リニューアル☆姐さんの日記帳 gooバージョン

長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものこそ思へ

いつも「ごめんね・・・」とは思っているんだけど。

2016-02-13 20:33:42 | 子どもたちの淡い恋心
誰が、どこまで、考えて理解しているか、分からない。
というか、ある程度、分かっていてもバラつきはあるし、
仕方ない、というか・・・

バニプッチちゃん。3年生の彼女は、メアリーとも仲良し。
今も時々、一緒に登校している。
そのバニプッチちゃん。
実はジャックが好きなのである。
ずーっと前から。

だけど、ジャックはいつもメアリーと遊んでいる。
二人で、デートすることもあって、バニプッチちゃんに
「いつも、ごめんね。」と母は心の中で、つぶやいている。

今日、ジャックが言った。

「学校で、バニプッチちゃんが『明日、チョコレートを渡したい。』
と言ってくれているんだけど、
その待ち合わせがちゃんと話せなくて、場所も時間もちゃんと話が出来ていないから、
電話をしたいんだけど、電話番号、分からない。」と。

バニプッチちゃんの携帯電話の番号は姐さんの携帯には入っている。
そのため、私の携帯から、ジャックに電話させた。

そこまで、頭は回らないと思うけど、
もしかしたら、回る程度には成長しているかも知れない。
メアリーママの携帯からの電話=ジャックはメアリーママと一緒にいる
=メアリーもそこにいて、一緒に遊んでいる。

これ、ひどいよねえ・・・
と思いつつ、他にやりようもない。
目の前で、他の女の子と話すジャック。
「ごめんね。学校で話が出来なくて。」と言いつつ、待ち合わせのこととか訊くと、
「もう、家に届けた。」らしく、「ありがとう。」だけで、
電話を終えた。

一瞬、悩んだわよ。
メアリーと過ごしているその時間に抜けて、もらいに行くのもどうかと思うし、
かといって、バニプッチちゃんの渡したい気持ちも分かるし。
ジャックだって、ただ、もらって、「ありがとう。バイバイ。」は
ひどすぎるだろうし。

メアリーママとしては、「勝った~!!」と思うワケよ。
でも、パニプッチちゃんの気持ちとしては
「『手渡ししたかった』と思っていると思うよ。」と言うと、
「俺もそう思う。」と。

メアリーの電話一本で飛んできてくれて、
メアリーと過ごしているバレンタインデー前日。
明日も約束している。
メアリーはリクエストのチョコレートチーズケーキ。

バニプッチちゃんとしてはサイアクだと思う。
他の女の子とデートしていて、その子の母親の携帯電話を借りて、
電話連絡をもらって、本人に手渡しも出来ず、話したり、遊んだりも出来ない。

でも、ごめんね。
ジャックとバニプッチちゃんの応援は出来ないんだよ。
私はメアリーママだから。

選ぶのはジャックだよ。
でも、今は、ジャックはメアリーを選んでくれている。
それが、泣けるほど、嬉しい。

ジャックとメアリー、このまま、ずーっと幸せな時間が過ぎますように。
バニプッチちゃんにはジャックの他の素敵な彼氏が出来ますように。


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