今日はダカールラリーの車に乗ってみました。
やっぱりレース用の車は、その割り切りとこだわりが違いますね。
ラゲージルームには、でっかいタイヤとスコップと数えきれない工具。
後席は400リッターを超えるサイズの燃料タンクが鎮座しています。
また、その燃料パイプは極太で、
ルーフから直下のタンクへズドンと給油するようになっていました。
室内はロールバーでガチガチになっています。
内装のトリムはまったくついていません。
もちろん、エアコンもなし。
シートの脇には消火器が・・・
すっごい迫力です。
途中、突然、夕立がきましたが、
なんと・・・
天井にある通気口からジャブジャブと雨水が室内へ流れ込んできました。
現地では雨なんて降らないから関係ないんでしょうね。
ダカールラリーのルートは大変治安が悪いそうで、
これまでも何度かテロや襲撃があり、
走り終わると銃弾の跡が車両についていることも多々あったそうで、
テロ予告て直前に中止になった2008年以来、
南米で行われています。
しかし、なんで今でもダカールラリーって呼ぶんでしょうか。
やっぱり知名度なんでしょうね。
ロードブックの読み方を解説してもらいましたが、
これは初めて見るとまったくわかりません。
距離と簡単なイラストと記号だけのノートで、
レース直前に渡されて、これを見ながら走るそうです。
しかも、かなりアバウトな表現。
!は注意。
!!は怪我する。
!!!という記号は、用心しないと死ぬとうことだそうで、
ロードブックには!!!がたくさん書かれていました。
ナビはもちろんありません。
こんな感じで1000km近く走るなんで、
人も車も耐久試験をされているよう。
ほんと、過酷な競技ですね。