今回の搬出ルートは、勝手口からになります。床の養生をしっかりして解体です。
今回の工事は、ユニットバスの交換ですが、洗面所の床に開いた穴の腐食部分も、しっかり補強して行きます。
浴室に入る部分の床が腐食していることは良くありますが、ここまでひどいのは初めてです。また、ユニットバスで水漏れをおこしているケースは、今までありませんでしたので、そこはしっかりと原因を掴むことと、それに伴った補強をしていきます。
解体した浴室は、トラックに積み込んで行きます。
ユニットバスの床下もかなり大変な事になってます。輸入住宅のメーカーさんの建物で、一階の床をフラットに張った後に、ユニットバスを置く方式ですが、おそらく、ドア付近からの水漏れ、ユニットバスの下のベニヤが腐食、ユニットバスの脚のボルトが乗っているところが、腐食により陥没、ユニットバスの床が沈み、さらに水漏れ、という流れにでここまできたようです。
何しろ、床の腐食部分が広範囲ですので、全てを撤去していきます。
撤去した後に、部分部分で補強していきます。
隣接する廊下、トイレの床下も塞ぐ前に補強です。
ここまで、2日間の作業です。
通常、ユニットバスからユニットバスの交換は、4日の工程で進みますが、今回は、余裕を持っての工程をいただきました。
建物は、一件、一件作り方や、使用条件が違いますので、リフォーム工事はなかなか工場生産のようにはいきません。それが苦労するところ何ですが、最終的には、お施主様の悩みをしっかりと理解して、解決できればと思いますね。そこが、この仕事のやりがいと、醍醐味なのかな、と思います。