
内容・・・欧米の伝説「取り替え子」の物語。子鬼(ホブゴブリン)が
人間の子供をさらい、自分たちの一人と取り替えてしまう。
7歳のヘンリー・デイはある日ホブゴブリンたちにさらわれ、
ホブゴブリンの一員として「エニデイ」という名前をもらい、
そのまま成長せず、ともに暮らすことになる。
一方人間界にもぐりこんだ子鬼は、ヘンリー・デイとして父、母、妹に囲まれて大人になってゆく。
感想・・・「チェンジリング」、取り替えっ子伝説を元にした物語です。
取り替わって人間になった元妖精と、取り替えられて妖精になった元人間の思いを
それぞれの側から交互に語られていく物語。
翻訳物は、まどろっこくて苦手なんですが、
読み進んでいくと面白かったです。