ここの有名な和菓子は、時の鐘最中、です。
岩槻で仕事に関わって、はや四半世紀になりますが、今回買いに来るのは、おそらく記憶の中では2回目、なのか、なぁ?と言うくらい久しぶりの来店です。
こちらの時乃鐘田中屋さんは、明治37年創業の老舗和菓子屋さんです。ここの名物の時の鐘も最中は、天皇陛下献上品としても有名らしいです。お土産物として買いましたが、折角ですので、どんな味なのか、社員向けにも八個入りを買ってきました。
あんは、小豆つぶしあん、柚子あん、白きんとんあんの3種類あって、そのうちの小豆と柚子をいただきました。いたってシンプルで素朴な味で、なかなかの美味です。
さて、この最中のモデルとなった時の鐘は、岩槻の観光名所のひとつになっている場所です。
こちらの時の鐘もかなり歴史が古く、設置されたのは1671年、との事。途中手直しはされているのでしょうが、かれこれ350年近く経っている鐘で、現在も1日三回、鐘を鳴らして時を知らせているのです。
実は、岩槻に長く携わっているのに、この鐘の存在に触れる事なく今日まで来ていました。まさか、こんなに歴史があるものだとは、知らなかったです。
では、なぜにそんな事になっていたのか?と、自分なりに考えて見ました。
時の鐘、実は場所が住宅街の地味な場所にあるのです。さらに、駐車スペースがなさそう(近々リサーチしてきます)。
そして、岩槻が観光として少しうまくはないのかな~と、思うところは、由緒ある名所が動線としてうまく繋がっていなくて、さらにひとつひとつのスケールが小さい(観光協会の方々、すみません💦)感じが否めないという所でしょうか、、、
岩槻に長く携わってきた身としては、これからそんな岩槻愛をここで紹介できたらと思う次第であります、はい。
ちなみに、この時の鐘がある渋江、そこの交差点には弊社の看板が設置されております。
最後はちょっと宣伝ですね💦