大佳農産がサツマイモの苗を種芋から育てるのはこれで3回目です。
苗を自分で作る3大メリットはうちの場合
1)自分で育てるのが楽しい(大変だけど)
2)経費の節約(自分で作ると8円、買うと30~50円)
3)他地域の病気(主に基腐病)を持ち込まない
となります。
温度をかければもっと早く始められるのかなと思いますが、他の作業もあって今年も京丹後の標準、4月1日に育苗を開始することになりました。
近所の先輩農家さんから教わった方法で、ハウスの中に小さな畝を作って透明ビニールべた掛けで地温を確保しようと試みています。
こうして保温してなんとか地温30度をキープすることができれば2週間くらいで芽が出てくるんだそうです。この時期に地温を30度まで上げるのは難しいです。芽が出てくればもう少し低い温度で管理することになるので少しだけ楽になります。
この日はハウス内の温度が43度だったのですが、もう少しってところまで上がっています。
でも、気を抜くとあっという間に気温が上がってしまって今度は蒸芋になってしまうので、天候を見ながらちょいちょいハウスを見に行かなければなりません。
気温と天候の関係を記録してなんとか外気温が20度ぐらいで晴れていると、ハウス内の気温が45度ぐらいまで上がって丁度いい温度になりそうだな~というところまでわかってきました。
そのくらいの温度で管理するためには、今の時期だと午前10時ぐらいと午後3時半ぐらいに開け閉めが必要です。丁度他の作業の真っ最中でそれを中断してハウスに行かねばならないのでなかなか面倒ではあります。
スマート農業だと地温が下がったら加温して暑くなったら喚起して、なんてことが自動的にできるんだろうな~。
ま、苗を数千本作るためだけにそんな設備投資はできませんよね~。
1か月半の育苗期間はハウスに通い続ける日々が続きます。
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