昨日、8月9日は、観音信仰のあるお寺では、千日まいり、もしくはそれと同様の法要が催されてるところがありました。
千日まいりという名前ですが、別に千日間お寺に御参りすると言うようなことではないです。
四天王寺はさすがに敷地も広く、たくさんのお堂があります。
なら、西国三十三所の5番札所の葛井寺も行かなくても良かったのでは?とかもなしですよ。
千日まいりという名前ですが、別に千日間お寺に御参りすると言うようなことではないです。
千日参りとはこの日1日にお参りすると、4万6千日ぶんの功徳を得られる日とされており、また、この日にお参りすると、一生分のお参りをして功徳を得たのと同じと言われています。
なぜ一生分なのか?なぜ4万6千日分なのか?気になるところですよね。
その理由は一説に、一升にはいる米つぶの数が46000粒だからということと、一升と一生をかけたダジャレみたいな所が理由だったりもするそうです。
その理由が嘘か本当かはわかりませんが・・・
ということで昨日8月9日に千日参りに行ってきました。
最初に行ったのは、 藤井寺の千日参りです。
もちろん最近はコロナおもありますので人が多ければ、参拝を、やめようと思っていました。
だけど、台風が来てる真っ最中ということと、本来、千日まいりは夜の法要がメインなので、朝の早い時間だったということもあり、人がまばらで十分なソーシャルディスタンスを取る事が出来たのでお参りしてきました。
こちらの葛井寺の御本尊である千手観世音菩薩は、725年に、聖武天皇が造像された観音様で国宝にもなってて、御開帳も限られている秘仏です。
こちらの井戸は弘法大師お手掘りの井戸です。
台風の合間の晴れで、この後は雨風が絶好調だったようです。
台風の合間の晴れで、この後は雨風が絶好調だったようです。
そしてこの後にもう一つ向かったのが、聖徳太子が建立したお寺である四天王さん。
四天王寺でも千日まいりをされてると知り、行って参りました。
四天王寺はさすがに敷地も広く、たくさんのお堂があります。
千日まいりは、どこでしてるのかな?と思いきや、太子堂というところでお参りできるそうです。
本来、法要の時間に正式な祈願をしたいところではあるんですが、やはりコロナかということもあるので、なるべく人がいない状況で参拝したいと考え、お堂の前での通常の簡略的なお参りですませました。
昨日は台風ということもあったので、全体的に人も少なかったので、正式参拝でお願いしてもよかったかな?っと後で少し思いました。
ということで足早に四天王寺を後にして、最後もう一つ、千日まいりをしているお寺にむかいました。
ということで足早に四天王寺を後にして、最後もう一つ、千日まいりをしているお寺にむかいました。
そう、こちらは、中山寺。聖徳太子が創建されました。
中山寺は、千日まいりとは言わず、星下り大祭と言ってます。
この日に、お参りすると46000日分の功徳が得られるという千日まいりに得られる功徳と同じで、さらに中山寺な場合は、この日は、星が降る如く、西国三十三所のお寺から観音様がこの中山寺に集まるとされ、この日にお詣りすると西国三十三所に御参りしたのと同じ功徳がえられるともされているんです。
なら、西国三十三所の5番札所の葛井寺も行かなくても良かったのでは?とかもなしですよ。
46000日✕3の功徳ありがたすぎです。
因みに、葛井寺も中山寺も真言宗のお寺ですが、うちは浄土真宗系です。
ですが、そんなの関係なくありがたいし、こういう中山寺のように境内で七福神詣りができる時などは、七福神の各お堂でご真言を唱えます。
日本の宗教は、宗派レベルでどうのじゃなく、神様と仏様、場合によったら海外の神様ともフュージョンさせて、有り難く御参りする神仏習合も当たり前なので、得られる功徳はどこからでも、有り難く感じます。
てか、神社とお寺の区別がついていない人も多いですが、それでも良しとする寛容さがあるのが、日本の宗教文化の良いところだと思っています。
というわけで、本日は以上になります。
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