華灯り

那須高原の旅 day 4

お待たせしてしまいまして。

4日目は
千体のお地蔵様がいらっしゃるという
ミステリースポットへ!

近くに殺生石というものがあり、
夜に行って肝試しする人々もいるそうな。
心霊スポットではなく
神霊スポットなのだけども。

日本各地に千体地蔵様は
いらっしゃるのだけど、
那須高原の千体地蔵様は
旅先での事故や自然災害を
避けてくださるという。

元は、とあるお坊様が
自分のお母さんに対しての
素行が良くなくて、大事にしなかったので
戒めとして災難に遭ったことが始まり。
お坊様をお祀りするため、
最初の1体が誕生した。

その後、寄進者が
お地蔵様を増やして千体になったと。

殺生石は、近づく鳥獣を殺める
と言われている。
温泉の近くで、周辺には硫黄の匂いが
漂っている。

硫黄が濃い場所があり、毒になるので
旅行者を無闇に歩き回らせない
注意でもある。

また、九尾の狐の眠る場所
とも言われる。

美しい女性に化け、
鳥羽上皇の寵姫(玉藻前 たまものまえ)
だった九尾(きゅうび)の狐。

陰陽師・安倍晴明に姿を見破られて、
那須で退治されたものの
殺生石に姿を変えて毒
(濃い硫黄や火山ガス)や瘴気
放ち、多くの村人の命を奪った。
という伝承がある。

現在では、有毒ガスは
あまり出ていない。
時々、排出量が多くなり
立ち入りが禁止される
とのこと。

殺生石は、九尾の狐の退治の際に
3つに割れていて
あと2箇所はどこにあるのか謎、
とされる。

「高田」と呼ばれる場所にあり
会津や越後も入っている。

私は3つではなく高田という地名
全てに散ったのだよ、と教えたい。
3つじゃなく、
破片が意思を以て高田へ散ったのだと。


この日の朝食。

夕べの残り物も出しているので、
写真が混乱する。

千体地蔵様の地は
湯本という場所にあり、
泊まっていた貸し別荘から
車ですぐに行けた。
殺生石は2022年の3月に
自然に割れて
九尾の狐 復活か!
と言われたりしていた。

写真でも、怖いと感じる方々が
いらっしゃるので
載せることは止めておこう。

こうした場に行くと、
すぐに霊視してどうだったか
聞かれるのだけど
世界情勢の予言になったり
歪曲した解釈をされるので、
書くことは控えておく。

あ、それから。

YouTubeなどで
行方不明の子や犯罪被害者などを
霊査や霊索している人々は
一律お金目当てです。

人の酷い不幸、しかも死に纏わることを
ネタにして有名になりたがっている人達。

気分が悪いので、観たことすらないですが
「あれらは本物?」と聞かれることがあり
違うよ!というやり取りの中
一瞬、不気味なその人らの念が
感じ取れて、蕁麻疹が出るくらい。

ああいう種類のことを
エンターテイメントにしている時点で、
残念なことだと捉えてください。

もし、身内の子だったら?
自分の子供がネタにされていたら?
怒りと悲しみ以外、何も浮かばないはず。

見つけようとしている、
何があったか探ろうとしている、
その段階で大きなお世話なのです。

ご依頼が仮にあったとしても、
ご依頼主から許可があったとしても、
大々的に流すことではないのです。


千体地蔵様方。

盲蛇石(めくらへびいし)。

目が見えない蛇さんのため、
越冬に備えて小屋を作ったら
小屋に使った枯れ枝に湯の花が
たくさん付着していて、
蛇さんからの御礼
だった…とされる。

湯の花は、肌を美しくして
病気も治すので、
入浴剤になり化粧品になり、
販売することで生活の糧になった。


大きなお地蔵様。

みんな並んで
大きな手で合掌なさっている。





話しかけてくださるため、
なかなか腰を上げられない。

大好きな場所になり、
夜も来たかったけれど
多嘉良に止められた。

単に傾斜で足元が危ないのと、
夜の山道の運転も大変だから
だと思う。

でも、翌日もまた来たよ。
10月にも行くよ。


お石がいっぱいある。

タラドラもお詣り。







石積みが
あちこちにあり、
倒さずに積むと願いが叶うという
願掛けになる。


公には伝えられていないけれど、
石積みとはそういうもの。

お百度参りの百度石は
標識の役割りだけど、
お社の敷地内のお石を
100個集めて願を掛ける方法もある。







とても落ち着く。
湯本に住みたいくらい。

旅の間、多嘉良が毎日飲んでいる
サプリメント(ネイチャーメイドの
スーパーマルチビタミン&ミネラル)を
飲んでいたら、唇の荒れがなくなった。

それから、毎日飲むことにした。

アメリカ誕生のサプリだからか、
錠剤が大きい。
最初は割って飲んでいた。
今はコツを覚えて
丸飲みしている。

夕食。
餃子のタネを
パイシートで焼いたもの。
私が作るものは、新世代料理。

タマネギ丸ごとコンソメスープには
那須産の大きなキュウリも入れた。
食材が余らないように
したのだけど、美味しかった。

やっぱり、料理は苦手。
マルチタスクだから
だと思う。

そして決まりごとが多いのが
自分の性格上、嫌だ。
これやっちゃいけない、みたいなやつ。
別に良いじゃん!って思う。

例えば
シチューに味噌を入れても
良いでしょ的な。
わりと美味しいよ。

持って来た梅酒。
ストレートまたはロックで楽しむ。

フィンランドオマージュな入浴剤を
入れて、お風呂タイム。
このロウリュという
入浴剤シリーズが好き。

ロウリュは、フィンランド語で
「ゆっくりと降り注ぐ熱気」という意味。

または、ドイツの入浴剤クナイプも
大好き。

娘は中等度のアトピーがあり、
入浴剤は痒くなってしまうので
お湯を取り替る。

アトピー向けの入浴剤も、
体調により痒くなり
何なら、さら湯でも
温泉でも痒くなる場合あり。

でも、森林の近くだと
やっぱりアレルギー反応は
起こりにくくて。
何より、心が穏やかになる。






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