前回続きです
トイレに行きたい
目が覚めました。
もうすぐ、上野原駅(下車予定の四方津駅一つ手前の駅です)。
「トイレに、行っておかなくっちゃね」
「えっ、でもどうする! トイレ、一番後ろの車両よ!!」
・・・・・
「ほら、もう上野原!!」
「ザックをしょって行きましょ。トイレ入ってそのまま降りる、ネッ」
二人で最後部車両へ急ぐ。
(乗っているのは一両め。トイレがあるのは5両目です。)
「Hさんに、言ってこなかった!」
「大丈夫、言ってきたわよ」
四方津駅からは犬目行きのバスに乗ります。
電車着予定が、8:29 バス乗車 8:34。
5分の余裕がありました。
ところがこの日、立川駅で乗車した時から遅れてまして、
まもなく四方津駅のこの時点では3、4分の遅れ。
このまま行くと、乗り継ぎバスに間に合わない。
トイレは車内で済ませておきたいのです。
やっと5両目。
あらまあ、トイレ使用中の赤い文字。
もう、上野原駅を過ぎていましたから、「一人しか入れないね」
ところがこの方、ぜんぜん出てこない。
目的はたせず、四方津駅に到着。
泣いてはいられない、ホームを走り改札口を飛び出して・・・
(横目で、タクシーがあることを確認。)バス停留所まで走ります。
うー、運転手さん、バスの外に出て待っててくださいました。
(これに遅れると次は11:24分です )
「うわぁ、ありがとうございます。す、すみませんが、駅のトイレへ行ってきても良いでしょうか」
「いいよ。」
なんて優しい運転手さん、(T-T) ウルウル
走ってトイレを往復。
シートに座ったら、バスが動き出しました。
車内の人が、なんとなくにこやかな感じ。
ちょっと恥ずかしかったですが、皆さん、待っていただいて有難うデス
落ち着いたら小腹が空いてきまして、ホットコーヒーとコロッケパン を食べました。
その後は、手袋、帽子、カメラをウエストベルトに通して身支度完了。
犬目バス停下車。・・・犬目登山口9:00歩き出しです。
扇山 1137.8m
ほどなく、扇山山頂10:40~10:55
扇山・百蔵山は2度目ですが、記憶に残っているのは富士山の展望のよさ。
この日も、期待にこたえてくれました。
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中央本線の大月、笹子駅辺りまでの沿線は、冬の陽だまり山行にお奨めの山が目白押しです。
扇山、百蔵山もその一つ。鳥沢、猿橋駅の北側(下り方向右側)に二つの山がデンと座してます。
百蔵山 1003.4m
扇山から百蔵山へ
扇山からは、せっかく登ったのに、もったいないと思うほど、どんどん標高を下げ。。。
また登り、アップダウンを繰り返し進みます。最後の頂上直下の登りは、半端じゃない。
北斜面ですが、この暖冬に雪はついていませんでした。
凍っていたら危険。よく利くアイゼンが必要ですね。
苦しい急坂のあとは、素晴らしい展望が待っています。
百蔵山山頂12:50~13:30(昼食)
(太陽の光がまぶしく、スキルもないので、このような写真になりました。
お見苦しくて恐縮です。)
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南方向の空けた百蔵山の展望は、本当に素晴らしくって
「あっ、ここはいい!!」と言葉が漏れてしまいます。
この写真には写っていませんが、右には三ツ峠山。
左には、道志の山々が連なり、遠く丹沢の大室山らしき山も見えました。
10年も前になるかと思いますが、あの時は頂上の桜を眺め、折り重なって連なる山々を眺め、
心行くまで時を過ごしたことを思い出します。
そうそう、あの時は一人でした。
ゆっくりと、山歩きをさせていただきました。
歩かないで楽しむのも、趣味の一つです(笑い)。
乗り継ぎがあると、トイレのタイミングも大事ですよね、行きたいときにいければよいんですが
それにしても、素敵な眺望です♪♪♪
山並みが美しい~
良い歩きが楽しめましたね、月末からチョット海の向こうへ
出発までの・トイレなどの・慌しさ・大変でしたね。
でも、お天気も味方・バスの運転士さんも 良い方ばかりでよかったですね。
冬の澄んだ空気の中 山歩きが出来て本当によい1日を楽しまれてラッキーでしたね。
車があると便利ですよね。
何時だって、どこだって行けちゃいますものね。
高速の運転が苦手で、個人山行は、もっぱら電車です。
中には車でないと、とんでもないタクシー料金がかかったりしますが、
そのようなところはツアー利用。もしくは仲間を誘ってみます。
かように、寡作でして、休日に遊ぶとますます持って拍車をかけます。_(^^;)ゞ
写真は難しくって、もっと上手に写すことが出来たら臨場感が増すのですけどね・・
ですから、ここで済ませておくかどうかは大問題なの。
で、ばたばた騒ぎということでして
それでも一回途中で・・・でした。
もちろん山の基本ルールは、守ってますよ。
もともと富士山のよく見えるところでして、お天気
でしたから、満足満足でした。
登山口の最寄り駅トイレに、いかに早く並ぶか、そのためには何両目の車両で下車すればよいか、前もって考えておきますよね。
このときは、居眠りをしたこともあって、うっかりしました。
優しい、運転手さんで助かりました。
乗客の方々も、登山者と地元の方でしたが、お年寄りが多くそんなに急いでいるふうにはお見かけしませんでしたから、ホッとしました。
今度はどちらにおいでになるのでしょう、ブログアップが楽しみよ。