健康と鍼灸マッサージ in キュアーズ長町 season 14 宮城県仙台市太白区長町七丁目にある鍼灸マッサージ治療院

ぴーちゃんによる鍼灸マッサージ雑学と独り言・14年目&食いしん坊な食べ歩き日記とクライミング雑記

介護予防指導者研修

2008年03月03日 | マッサージ
昨日、「介護予防研修に参加してきました」まで書きました。
実は研修会の後に、有志の先生方と仙台駅前の居酒屋さんで飲んじゃったので、日記更新が思うように出来ず、とうとう力尽きて寝てしまったのでした。
今日は気を取り直して書きましょう。
参加してきたのは宮城県鍼灸マッサージ師会の、「介護予防指導者研修」という研修です。
つまり、マンパワーとしての鍼灸師・マッサージ師を地域の中で、どのように活用していくか、行政にどうやってアピールしていくか、提供するサービスにはどのようなものがあるのか、などなど概略とシステムについての解説と、実際に鍼灸マッサージ治療院を活用しようと思ったら、どのようなサービスが実施できるのか、その具体的な方法について実技を交えての講義でした。
介護予防といっても、いわゆる「介護予防」から、地域支援事業、いきいき教室のような事業まで、かなり幅広く、対象となる高齢者の集団によっても提供サービスの段階が変わってくるようでした。
実技では、筋力アップのためのトレーニング方法、バランス力アップのためのトレーニング方法、測定・評価など、実施するに当たってのイントロダクション的な部分を実習しました。
なかなか楽しい研修会でした。
昨日の研修は第1弾とのことで、今後は何回かシリーズで研修を行うようでした。
確かに、マンパワーとして地域の治療院を活用できたら、地域のお年寄りは助かるんだろうなと思いました。
急速に進展する少子高齢化社会に鍼灸マッサージ師も参画する時代が来たんだなと思った、ぴーちゃんなのでした。
高齢者福祉も、児童福祉も、どちらも大切ですからね!!
今日はここまで。


顔面マヒのマッサージ 子供の顔面神経麻痺

2008年02月29日 | マッサージ
こんにちは。ぴーちゃんです。
今日はマッサージの話を一つ。
以前、顔面神経麻痺(まひ)の治療について書きました。
これに関連した話なんです。
どんな話かといえば、子供の顔面神経麻痺の治療についてです。
キュアーズ長町では、小児鍼で夜泣き・疳の虫(かんのむし)の治療をすることは多いので、子供の治療そのものは珍しいことではないんですね。
でも、小児顔面神経麻痺の子供が患者として来院したときは、さすがに驚きました。
ご両親から病院での治療について伺うと、子供も大人と同様の治療方針のようでした。
3歳児の小さな子供が、入院して検査や点滴、注射などの治療を受けたことを思うと、「よく頑張ったね!偉いぞ!!」と誉めて上げたくなりました。
医療機関での顔面マヒの治療経過、症状の回復具合も、大人の場合とさほど変わりません。
ある程度、回復してしまうと「症状固定」→「経過観察」ということで、特に治療手段が無くなってしまうようでした。
子供のことですので、大人と違って「成長と共に回復」という、自然回復・自然治癒といった期待もあるのかもしれません。
そんなことを言っても、ご両親にしてみれば「このまま麻痺が残ってしまうのではないだろうか?」という、心配も危惧も痛いほど分かります。
ぴーちゃんとしても子供のことだけに、出来るだけ正常な状態に近づけて上げるには、どのような治療方法がベストなのか悩みました。
子供なのだから小児鍼で治療すべきか、いやいや、大人と同様に鍼をして低周波鍼通電がいいのか。
はたまた、子供の神経再生能力を信じて顔面のマッサージが効果的なのではないかなど、それはそれは悩みました。
でも、入院生活で天敵や注射など、決して快くはない治療を受けていた小さな体に、これ以上、苦痛を伴う治療を選択することは、出来ることならば避けたいという気持ちが正直な本音でした。
そこで、ぴーちゃんは考えました。
本人に「小児鍼」を見せて、触らせて、さらに前弯を出してもらってマッサージをしてあげて、「どっちがいい?」と尋ねてみました。
結果は「火を見るより明らか」で、「マッサージ」でした。そりゃそうですよね。
本人とよくよく話をして、「曲がった顔はイヤ」「がんばる」ということで決まり、顔面マヒのマッサージによる治療開始です。
マッサージをしてみると、大人と違って「アッ」という間に顔色に赤みが。
こわばっていた表情筋も緩んで徐々に柔らかさも戻ってきます。
ほっぺが柔らかくなったところで、頬を膨らませてみたり、いろんな顔をしたりと表情筋のリハビリです。
ご両親、お爺ちゃん・お婆ちゃんも頑張って通院してくれました。
他の誰より頑張って通院したのは「本人」であることは、言うまでもありません。「治りたい」という小さな決意のおかげで、奇跡的な回復をみせてくれました。
治療開始して1年も経たないうちに、ほとんど麻痺が分からないくらいまでに回復してくれたのです。
後日、ご両親のお話によると、病院の受診時に担当医師から「すっかり良くなって、本当に良かったね」と言われたそうです。
その子も大きくなって、今では小学生。
時々来院しますが、全くと言っていいほど麻痺してたなんて分かりません。
もちろん、この子が特別驚異的な回復を見せてくれたのかも知れませんので、一概に「全員が回復します」と言い切れないのですが。
将来ある子供のことだけに、症状が回復してくれると嬉しい限りの、ぴーちゃんなのでした。
今日はここまで。


フェイシャルマッサージ☆

2008年02月23日 | マッサージ
昨日の日記に書いた、「シンドール」でカレーを食べてからの帰り道、地下鉄の電車の中で相棒が「目の下のクマは薄くならないの?」と尋ねてきました。
あまり気にしたことはなかったみたいですけど、職場で「顔色が良くないね」と言われて、ちょっと気になっているみたいなんです。
なので、キュアーズ長町に帰ってきてから、フェイシャルマッサージをしてみました♪
顔の状態をよーく観察してみると、確かに薄っすらとクマが。
触診してみると、ほっぺが硬い、顔がむくんでるような感じ、おでこ・こめかみ・頭皮が突っ張っているような感じでした。
きっと、仕事で目の疲れがたまってるのとストレスがたまってるのとで、表情筋がこわばってしまっているんでしょう。
と、いうわけでマッサージ開始♪
アゴ、顎下、口角、頬、小鼻、顎関節、目の下、目じり、こめかみ、眉毛のライン、眼窩のライン、目頭、おでこ、前頭部、頭頂部、側頭部、耳たぶ、耳の後ろ、乳様突起、胸鎖乳突筋、鎖骨周囲と、筋肉・リンパ・欠陥の流れを考えつつ、細かく丁寧にマッサージ。
もちろん、顔、頭には経穴(ツボ)が、たくさんあるので「気」の流れも意識しながら経絡にもアプローチ。
マッサージを終えて鏡を見てみると…!?。
「すごい!!」の一言。ジッと鏡を見つめる相棒。
くまは薄くなり、顔には赤みが刺し、目はパッチリ、鼻筋がシャープに、むくみも取れてシュッと小顔、リフトアップされたと驚いてました♪
「ほっぺが柔らかい!!」と言うので、改めて頬を触ってみると、ホント見事にプリプリしてるのにマシュマロみたいなプニュプニュのほっぺに♪
柔らかいのに弾力のある、まるで赤ちゃんのお尻みたいです。
あとは、この効果がどれだけ持続するのかが楽しみ♪
昨日の朝は洗顔した時に、顔がツルツルお肌で驚き、今朝もツルツルお肌で驚いてました☆
ほっぺもプニプニのままで、リフトアップは持続中とのこと♪
さてさて、相棒の美顔は何日続くでしょうか!?
こんなに喜ばれるなら、またしてあげようと思った、ぴーちゃんなのでした。
今日はここまで。


顔面マヒのマッサージ

2008年02月20日 | マッサージ
こんにちは。ぴーちゃんです。
今日はマッサージの話を一つ。
昨日、顔面神経麻痺(まひ)の鍼治療について書きましたので、その続きです。
キュアーズ長町に来院される顔面神経麻痺の患者さんに対する治療としては、鍼治療(低周波鍼通電療法)をして、その後に顔面部のマッサージを行います。
鍼治療で症状を緩めてから、さらに麻痺してしまっている筋肉(表情筋ですね)の緊張緩和と血行促進を図るためにマッサージするわけです。
表情筋は、体の中で割りと小さい筋肉ですので、肩や腰のマッサージのようにダイナミックに揉むわけにはいきません。
なので、小さく、細かく、丁寧にマッサージを施していきます。
この顔面マッサージの手技を、ぴーちゃんは学生時代に「乳房マッサージ」の話にも登場した、川名律子先生に習ったような覚えがあるんですよねー。
あ、話が逸れてしまいました。
で、顔面神経麻痺のマッサージでも、鍼治療と同じく神経の走行、筋肉、リンパの流れを考慮しながら行っていきます。
治療の後では、麻痺筋の結構状態は改善されて血色が良くなっていて、こわばっていた筋肉も柔らかくなって、表情のぎこちなさも、かなり軽減しています。
もちろん、鍼治療でも書きましたが、、一朝一夕では良くなりませんので、ある程度の治療期間がかかってしまうのを覚悟してもらう必要はあるんです。
キュアーズ長町では、鍼治療とマッサージを併用して顔面神経麻痺の患者さんの治療に当たらせてもらっています。
この顔面マッサージの手技は、健康な人にもフェイシャル・マッサージ、顔面リンパマッサージとして応用できるので、美容鍼灸を希望される患者さんには鍼治療の後、フェイシャルマッサージとして行っています。
顔面麻痺で硬くなった表情が緩んでくれると嬉しい、ぴーちゃんなのでした。
今日はここまで。


乳房マッサージ

2008年02月18日 | マッサージ
「乳房マッサージ」といっても、真面目なマッサージの話ですので、あしからず。
このマッサージは、読んで字の如く「おっぱい」のマッサージです。
授乳期のお母さんが、何らかの理由で母乳が出にくくなってしまい、おっぱいがカチカチに張って固くなってしまったりした時に行われる、ちょっと特殊なマッサージです。
一般的には、産婦人科や助産院の助産師さんが行ってくれることが多いです。
有名な手技としては、「桶谷式」の乳房マッサージが有名です。
この「乳房マッサージ」ですが、あん摩マッサージ指圧師の業務範囲でもあります。あまり知られていませんけど。
ぴーちゃんも学生時代、「乳房マッサージ」の手技を学びました。
教えてくれたのは、今でも忘れません、鍼灸師で助産師でもある、川名律子先生です。
授業では本物の乳房を使うわけにはいきませんおで、シリコン製の乳房モデルを使っての実習でした。
蒸しタオルや、マッサージ・タルクを使っての実践的な授業。
一通り先生が手順を見せてくれて、いよいよ順番に学生が乳房モデルにマッサージです。
ぴーちゃんも緊張しながら、先生に手技を見てもらいました。
全員を見たところで先生の評価です。
「やっぱり男子の方が上手ね」ですって。
これには女子も凍りついてました。
男子も何と反応していいか分からず、微妙な表情。
まぁ、先生の言いたいことは分かるんですけど、あまりに豪速球のストレートだったもので、誰も受け止められなかったんですよねー。
これは、ぴーちゃんの学生時代の思い出話ですけどね。
最近では、授乳期の乳房マッサージだけでなく、女性の美への探求からバストアップ・マッサージとしても、乳房マッサージのニーズが高まってきていますね。
胸の筋肉は案外、緊張して凝っていることが多いですし、リンパの流れを改善してあげると気持ちいいものです。
バストアップ・マッサージは、お風呂上りにセルフマッサージとして行っても、効果がありますよ♪
と、真面目なマッサージの話でした♪
今日はここまで。