4月の一番好きな作業は南瓜の育苗です♪
通常、南瓜の苗は本葉3~4枚の頃といわれていますが、京丹後では育苗期間10日ほどの双葉定植を採用する人が増えています。
双葉定植のメリットはまず育苗期間が短いことです。
他には生まれたばかりなので活着が良いので通常の大きさまで育てた苗に生育がある程度追いつくこと、一度くらいは遅霜にあたっても復活することなどがあります。
72穴のセルトレイに種を蒔いて28~30℃で保温してあげると、3日目ほどで種が持ち上がってきて、6日目には種から緑の双葉が見えてくるようになります。
ここまでは加湿にならないように気を付けて水やりは控えますが、こうして緑が出てきたらたくさん水が必要になるので朝たっぷり水をやります。
セルトレイの中の土はとても少ないので、晴れた日はすぐに乾いてしまいます。乾くとしおれて枯れてしまいますので、お昼ごろに見に行って土が乾いているようならまた水をやります。
発芽適温は28~30℃ですが、こうして芽が出てしまったら今度は22℃前後でキープするようにします。
ハウスの中はちょっとした天候の変化で気温が大きく変わってきますのでこの時期は気を抜けないのですが、その期間が10日間だけというのは双葉定植の大きなメリットかな~と思っています。