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アールテック日記

音羽山 清水寺 福男選手権

先日、大学の後輩からLINEが届きました。


なにやら、年に一回の福男を決める坂登選手権をおこなうので、告知して広めて欲しいとの事です。そう、うちの大学は仏教系の学校で、後輩はここのお寺の住職なのです。

今まで知らなかったのですが、千葉県のいすみ市にある、この清水寺、西暦807年に建立された歴史のあるお寺だったのです。そして、この清水寺、板東三十三観音霊場の三十二番霊場になっているのです。
この、板東三十三霊場とは、平安の戦乱の世のあとに、敵味方を問わず、供養や平和への祈願が盛んになって、鎌倉時代初期に開設されたものです。
関東地方に散らばっている、三十三箇所のお寺を廻り、観音様の前で真心をもって一心に観音の御名を称えれば、我々の苦悩を救ってくれる、と言うことみたいです。

そんな事を興味をもって調べていくと、いろいろと面白い事がわかってきます。まぁなんとなく、学生の頃やっていた学業が仏教系だったので、興味を持ってしまうのは性なんでしょう(笑っ)ただ、仏教だけを見ていると、言葉がサンスクリットからきているためか、ちょっとわかりづらく、また、魁!!男塾みたいな、あて字の漢字ばかりで(男塾ファンすみません)わかりずらいのですが、日本の歴史と照らしあわせて見ていくと、とても面白く、覚えやすいものになります。

鎌倉あたりからの、仏教は、大衆に受け入れられ、誰でも念仏を唱えたり、座禅をすれば救われる、と言う時代になっていきます。(それまでは、山にこもり、修行をして悟りを得たものだけが、極楽浄土にいけると言う仏教、それでは、一般の庶民はいつまでたっても救われない、と言うことになってしまいます)

そんな中で観音様を巡り、極楽浄土への道を開く、そんな感じでの巡礼が流れとして出来たのではと思います(すごくざっくりで、個人的見解も入っとります)
ちなみに、板東三十三霊場は全て回ると総距離、約1300キロになるそうです。最近は御朱印を集めるのが流行りになっていますが、チャレンジしてみるのも面白そうですね。何でも、一番から順番に回るのは、配置的には効率が悪いみたいですので、番号にこだわらず、近場から攻めても良いみたいです。そういう意味では、うちの事務所に近い所に、第12番の慈恩寺があるのを発見したので、(こんな近くにあったのもちょっとびっくり)早速足を運んでみようかと思います。そして、その次の13番は、浅草寺になっていて、そんなメジャーにうちの慈恩寺(勝手な地元愛)が肩を並べているなんて、、と涙を潤ませてしまうのです。

さて、話はかなり脱線してしまいましたが、来年の1月にこの清水寺にて、第一回の福男を決める坂登が開かれます。どこかで聞いた事のある福男と言うフレーズですが、せっかくの後輩の連絡、これも縁と思って参加してみようか?と思っている次第です、はい。一応コースを見てみると、結構きつそうな登り坂なので、まだまだ決断には至ってはいません(笑っ)

ぜひとも興味のある方は福男、参加してみてください!当日、ぷらっと行っても、人数制限はないのでみんな走れるみたいです。



坂登か~、、、

それよりも、三十三霊場巡りの方がいいかな~


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