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SPECIALIZEDおおたかの森 輪工房

ルーニーレース!楽しかった

2008-09-25 05:44:29 | 自転車と生活と
このレース、4月から9月まで、毎週木曜日の6時くらいから、ウィスラーのビレッジ周辺のトレールを使って行われています。
すべて主催者とスポンサーが別で、開催場所もそれぞれ!
スポンサーは毎年、前年にスポンサーをしたところが優先で、枠が空くとすぐに埋まってしまうほどの人気ぶり
スポンサーの中には、BIKEショップをはじめ、レストランや他業界のショップ、めずらしいところでは消防署?なども入っているようで
300名ほどの参加者で行われる大会で、しかも参加するのは地元で働いている人たちばかり、仕事上がりにちょっと!ってかんじです。

宣伝効果や収入は期待できそうにないですよねー、日本人的に考えれば
スポンサーになることは、ステータスみたいなものなんでしょうか?
江戸っ子{笑}でいう所の、粋って奴?

はじめに40ドルで登録
あとは一回参加は2ドルで、受付で2杯分のビールのチケットが渡されて、終わったあとはビレッジの中にある今回指定のレストランへ移動して、スポンサーが用意した、食事とビールで毎回パーティです。



さて、午前中からのトレールライドで、お腹いっぱいの状態
一度ステイ先に戻ったら、うっかり15分ほど 落ちましたw

途中でヒッキー君とも合流
スタート地点へ向かい車を走らせると、参加者達がどんどんMTBで、仕事先から直接アップをしながらMTBで自走で向かう光景に出会う
意外と女性が多いのに驚きです。


テーブルに置かれた、缶の中に2ドルを投げ入れて、用意された用紙の自分の名前の中にチェックを入れる
ビールの引換券をもらってスタート地点に並ぶ
初めて参加の自分は、なんだかわからないうちに、スタート時間が過ぎていく

辻さんが、一緒に走りましょうというが
無理無理!
先にいってください~
主催者の説明のさなか、そんな会話をしていたら、いきなりスタート{笑}
あっ!!
始まっちゃったー・・・



コースがどっちを向いているのかもわからないまま、とりあえず辻さんとヒッキーさんの背中を追う
考えていたより、少しショートカットらしい
17時50分
あたりはもう薄暗くなり始めている
今回はライトが必要とのことで、自分は以前大○境のときに使ったライトを、ヘルメットに取り付けてあった。



途中で失速した、ヒッキーさんをパスして、辻さんの背中を追って、少しづつ前の人をパスしていく

ペースを落として自分にあわせてくれている、
前を走りながら、本格的なテクニカルセクションでは、辻さんの的確な指示が飛んでくる

その先右に曲がったらキツイ登りだから、ローギアへ
そこ曲がったら、ログのジャンプ
次にはラダーの急な下り、そしてスイッチバック
ロックフェースのあとすぐ左・・・
はいここは休んで次に備えよう・・・

レースペースなのに、どちらへ道がいっているのか良く見えないので、まったく言われたとおりにするしかないですが、とても走りやすい、さすがです。
今回はスタンプジャンパーなので、樹の根っこは多少抜重すれば、まっすぐに越えられる
何とか後ろを見える範囲でついていく、フルサスでよかった

でっかい丸太は、フロントをあげてもクランクが刺さるので、フロントが落ちる前に、後輪を引き上げてクリアーする
そんなのが、クルクル道を曲げながら、連続で来る
今まで出来なかったのだが、前を走るそのとおりにすると不思議だ
直径が50センチくらいの丸太も、どこもヒットさせることなくクリアーできるようになった

見えない角度で、長いラダーの急斜面がきて、そこでペースがあがった後に、トリッキーなヘアピンのターンが来る
MTBをコントロールすることが、もう楽しくてしょうがない



自分と同じレベルの周りにいるカナディアン達は、根っこが不得意だが、のぼりは馬力があり、シングルの下りは鬼のように早い
しかも、どう見ても50歳は完全に過ぎてる、おじ様たち{w}
さすがにローカル、道は良く知っていて、登りでついていくのがやっとで、なかなか抜けない


開けたところの、ロックフェース
上級者ルートは一つのでかい大岩で、丸い岩なので下に行くほどきつく、見た目には垂直になっている
その手前の分岐で、自信のない奴は右へ行けとスタッフはいっているが、辻さんはかまわず直進、自分ももちろん言葉は通じないので、そのままついていき、ハイスピードのままクリアー

午前中のペンバートンのほうがきつかったから、気になりませんでした
やっといてよかったー・・・

先行していて迂回したカナディアンとスタッフから、喚き叫んだような声で、お褒めの言葉をいただきました。
かなりうれしい~

そのあとはレイクの脇のダブルトラックに出て、ショートクラスと合流
コチラは女性が多い
王滝よりもガレた、そして10%越えのダブルトラックを、いじめのように何度か登らされる

ここで、デジカメを落としたことに気がつく
今まで落としたことはなかったのに、それほど激しいルートを、激しく責めて来た証拠です。
不思議なことに、デジカメをなくしても悔しくない
それどころか、こんなレースに出てるんだからしょうがないって、簡単に思えましたw

一度せまった樹を避けきれずに、サングラスを失う
これは少しだけ戻って、枝に引っかかっているのを見つけた
そのときに後ろから来た参加者に、カメラ?と聞かれたので、イエスと答える
どうやら誰かが拾ってくれたらしいとのこと
こんなところがうれしいです
止まっていたりすると、必ず声をかけて、大丈夫かと聞いてくれます。


そして、急勾配のガレた下りを思いっきり飛ばして、ゴール


150名中、約60位くらい?
満足のいく結果でした。

そしてビレッジまで移動して、パーティ&表彰式



ここはMTBライダー達の社交場?
ものすごい盛り上がりです。


レストランの外には、ずらりと逆さにされて並んだ、100台以上のMTB


ビールをもらって、2階に上がり、ハンバーガーを自分でトッピングする



レースは楽しくて
パーティは美味しくて
すばらしい一日の終わりでした。

デジカメは後日戻ってきました
拾ってくれたレース参加者
取りにいってくれた辻さんにも感謝です。

こんなのまいしゅうかよ~~~~~~と
うらやましいですねー


もう二日後のチャカマスはいいかなー{笑}
そんな気分でした。

まだまだカナダは続く・・・





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