災害時トイレ問題解決!コンポスト型「花咲かすトイレ」研究所

水を使わない仮設トイレ!地域防災に関する研究グループ「上高田住民フォーラム(東京都中野区)」公式ブログ

テントをもっと使ってほしい!

2016年05月08日 | 上高田住民フォーラム
4月21日に市民防災研究所の伊藤英司主任研究員にお会いしました。

彼は4月19日、20日と熊本県の益城町と西原村に調査に入りました。

「なぜ中越地震のときのエコノミークラス症候群の教訓が生かされないのか」
今日に至るまで、車中泊が続く現状を彼にお聞きしました。

伊藤さん曰く、

自衛隊のテント提供はなし 

 少なくとも益城町や西原村には、自衛隊提供のテントはなかった。

 中越地震のときには、1週間後には自衛隊がテントを提供し始めていた。また、希望者には自宅近くに
 簡易ハウス(コンテナのような形状のユニットハウス)も設置されていた。

 これらは陸上自衛隊の野営用テントやユニットハウスを設置することを新潟県が政策として採用したことを意味する。

熊本県のエコノミークラス症候群対策にテントはなし

 同県が配布している「エコノミークラス症候群の予防について」のチラシには
 「適度な水分をとり、足の運動をするなどーーー」と書かれているが、テント活用の文言はない。

ここから先は、私の考えです。

新潟県から応援職員も行っているだけに疑問は膨らむばかりです。

はたと気がついたのが、安倍政権が地震直後に熊本県に「全避難者の屋内避難」を求めたことです。
この指示が後々までも、影響を与えているのではないかと疑いたくなりました。

大型テントを張って車中泊の人々を収容するという発想では、まさに収容でしかありません。

一つの家族がのびのびと眠れるテントを個別に提供する方がずっと、気持ちが安らぐと思います。

繰り返します。
中越地震では個別の家族へのテント・ユニットハウスの提供ができたのです。

今、できない理由がわかりません。
不可解です。












 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。