輪工房の店長は今日も遊んでます

SPECIALIZEDおおたかの森 輪工房

MTBメンテナンス

2005-06-19 04:00:15 | 中古自転車、特価自転車
レース直前では、メンテナンスの後の調子を見ることがなく参戦となってしまいます。

今回のレースでは80名からのメンバーが参加します
したがって、7月後半のギリギリでは、メンテナンスが間に合わなくなります。

リヤディレーラーのストッパーの絶妙な位置や、ワイヤーの張り具合はレースとして楽しむためには、一番重要な場所です。

交換して置いたほうがいい、部品もあります。

ブレーキパット・・・まだパットがあるようでも、ディスクピストンが1.5mm近く見えているようなら、交換したほうがいいでしょう、ピストンに汚れが付いて動きが急激に悪くなります、クロスカントリーの場合は、引きずったままになって、車輪の回転が重くなります。

シフトワイヤー・・・、1年以上交換していないものは、ワイヤーが伸びきって硬くなっています、引っ張るときには指の力なので、強引にチェンジできても、戻す場合はディレーラーのスプリングの力なので、きれいに戻りにくくなっています、アウターも劣化し始めています、ワイヤー交換後は、初期の伸びを一度調整しなければならないので、早めの交換がお勧めです。

チェーン・・・チェーンは距離によってなのですが、伸びてくると、チェーンのピッチとスプロケットのピッチが微妙にずれて、抵抗が生じます、ギアチェンジが遅くなるのも、ギアが引っかかってチェンジの時に噛みこむのも、これが原因の場合があります、あまり変えないで乗っていると、スプロケットに、伸びたチェーンのくせが付きやすいので注意が必要です。

タイヤ・・・安全は技術だけじゃなく、タイヤの信頼性も関係してきます、不意のトラブルで、一瞬のうちに止まれるか、交わせるか、または突っ込んで転ぶかは、タイヤの山の残り具合や、コースにあったタイヤの選択、空気圧の設定にかかってきます、しばらく替えてないタイヤは、見えないところで劣化が始まり、グリップが損なわれていることを忘れないようにしてくださいね、ゴムなんですから。

1年1度のお祭りみたいなもの
快適なMTBで、楽しみましょう。

いつも自分でメンテナンスしている方も、年に1度くらいはプロにお任せを・・・
年間に何百台も見ていると、皆さんが気がつかないポイントを見つけることができます、「水抜き剤がしばらくはいっていないようですが・・・{笑}」なーんてセールスは絶対にいたしません。

リヤエンドが少し中にはいってますとか、ここにクラックがとか、フロントディレーラーが1mm高いとか、ワイヤーアウターの長さをもう2センチつめたほうがいいとか、ホイールの縦ブレなど、細かな早いうちなら大事にならない修理ポイントも見つけることができるかもしれません。

早めに持ってきてくださいねー。

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