこういうきれいな装丁はやっぱり紙じゃないと、という気がする。

同僚が貸してくれた本だけど、機会があったら買っちゃおうかな。

 

 

 


読んだ本(10月20日)

2013-10-20 06:53:14 | 読書日記
☆「清須会議 」三谷幸喜

もうすぐ映画公開だな、と思っていたら同僚が、読んで~と原作を貸してくれました。
三谷映画、ドラマは好きなので歴史苦手な私でも最後まで楽しく読めました。
歴史上の人物が現代語で話したとしたら。
面白かったです。

柴田勝家はちょっと前の大河では見た大地康雄さんのイメージが強いので、役所広司さんよりも康雄さんを思い浮かべながら読みました。
織田信包は小林隆さんのイメージだから、今回映画の伊勢谷さんのかっこよさとはだいぶギャップを感じそう(^^;;

妻夫木聡さんの三枚目役がどれくらい弾けるのか楽しみ♪

映画館で見られるといいな。



読んだ本(5月11日)

2013-05-13 08:02:14 | 読書日記

☆いつもそこにいる~ショウちゃんの闘病と、家族・仲間の絆

清水久美子著 KANZEN社

職場で借りた本。

ミトコンドリア脳筋症という難病と闘った少年とその家族、仲間のお話。

いまだ治療法が見つからない病気と闘う、病気であっても生き抜いていくという姿に自分だったら。。。と思わずにいられなかった。

少年のお兄ちゃんが脳腫瘍でなくなったこともとてもショックだった。

ご両親のその後の話が涙なしには読めなかった。

毎朝、おはようと言葉を交わし、夜、おやすみの声が聞ける、そんな小さな当たり前のことが本当に幸せなんだと思う。


読んだ本(5月4日)

2013-05-04 14:45:42 | 読書日記

☆空飛ぶ広報室 有川 浩 著  幻冬舎

 

最近、ミリタリーに次男がハマっているので、ドラマの空飛ぶ広報室を見始めました。

そして、どうしても原作も読みたくなり書店で購入。(名古屋図書館は予約500件待ちだったので)

有川さんの作品ははじめてですが、読みやすいですね。

本が分厚くて重いので、すごい本を読んでいる錯覚を起こしますが(笑)文字は大きいので大丈夫です。

 

ドラマもかなりはまっていますが、原作もまた違った面白さがあります。

原作とドラマはかなり違うところもアリ。

 

他の自衛隊ものも読みたくなりますね。あと、県庁おもてなし課もいいかも。

 

自分の知らない世界を知るって、いいですね。

本の魅力ですね。

 

 

 

 

 


新しい作品

2013-04-10 23:59:22 | 読書日記

教科書が改訂されて、長男の頃とは違う教科書。

見せてもらうと結構難しいね~。読み応えのある作品がいっぱい!

 

国語の冒頭は詩のあと、重松さんの「カレーライス」。

次男が読んで聞かせてくれたけど、今現在の子供達にすごく共感できる物語だなあ~と感動。

もちろん親の心情や、最後のカレーの味の意味するところまで自分で読み取るのはなかなか難しいと思うけど、自分が悪いと分かっていても素直になれない気持ちは子供達にとってリアルに伝わるだろう。

教室ではどんな授業になるのかな~。

 

音読を終えた次男が、夕食の支度をしている私のところへ来て、

「何かお手伝いすることない?」

と言うので、人参を切ってもらった。

「カレーライス」という教材が、きっと次男の心に響いてくれたに違いない。

 

笑顔の時間が過ごせた。