カルハ染織研究室

染め紡ぎ織りの日々と田舎の暮らし
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藍染のワークショップ終わりました!

2021年07月05日 | ワークショップレポート

昨日はNHK文化センターでの藍染のワークショップでした。

またまた夢中になりすぎて、写真が少ないのですが、

布を畳んで、それぞれ模様をつけて楽しみした。










自由に持参していただいたショールや手ぬぐい、ブラウスなどもよく染まりホッとしました。






今回の藍染液は昨年、樽で3つ仕込んだ沈殿藍を活用しました。






しっかり色が出たことに感動し、
少し自信を持ちました。

沈殿藍についてはまた改めて書きたいと思っています。

帰ってからは畑仕事を少し。









今年も沈殿藍を作りたいと思います。



藍染ワークショップ

2019年09月26日 | ワークショップレポート
ご覧いただきありがとうございます。
カルハ染織は岩手で染め・織り・つむぎを中心に制作とワークショップなどの普及活動をしています。

ワークショップはご予算やご希望に応じて内容は毎回組み立てています。糸や生地、道具のオーダーもお待ちしています。
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久しぶりに藍染のワークショップを開催しました。

今回は杉澤ピアノ調律所さんのレンタルスペースをお借りしました。



自由に染めたいものをお持ちいただき、

染めました。

素材によって染まり方がいろいろなのが面白いです。












用意した藍染液には、少しですが先日畑で刈った藍から抽出したものを加えることができました。

畑からこんなに美しい青が生まれるなんて
神秘的です。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


ハーブ&スパイス染め レポート

2019年07月15日 | ワークショップレポート
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涼しい7月です。
 
7月には2回連続講座で
ハーブとスパイスを使った染めの講座を開催しました。
 
地元で買い求めやすいハーブとして、
ローズヒップとハイビスカス、マテ茶、ペパーミントなどを用意しました。
 
ハーブによっては高温で色が飛んでしまうものもあるので
調べながら進めました。
 
まずは水抽出やアルカリ抽出で色素を取り出します。
 
 
 
この時点では濃いのですが、なかなか染まらないのが現実です
 
今回は牛乳や豆乳を染み込ませた布を各自用意していただきました。
 
 
 
初日はあっさりめに染まりました。
 
 
 
2日目はシソ、玉ねぎの皮なども加えパンチの効いた色たちが集まりました。
 
 
前回あっさり染まったマテ茶やローズヒップとハイビスカスにもリベンジ
 
 
 
酸性で抽出するかアルカリで抽出するかで
こんなにも色の幅が広がるとは!
 
 
こちらは安定の染め上がり
玉ねぎの皮
 
 
媒染を使い分けてみました。
 
シソもピンクになりましたが、乾くとどうなったのでしょう?ぜひ見せてくださいね!
 
濃く染まることにあまり期待せず、身近なもので染めてみるといろんな発見があり、面白い!と思ったハーブ染めでした。
 
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
 
 
追伸
シソで染めたシャツはほとんど色落ちしてしまったとのことでした。鉄媒染だと染まる可能性がありますが、あの鮮やかな紫色が消えてしまうのが悩みどころ
 
その後、ご自宅で染めた糸を見せていただきました。
左からローズヒップ、ハイビスカス、マテ茶です。
並べるととてもきれいです。
 
 
見ていて飽きない癒しの色でした。

毛糸を自分で作れる喜び☆

2019年06月11日 | ワークショップレポート
 
「手紡ぎの時間」という講座を今年の4月より開講していて
 
昨日はその3回目でした。
 
前回まではスピンドルの使い方やコツをお伝えしてきており、
 
この日は紡いだ糸を蒸して仕上げるのと、糸や毛を染める内容でした。
 
 
 
まずは蒸すために木枠に巻き取りました。
まだ撚りが戻るので糸としては未完成です。
蒸したら冷まして、次は枷をとって糸の全長と重さを記録し、番手を出します。
 
最後に毛糸玉にして完成です。
 
 
 
できたてのホカホカ糸
どの糸もボリュームはあるように見えますが、
とても軽い!
 
優しく優しく紡がれたのがよく分かりました。
 
私自身、小さい頃から
手芸屋さん行くのが大好きで毛糸を買っては編んだり織ったりしていました。
 
毛糸を自分で作れる手紡ぎ、ということに出会ってからはもっぱらそれのトリコです。
 
 
 
 
 
 
同時進行で染めを楽しみました。
 
 
糸や原毛、Tシャツなどを染料を各々ブレンドしての染色です。
 
 
 
 とてもステキな色に染まっていました。
 
 
 
 
カルハ染織の講座やワークショップでは、
参加される皆さんが好きなものを持ち込み、好きなように染めたり織ったりできます。
 
決まった道具を買っていただく必要もなく、お持ちの道具や手作りの道具を使います。
貸し出しできる道具も多数あります。
 
 
型にはまらず、実験的にいろいろ試してみたい方や、リメイクなどに挑戦してみたい方はぜひご参加ください。
 
 
 
7月期は北上教室と盛岡教室で合わせて5講座開講します。
 
 
盛岡教室…………………………
 

 

 
 
 
 
北上教室…………………………
 
 
 

 

 
 
 
 
講座では、皆さんのやってみたいことを
どんどん取り入れて進めていますので是非お気軽にご参加ください!
 
キャンセル待ちの講座もありますが、なんとかしますのでまずはお申込みしてみてくださいね!
 
 
 
 
 
 

ソラを染める、織る③

2019年03月03日 | ワークショップレポート
早いもので3月。

ソラを染める、織る のワークショップもラストの回です。

みなさん、コツコツ織り進めていらっしゃいました。



糸端の処理や房の処理をしていきます。





モチーフにした写真はこちら↓




スッキリするとステキな作品が!




こちらも模様が徐々に織り出されていきます。


モチーフにした写真はこちら↓



染めた糸のグラデーションが繊細な模様となって現れました。
円はとても細かく織らないと出てこないのですが、初めてとは思えない出来栄えです!

この織木枠では袋状のものを織ることもできますので、今後のみなさんの作品も楽しみです。
受講いただきありがとうございました!



追記

完成したとのことで後日見せてくださいました。



下の木のところも細かく織っていて丁寧に表現されています。
木枠で細かく織るのは大変だったと思います。お見事です!


ソラを染める、織る②

2019年02月03日 | ワークショップレポート
2回目のソラを染める、織るの講座。

前回染めた糸が乾きました。



かせを玉巻き器で毛糸玉にします。

くるくる……




お二人の染めた糸と元の写真を並べてみました。






足りない色糸を探しながら、台紙に糸を巻きサンプルを作ります。



この糸で後半は織り始めました。

参考に引き返し織や綴れ織をご紹介しました。

次回は1か月後です。

ソラを染める、織る

2019年01月27日 | ワークショップレポート


ご覧いただきありがとうございます。
カルハ染織は岩手で染め・織り・つむぎを中心に制作とワークショップなどの普及活動をしています。

ワークショップはご予算やご希望に応じて内容は毎回組み立てています。糸や生地、道具のオーダーもお待ちしています。
E-mail:karuha.dw@gmail.com

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今更ですが、

今年もよろしくお願いいたします!


今日はNHKカルチャーセンター北上教室での講座の日でした。


「空(そら)を染める、織る~木枠で織る小さな織物〜」

というタイトルで、好きな空の写真をもとに糸を染めて、小さな木の枠で織りの作品を作る内容です。

その1回目の今日は

写真のトリミングや色の抽出とそれを基にしての毛糸染めです。




写真のどの部分を参考にするのかトリミングしてみます。





染料のボトル。ブルー2種類、レッド2種類、イエロー、オレンジは1種類です。




写真のようなオレンジを目指してオリジナルブレンドです。




次回は染めた糸で織っていきます。

手軽に楽しめる染め スオウ編

2018年02月25日 | ワークショップレポート

久しぶりの投稿となりました。

寒い日が続いていますが、煮込む系の染物にはぴったりです。

今日のワークショップの材料は…

紫タマネギの皮・みかんの皮・ニホンアカネ・スオウのチップの4種類です。

媒染はミョウバン液と手作りの鉄媒染液です。

それぞれ煮出し染液を取り染色スタートです。

短い時間なので同浴で煮出しながら染めました。


ミカンの皮からはとてもいい香り。
濃くは染まりませんでしたが、部屋中を爽やかな香りで包んでくれました。



こちらがミカンで染めた綿。



こちらは紫タマネギの皮の鉄媒染。
タマネギの皮はたった5gしかなかったのですが、深いオリーブ色が現れました。
やはり絹はしっかり染まりました。



スオウの染液は濃くとれてオレンジ色。
割り箸や糸で絞りの模様をつけました。



媒染液につけます。こちらはスオウの鉄媒染。深いパープルが現れました。



こちらはミョウバン媒染と無媒染を染め分けされたもの。糸を解くと花びらのようなグラデーションが現れました。
(お見せしたかったのですが写真撮り忘れ)



こちらも素敵な模様が出ました。



麻素材の服もしっかり染まりました。この赤はスオウのミョウバン媒染で得られた色です。染める前の布の素材や元々の色によって雰囲気が変わってきます。



茜は少量だったのですがほんのりピンク色になりました。皆さんうまく染め分けをされてとても鮮やかな作品が生まれました。



次回は化学染料で思い思いの色に染める予定です。

お楽しみに〜♫

ステキな糸とフェルト

2017年06月13日 | ワークショップレポート
先日のワークショップでは、紡いだ糸をむしたり、染めた羊毛をフェルトにして遊んでみました。

蒸して綛にします。ご自分で洗い、毛ほぐしした羊毛を紡いだそうです。素朴でとてもステキな糸です。



丁寧に紡がれた糸。美しいグラデーションもそのままでました。


前回染めた羊毛を見せてくださいました。素晴らしい染め分け!



後半はフェルトに挑戦しました。
皆さん丁寧で私より上手です(゚ω゚)


楽しい!と言って頂けたのが本当に嬉しかったです。また、遊びに来てくださ〜い!

毛糸の精錬

2017年01月17日 | ワークショップレポート
1月のワークショップの準備をしています。

今回は羊毛をパステルカラーに染めよう!という内容です。

昨日から材料の毛糸の準備を始めました。



毛糸の精錬にはいつもモノゲンを使いますが今回はウール用の液体洗剤を使ってみました。

なおかつ水から60℃くらいまで加温し、冷めてからすすぎました。

水はベージュに濁りました。やはり多少の油や汚れがあるんですね〜
匂いからも防虫加工してあると思われます。

この毛糸がどんな風に彩られていくのか楽しみです。

マゼンタ、イエロー、シアンで染める

2016年05月30日 | ワークショップレポート
週末のワークショップの準備を始めました。

今度のワークショップはハンドカードを使って羊毛を好きにブレンドして手紡ぎやフェルト作成に生かすものです。

ポルワスのトップとスカード、ダニーデンを少々。



写真はポルワスのトップです。


染める色は基本の3色。



マゼンタ、イエロー、シアン(私がそう呼んでいるだけです。)

早速、染め。



この毛をハンドカードでブレンドしていろんな色を作ります。

混ぜ具合で色のバリエーションが出るのも楽しみです。

まだ、申し込みを受け付けていますのでお近くでご興味のある方はどうぞ~

NHK文化センター北上教室での開催です。


申し込み
NHK文化センター盛岡教室 電話 019-622-6611


羊毛を染めようのワークショップ

2016年01月31日 | ワークショップレポート
今日は染めのワークショップでした。

材料は好きなものを持ってきてOK。

材料をおまかせ、という方は毛糸か羊毛を染めます。

色見本から色を選び、まずは染料の調合で基本の赤、青、黄を混ぜて色を作りました。微妙な色合いを出せるよう、試行錯誤です。






こんな風に染分けをされた方も。



みなさんステキです…私の分も染めて欲しいです。

以前のワークショップに参加された方からはその時に染めた糸、そしてダンボール織り機で織った作品を見せてくださいました。



みなさんの作品や感性に触れると私も刺激を受け、意欲がでます。

次回は内容を変えて6月に開催しますので、お近くのかたはどうぞご参加ください。(NHK文化センター 岩手 北上教室です。)