二宮先生は、
2018年10月17日(水)71歳にて逝去されました。
あれから時間が過ぎてもまだ心に残る幾つかの言葉が思い出されます
今 NPO法人 二宮整体のYou Tubeで、
二宮先生の名言と称して
『こんなすごい整体は、ないよ。
二宮整体が人生を変える。
本気で人生賭けてください』というのを聴いて、あの頃は「どこまで人生賭けられるがなぁ」と
ただ漠然とほわほわとした気持ちでその場(芦屋の道場)に居ました
実感があまりなかった…
そもそもあの頃…2015年頃は、
私の周りでマッサージ的な整体でない“整体”というのはなかったので、どこまでその人生を賭けられるのか検討もつかなかったというのが、正直な気持ちです
でもやればやるほど、ここの二宮整体は“面白い”と思いました
意味が分からなくても、理解が追いつかなくても、回を重ねる毎に“面白いなぁ”と感じていたのは確かで、本当の気持ちでした
初等講習会に出る(当時 第二日曜の午前と第四日曜の午前。今は第二の初等は無くなりましたが…)と
必ずと言っていいほど、二宮先生は自我の話しをされていました。
*・色んな自我の話しから、
死んだら終わり。実体のない私だから、生きている間に好きなことに楽しむことに気づいたら“成功”する。 大事な事は、一つだけ。
実体がある[私]があることに気づくことが
成功する。
ただ、“実体のない私”という部分が理解できなくて、私は透明人間で俯瞰して見てるってことかと思っていた…そこに実体がある[私]が“ある”にさらに混乱…^^;
*・“気づき”が大事。考え方は100人いれば、100通りある
そうそう【気づき】は大事よねぇ。何事も大事!
*・体の軸は、背骨と骨盤。
心の軸は、自我(釈迦の教え)ーー毎日違う“私”は、実体のない“私”だから、自分中心で我が儘になる。
自我を知って、一生付き合って生きていく
空に浮かんでいる雲も一つとして同じものはなくて、今も一分先も違うのと同じで、自我がない人はいない
人間の感覚なんてモノサシはない。
いいも悪いもない。長い短いもない。
感覚は相対的で、絶対的はありえない。
考え方に振り回されない
とも言われていました
ストレスは内外共にあり、本来 外からのストレスも案外 自分で作り出している敵でもあると言われて、そういうこともあるなぁと思ったり…してね
*・【左の骨盤を締めて右腰を上げる】操法は、
“コンパス理論”と言って、二宮先生が研究してつくりあげたもの
軸となる“左”がしっかりしていれば、“右”がついてくる(右の内蔵の働きが良くなる)
足の使い方も左が軸足、右足は推進力
*・左の骨盤を上手に操作すると、7割生き返る(全てがついてくる)左を調整することで、8割方良くなり右も自動的に調整される
*・8割 体が整っていれば、一生元気に過ごせる
*・“病気にならない体にする”ことが、整体の真骨頂
*・生きる知恵として、病気になる前に体を整えていくと効率よく体に効いてくる
*・病気になると、3倍の手間が掛かる。だから良い体をずっと維持していくことが大事
*・100%良くしようと思うのではなく、7~8割に留め残りの2、3割は本人の力で治す
薬が治してくれるわけでもなく、病院の先生が治してくれるものではないと、認識してください
・相手の“嬉しい”を引き出してあげる。相手の生き様を変える
心と身体は、繫がっています。どちらも元気が一番です!!
*・健康に生きるためには、「よく眠れる」ことが条件
癌になった人は、眠れない、食べられない、風邪すら引けない身体になってしまう…
体力勝負ですが、抗がん剤がそれを良しとせず、奪うことになるので使わないに越したことがない
現に医師は、自身や家族にその薬は勧めないのは、効果がないからです
*・病気になる体には、共通点がある。病気になる体はそういう体になっているから、表面的に治っても再発を繰り返す
統計的に調べていくと、常に異常が出ている箇所は偶然ではなく必然
*・「生きる・死ぬは、自然の力」のお手伝いができるのが整体
*・背骨のおかげ、野口先生のおかげ、整体のおかげ
*・薬を使わないで、体を良くすることが、世の中の常識になって欲しい
どこに出るか分からない副作用は、怖いですものね
*・左の二側の異常を放っておくと、体がダメになる
二宮整体に出会わなければ、
知り得なかった事をたくさん知れて良かったと思います
めぐり合わせの“縁”とても大切で、それが例え偶然でも出会えたことに今はとても感謝をしています