大佳農産(はるかのうさん)の美味しい京丹後ぐらし

東京暮らしから一転、京丹後で新規就農した日記

丹後産貝殻肥料で循環循環♪

2021-06-01 23:52:31 | 日記

今年は梅雨入りがものすごく早くて夏作の畑の準備はどうなるのかと心配しましたが、梅雨の晴れ間が長くてなんとか予定ができそうです。

畑の準備でなかなか大変なのが、貝殻肥料まきです。

今回は10aあたり60kgで40aなので240kgを二日に分けて撒きました。

何が大変って、こういう有機肥料は機械撒きができない(できる機械もありますが、高い!)ので肥料桶に入れて手撒きなんです。

そして貝殻肥料はパウダー状のものも多いので、撒くとブワッと舞い上がって身体中粉だらけになってしまうのです。

真っ黒の作業着も灰色です。

風上から撒いてなんて思っても畑に吹く風はとても不規則でしょっちゅう変わるので、撒いた途端に風下になってしまってもろかぶり、なんてこともよくあります。

だけど、有機資材なのでゆっくり効いてくれること、土がカチカチになりにくいことなど、少しでも野菜や土に優しくと考えて使っています。

京丹後の久美浜湾でとれた牡蠣の殻を使った資材が、いつかまた雨に流されて久美浜湾に戻って牡蠣殻を作る、農業が持つ循環の役割を少しだけ担っているのかなと。

美味しくなーれ、美味しくなーれ😋と呪文を唱えながら撒いてます。

 



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