大佳農産(はるかのうさん)の美味しい京丹後ぐらし

東京暮らしから一転、京丹後で新規就農した日記

サツマイモの芽が出るのを待っていまーす♪

2022-04-06 22:49:43 | さつまいも

大佳農産がサツマイモの苗を種芋から育てるのはこれで3回目です。
苗を自分で作る3大メリットはうちの場合

1)自分で育てるのが楽しい(大変だけど)

2)経費の節約(自分で作ると8円、買うと30~50円)

3)他地域の病気(主に基腐病)を持ち込まない

となります。

温度をかければもっと早く始められるのかなと思いますが、他の作業もあって今年も京丹後の標準、4月1日に育苗を開始することになりました。

近所の先輩農家さんから教わった方法で、ハウスの中に小さな畝を作って透明ビニールべた掛けで地温を確保しようと試みています。

こうして保温してなんとか地温30度をキープすることができれば2週間くらいで芽が出てくるんだそうです。この時期に地温を30度まで上げるのは難しいです。芽が出てくればもう少し低い温度で管理することになるので少しだけ楽になります。

この日はハウス内の温度が43度だったのですが、もう少しってところまで上がっています。

でも、気を抜くとあっという間に気温が上がってしまって今度は蒸芋になってしまうので、天候を見ながらちょいちょいハウスを見に行かなければなりません。

気温と天候の関係を記録してなんとか外気温が20度ぐらいで晴れていると、ハウス内の気温が45度ぐらいまで上がって丁度いい温度になりそうだな~というところまでわかってきました。

そのくらいの温度で管理するためには、今の時期だと午前10時ぐらいと午後3時半ぐらいに開け閉めが必要です。丁度他の作業の真っ最中でそれを中断してハウスに行かねばならないのでなかなか面倒ではあります。

スマート農業だと地温が下がったら加温して暑くなったら喚起して、なんてことが自動的にできるんだろうな~。

ま、苗を数千本作るためだけにそんな設備投資はできませんよね~。

1か月半の育苗期間はハウスに通い続ける日々が続きます。


今年の最優秀賞は君だ!

2021-10-27 21:08:00 | さつまいも

べにはるかは定植してから150日目が一番大きくて美味しいんだそうです。120日で可食期に入るので、そこで収穫してしまうのもありなんでしょうけど、やっぱり一番美味しい時に採りたい!

そこでなるべく定植してから150日を目指して掘るのですが、京丹後では11月に入ってくると霜が降りてくる危険があります。霜が降りてしまうと今度は腐りやすくなってしまうので、その前に掘り切ってしまわなければなりません。

今年は当分霜がおりることはあるまいと2週間天気予報を見ながらお芋をいつ掘り切るか検討中です。

今日掘ったお芋は、ちょうど150日経ったお芋なので美味しいに違いないです。

その中でも特に立派なのが出てきたのでお披露目しま~す!

測ってないですが、少なくとも1.5kgはありそうです。一株でここまでついているのはなかなか珍しいことです。

実際にはうちの畑ではこの半分くらい付くのが普通です。小さいのがたくさんついているときや、どーんと大きすぎるのが一つだけとかというのも結構あるので、ちょうどいい大きさのがたくさん付いているこういう株を掘ったときは気分が良いですね♪

こんなのばっかりだったら、サツマイモ御殿が建つのにな~(*'▽')

 


美味しくて見た目も綺麗なシルクスイートだけど。。、

2021-09-24 22:25:58 | さつまいも

昨日から本格的にシルクスイートを収穫しています!

大佳農産の畑はどうもシルクスイートとはあまり相性が良くないみたいで、期待した収量が採れないことが多いのですが、今年は雨が多かったせいかお芋の肥大は良かったみたいです。

といっても、一本の苗に一個特大のが付いているパターンが多くて、まだまだ工夫が必要な品種です。

そんな中で、こんなお芋が採れました😳

まぁ美味しそう!

と思うかもしれませんが、実は…

左が450g位の狙ったサイズで、右が上の写真と同じお芋です。

こんなのばっかりだったら、困ります〜💦

けど、可愛いので拾ってきてしまいました😆

これからひと月かけて、少しずつ掘っていきたいと思います。

ちょうどいいサイズのがたくさん取れますように❣️