大佳農産(はるかのうさん)の美味しい京丹後ぐらし

東京暮らしから一転、京丹後で新規就農した日記

ブロッコリー&カリフラワーも発芽しました♪

2021-07-28 22:45:16 | キャベツ

昨日で猛暑もひと段落、今日は苗のお世話やコリンキーの出荷がありましたが、久しぶりにのんびりモードでした♪

今年の育苗は今のところ順調です!

写真はこの夏3回目の苗。キャベツとブロッコリーとカリフラワー少し。

どれもアブラナ科なので、双葉の様子はほとんど同じに見えますね!
写真からははみ出していますが、あとでわからなくならない様に、印を立てておきます。

そういえば、3回目はこれまでよりも軸が長くてもしかして徒長気味!?

少しだけ涼しくて発芽適温に近くてまだ暗い内に発芽しちゃったのかも???それとも気のせい?

なんて近くで成長を見守れる育苗ってやっぱり楽しいです。

大規模、効率化って言葉とは程遠いですが、こうして何度も分けて育苗することで、一年に何回も同じ作物を育てる経験ができるのはなかなか良いことかもしれないと感じています。

 


南瓜がもうすぐ仕上がりますよ~♪

2021-07-27 23:02:43 | 南瓜

この猛暑の中、なるべく外で作業をしないようになんていわれても、雨の日に収穫した南瓜は腐りやすいので、雨が降る前に南瓜を採り切ってしまわなければなりません!!!

早朝の涼しいうちに収穫できればいいのですが、朝早過ぎても朝露がついているとそれはそれでいけないので、大量の水分を用意して臨みました♪

明日からの雨の前に、現時点で完熟している南瓜を収穫して今年の南瓜の収穫がようやくひと段落つきました。

つやつやして可愛いでしょ♪

収穫した南瓜は風通しの良い涼しい場所に3段に積み上げて乾かします。

そしてこのまま1週間~10日ほど寝かせると、でんぷんが糖に変わって甘さが増すのです!

一番手前の南瓜は一昨日採ったものですが、もうすでにエボ(へた)の部分が乾き始めていますね!

出荷まであと一息まできました!


狐が戻って来てたのね!

2021-07-26 00:02:54 | 日記

このところ日中は南瓜の収穫で忙しいので、玉ねぎの袋詰めは夕方から夜にかけての作業になります。

作業場の駐車場辺りは住宅街ではありますが、裏がすぐに山になっていてイノシシが頻繁に出ます。最近では熊の目撃情報もあるので夜に行くのは結構怖い場所です。

今日もこわごわと駐車場に入っていくと、小さな動物が前を横切りました。

近所の猫かな、これならイノシシいないかも!と少し安心して停車すると、ヘッドライトの先にいたのは狐でした!

山の中に戻っていく前に急いで写真を撮ろうと思ってエンジンを切ったら、車の前まで戻って来てポーズをとってくれました(*'▽')

こっちを見てる!?

いや、そうでもないか( ´艸`)

iPhoneカメラの限界★
全然動かないので、そのままずっと見ていたかったけど、そんなわけにもいかず、ヘッドライトを消して作業場へ向かいました。

畑の周辺では年に数回狐を見かけることがありますが、この辺りは人家も多く、狐はいなくなってしまったときいていました。大佳農産の育苗ハウスも同じ地域にあるのですが、去年も柵の中なのにハウスの前を大きな母イノシシとウリ坊が走って行ったりして、狐がいてくれれば・・・と思っていました。狐がいないとイノシシの数が増えてしまうので、狐がいることはありがたいことなのです。

今夜狐に出会えたことはとてもうれしい出来事でした(^^)/


種苗メーカーおすすめ!生きるか死ぬかのキャベツ育苗😆

2021-07-21 23:23:58 | キャベツ

梅雨が明けた途端の猛暑に若干夏バテ気味なんじゃなかろうかと水を多めに飲み、炎天下の作業を避ける日々です。
皆さまいかがお過ごしですか?

ハウスの中は早朝から軽く40度を超えています。

こんなに暑いんじゃキャベツが枯れてしまうのではと心配になりますが、らーくらくスーパーホワイトという熱と光を遮る資材をハウスの屋根にかけてあるので、意外と耐えられます。

今年最初のキャベツ、発芽率90%以上、苗は80%取れればいいなという計算です。

ここまでくればもうすぐ折り返し地点です。

えっ、こんなに小さいのにもう半分なのと思うかも知れませんね😆

今、すでに本葉が1、2枚。キャベツは本葉が3枚半といわれていますので、あと2週間もしないうちに定植適期になっちゃうのです。

要するに夏場は播種から約22日と考えれば良いようです。

種苗メーカーさんに栽培のコツを訊いてみたら、生きるか死ぬかの水管理でお願いします!と言われました。

育苗期間中に水をあげすぎて軟弱な苗にすると、圃場におろした時にへたってしまいます。

夕方になって、土が乾いてちょっと萎れるくらいでも、心を鬼にして水をやらないでくださいとのことでした。

今年は急に暑くなって人間はバテバテですが、キャベツにとっては問題ない環境らしくてよかったです。

さて、昨日種を落とした2回目のキャベツにとってはどうでしょうか⁉️

明後日の朝、ドキドキです。

 

 

 

 


暑い夏のキャベツの育苗は発芽前に涼しいところに置くのが肝心★

2021-07-15 22:58:33 | キャベツ

今年の秋冬野菜、播種一番乗りはキャベツです!

播種後4日目の双葉でーす❣️

野菜には収穫したあと長く保存できるもの、圃場で長く置いておけるもの、次々採れて長く収穫できるものなど野菜によって特性があります。
キャベツの場合は、真冬の全然成長しない時期を別として一つの作型でおおよそ2週間ぐらいしか収穫できる時期がありません。
2週間経ったら割れてきます(;'∀')
そのため大佳農産の場合は10月から4月までキャベツの収穫をしますので、単純計算で14回ほどに別けて種を蒔くことになります。
品種によって仕上がるまでの時間も違ってくるので、うまく同じ日に種を蒔いて収穫時期はずらすことができる場合はそれを組み合わせたり、他の品目も同じ日に蒔いて少しでも効率よくできないか検討を繰り返すのも大切なお仕事です。

一番乗りのキャベツは、10月中旬に収穫することを目指して7月10日に蒔きました。

京丹後はまだ梅雨明けしていませんが、ハウス内は急に暑くなったりして発芽適温をすぐに超えてしまいます。
すると全然発芽しなかったり、発芽がそろわなかったりでうまく苗を作ることができなくなります。
就農したばかりの3年前は、もう蒔き直した方が良いんじゃないの、ってな感じで散々でした。
その後、講習会などに参加して先輩農家さんたちのやり方も参考に、2年前から夕方播種してむたっぷり水をやってその後2晩涼しい機械庫に積んでおくことにしました。

そしてハウスに移すと4日目の朝に発芽する、というパターンがうまくいくことがわかってきました。

4日目の朝の様子です。

発芽には酸素も必要なので、最初にたっぷり水をやってからある提案発芽が揃うまでは水やりはひかえます。この小さな芽が、お昼頃には冒頭の写真のように、しっかりした双葉になってきます。

ここてようやく2回目の水やりを行います!

暑い夏の育苗に苦戦している新規就農者は多いのじゃないかと思いますが、試してみてください!