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アールテック日記

TOTOサザナ1216 空間をアレンジ施工

桜区でのユニットバスの工事が完了しました。


タイル張りの在来工法の浴室から、ユニットバスに入れ替えです。今回の工事にあたって難関になったのが、奥の出窓の空間スペースです。
手前の洗い場までの寸法ですと、1216サイズのごく一般的なユニットバスが収まるのですが、外側にはみ出した出窓部分のスペースがなくなってしまうので、随分と狭くなってしまいます。
ここの空間を残し、なおかつユニットバスで仕上げるというアレンジを考えました。


まずは解体です。ここのところユニットバスからの交換が多かったので、解体も楽な方でしたが、久しぶりのタイルの解体は大変でした。








そして、今回の工事のきっかけとなった腐食部です。タイルの浴室に良くあるひび割れからの漏水、そして腐食、シロ蟻のパターン。この時期は、大量発生してます。平屋部分の荷がかかってない柱でしたので、継ぎ足して補強です。土台も交換、補強です。


出窓の残す壁の部分はアレンジしてキッチンパネルを施工です。これで一番幅のある窓枠を設置して奥行きを稼ぎます。





初めての試みでしたが、うまくおさめることができました。お施主様もすごく喜んでいただいたので、こちらもやったかいがありました。

ユニットバスなんかは、決まりの中でやらなくてはいけないので、いろいろと制限がありますが、経験と発想でできる限りの要望には応えていきたいなと思います。

6月からの怒涛のユニットバス月間は、こちらの5週連続のフィナーレを迎え、ほっと一息です。我ながら、うまく段取りをできたかなと思いました。(誰も誉めてはくれないので😅)

景気は、先行きが見えず不安ばかりの日々ですが、目の前の事を一歩ずつ歩いて行きたいと思いますね。



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