無農薬無化学肥料で、バラや野菜を隣り合わせに栽培しております。そんな庭には、虫がたくさんいますが、昆虫を観察するのも愉しみの一つと考え、殺生することもなく、放置しております。
ただ・・・
スズメバチの存在は微妙です
それでも、共生中。黄色足長スズメバチ程度の小さめの蜂ですが。
昨年、出入口近くに巣をつくり、迷惑だと思っていたところ・・・もっと大きなスズメバチが現れ、蜂の子だけでなく、蜂の巣まで食いました。その後、玄関脇のカエデの葉っぱに隠れ住んだ黄色足長スズメバチたちは、あまりにもか弱く、電気の検針さんが葉をどけるまで存在を知りませんでした。葉っぱに群がり、身をすくめる蜂たちが憐れになり、そのまま放置。30センチ脇を日に何度も通るのですが、威嚇されることもありませんでした。
そして今年・・・昨年の場所から約1メートル離れた窓の近くに巣を作ってしまいました。
他には・・・
敷地内の電信柱。これも黄色足長スズメバチです。やはり30センチ脇を通ります。
スズメバチから約1メートル離れたところに、性格の温和な蜂さんの巣がありました。こんなに近かったら殺されちゃうけど、教えてあげることもできません
蜂に刺されないために大切なことは、
蜂の巣の、早期発見です
※蜂がブンブンしている場所近くに巣がある可能性有。止まって周囲を観察してみる。葉の裏など意外な場所に巣があることも。
生き物は、子と巣を守ります。そのためには、命がけで闘います。巣があることを知らずに、巣を叩けば刺されます。しかし、あちらも無駄死にはしたくないでしょう。敵意・殺意がない者に、攻撃をすることは殆どないようです。私は、10年近く前に、知らずに巣を叩いて刺された後は、一度も刺されていません。私の家族は、刺されやすいタイプです。これは、自然の中に、ガサガサッと分け入るためです。自然を尊敬する私は、そーと歩きますし、ガサッと音がすれば、年齢を感じさせない素早さで逃げ出します。自然を甘く見てはいけませんよね
蜂との共生のポイントは
●蜂の巣の早期発見をし、巣には近寄らないこと。作り始めは1匹程度なので、留守にすることがある。壊すなら留守中を狙うこと!
私は、ハナバチが大好きです。区別ができない人にとっては怖い存在かもしれませんが、花の蜜を吸ってるハナバチさんたちは、いつも忙しく、怖がってる人間をかまっているほど暇ではないようです。「どいて~忙しいのよ~」と叫んでいるように思えます。カンパニュラやジギタリスの花の中に入り込んでる姿は本当に可愛い。花びらを滑っている姿は、愛しいものです。
数日前の夕方、窓下の蜂が姿を消し・・・大きなスズメバチに子を食われたのだと思いました。「可哀想・・・
これで網戸を替えられる・・・
」天使と悪魔の声が囁きました
しかし、しばらくすると3匹の蜂さんが巣に戻っていました。「夕飯?一緒に外食ですか??」とスズメバチの巣に向かって呟きながら、落胆している自分を感じました