ゆったりベルギーライフ(旧・ゆったりアメリカンライフ)

2006~2011年米国ケンタッキー州レキシントンの生活を終え、2016年5月ベルギー・ブリュッセルでの生活スタート

haru-mado アメリカ最後の補習校 ~Part1 幼稚園

2011年06月13日 | アメリカ幼稚園

急遽、本帰国が決まったので、大慌ての我が家です。

6月11日土曜日、補習校もharu-madoにとって最後になりました。

(補習校は、アメリカの現地校の夏休みと重なるように、6月から7月に夏休みがあります。)

 

madoは、この日 『七夕の日』で、浴衣を着ることになりました。

日本のおばあちゃん(←こういうと、叱られる、haru-mado)に、6月に送ってもらった浴衣。

日本では、少し浴衣の販売には早いため、けっこう探し回った様子。 アメリカで着れてよかったね。

七夕の由来について、紙芝居やクイズがあり、子供たちも興味深々の様子。

   

こういうのを見ると、『やはり、週1回でも、日本人幼稚園に通ってよかった』と痛感します。

七夕の歌も知らなかったmadoですが、この日から毎日歌ってます。

 

この後、S先生が、madoのお別れ会を開いてくれました。 madoもうれしそう。

らいおん組のみんなにカードを渡すこともできました。 

そして、体育担当のK先生が、『おかあさん、七夕の短冊見ましたか?』といわれ、見たmadoの短冊。

 『mado かえらない』の文字が・・・・。

K先生、副担任のY先生とともに、号泣・・・・。 もう、やめてよー先生!!

たった週に一度の日本人幼稚園ですが、madoは毎週金曜の夜になると、

うれしくて眠れなかったほど楽しみにしていました。

小さな子供であろうと、日ごろ、現地校で少なからずストレスを抱えて生活しています。

そんな子供たちのオアシス的な場所です。 

そしてここは、とても大事な幼児期に必要な『日本人の文化』を教えてくれる場所であったということでした。

先生方、お世話になりました。 どうぞ、これからも、このすばらしい幼稚園を続けていって欲しいと願っています。

 

☆以下は、私の個人的意見です。 5年間 アメリカで子育てをしてみての感想です。 

  人それぞれ、いろいろな意見があると思います。 

  ただ、今感じていることを、私なりにここに記しておきたいと思います。

   

  『週に一度だから・・・・』という理由で、お子さんを日本人幼稚園に行かせるのを

  ためらっている親御さんがいるとしたら、

  私は、『週に一度でも! 日本文化に触れさせてあげて』といいたいです。

  『家庭で、日本語を話していれば、日本文化に触れていると同じこと』と感じているのなら、

  それは少し違う気がします。

  日本で育った親が当たり前に思っている日本文化の小さなことが、アメリカで育っていく

  日本人の子供たちには欠けがちです。

  この幼稚園は、週に一度だけなのに、本当によく考えられて運営されていると思います。

  一度、覗いてみてはいかがでしょうか? 

  子供たちの目の輝きをみれば、分かってもらえると思いますよ。

  HPはこちらです。 → http://www.ukjpk.org/

 

 



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1 コメント

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Unknown (京都のコーヒーや)
2011-07-04 23:08:06
素敵な先生方に出会えたのですね。
大人より子供のほうがちゃんと 物事の本質を見抜く力があるように私は思います。

だからこそ、の この短冊のメッセージ。

ここでの経験が 彼女の日本での新しい生活で絶対に勇気の源になってくれると信じます。

日本での教育現場でも同じことが言えると思います。
心を尽くしてくださる先生はいらっしゃいます。
そこに気づけず 勝手なことばかり言う親が
多すぎるのかもしれません。

忘れちゃいけないことだと 思います。
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