2018.2.2(金)
週末。
仕事を終え、早々に帰宅。
夕食を済ますと、ハルガレージでボードにワックスがけをする。
そう、今晩からハチ北に向かう。ハチ北に1泊して、スノーボードを楽しむことを毎年の恒例行事にしている。
先週久万スキーランドへ行ったものの、ボードの手入れはというと、昨年3月に春スキーパックで格安のハチ高原ツアーを満喫して以来やっておらず、出発直前になってワックスをかけなおす始末。
いつも何事もギリギリまで取り組まない性格は変わらない、いや変えられない。
宿もそうである。常宿にしている<ハチ北ラドン温泉さかえ>も空いているだろうと思い込み前日まで予約を入れなかった。
今年は別のところで滑るのもいいかと、奥伊吹に行くか大山か、それとも瑞穂にするか迷っていたこともある。
ギリギリまで決められなかったこともあり、前日に予約をいれることに・・・。
結局、旅館の目の前にリフトが走っているという利便性、つまり休憩時にビールを飲んでも車を運転することなく宿にたどり着けるということで、ハチ北を選択した。参加者全員が誰に気兼ねすることなく、滑った後の乾いた喉にビールを流し込むことができる(笑)。
しかし、さかえに電話を入れると、なんと予約で一杯。
もう十数年前に泊まったことがある<わさびや>に電話を入れると、いましがたキャンセルが出たとのことで、何とか宿を確保することができた。
わさびやはさかえからもう少し上に行ったところにある旅館。
22:30にMさんと松山を出発。
24時過ぎに坂出でFUKUFUKUさんをピックアップして、3人でハチ北に向かった。
今年は全国的に雪が多い。明日も雪マークになっている。昨年2月、D5が埋もれてしまう程の大雪に見舞われたものの、極上のパウダースノーを満喫したハチ北ツアーを思い出し、心躍らせながら瀬戸大橋から但馬へと車を走らせていく。
道中積雪はなく、03:30にわさびやの前の駐車場に到着。
宿が開く7時までの間に仮眠するが、その前に買い込んできたチーズやチャーシュー、魚肉ソーセージにおにぎりをフルフラットにしたD5のシートに広げて、ランタンを灯して、道中の無事を祝し小宴会を開催。
その後、みんな就寝。
7時に起きて、<わさびや>にチェックイン。朝から部屋に入ることができる。
十数年振りのわさびやだが、驚いたのがホスピタリティの高さである。宿の1F駐車場にはにレンタルも兼ねスタッフが常駐し案内をしてくれる。ボードやスキーを置くところ、ブーツやグローブの置き場まですべて宿泊客毎に名前付きで割り当てられてあり、横について説明してくれることもあり、スムーズに心地よく運ぶようになっている。滑った後も、駐車場に帰ってきて所定の場所に道具などを置いておけば、あとはスタッフが乾燥室で乾かしてくれて、翌朝はきちんともとの場所に戻しておいてくれる。
これは今まで体験したことがないシステムだっ・・・、心地いいぞっ!
お金を掛けずに始められるサービス、これが集客の原点であったはずだ。
BACK TO THE BASIC
上質な雪に恵まれる鉢伏山にある老舗のスキー場。しかし課題は、年々減り続ける積雪量とそれに比例して減少するスキー客。
インフラの整備の必要性は感じるが、それだけに目を向けてはお金がかかるばかりで、もしかしたら話が大きくなり過ぎてまとまりにくくなっているのかもしれない。こういうやり方で少しずつでもリピーターを取り込むやり方もあるんだなと・・・。
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チェックイン
着替えて目の前にあるリフト乗り場へ向かう。
現在時刻は7:55。リフトは8時から。
MさんとFUKUFUKUさん
リフトを降りて皆が向かう中央クワッドには向かわず、折り返して誰もシュプールを刻んでいない新雪に、さあドロップイン!
新雪を何度か味わった後、中央ゲレンデへ。
降りしきる雪の中で、約1年ぶりの本格的な滑りを楽しむ。やや体に力が入りながらも、時間が経つのも忘れて何度も滑り返す。
もう2時間も滑っただろうかとふと思い時計を見ると、まだ9時。なんと1時間しか滑ってない。
中央クワッドは、リフトのスピードが他のリフトに比べて早いのと距離もさほど長くないので滑りを繰り返した回数に比べて、時間の経過が遅かったようだ。
北壁まで上がって何度か滑り、11時頃昼食。
毎回楽しみにしているランチタイムのビール。
チーズやソーセージをあてに、もう一本。
1時間半ほど休憩している間に、天候が回復。
16時前まで滑り、1日目は終了。
近年になく真剣に滑った。思いの外カーヴィングが切れて、若い頃に戻った様な感覚。
スノーボードってこんなに楽しかったかなっと、久しぶりに感じた。
旅館に帰ってお風呂に入る。
「飲むんだったらUCC♪ いつでもどこでも~UCCコーヒー♬」と口ずさんでしまうあなたは昭和の人。
17:30に、夕食のコールで目が覚める。
夕食はもちろん但馬牛のすき焼き。
おいしそう!
松葉ガニスーパードライで乾杯!
満腹の後、部屋で二次会を開催するが、3人でワイン1本を空けるのが精一杯。順番に眠りに落ちていく。
おやすみなさい ・・・・・2日目に続く。