輸氣を使う整体ブログ

野口晴哉先生の輸(愉)氣という療法を主体とし、二宮進先生が考案した整体を書いていきます。

心臓や肝臓をサポートするために、痔になります

2024-11-05 13:22:35 | 日記
痔というのは、
体の冷えから来る異常で
“体が乾いて、心臓が辛いんだよ”
というサインなのです

ですから痔になったときは、 
薬に頼らず、心臓を守るために“痔”という症状が現れているのです


痔の薬を使って症状だけを抑えようとしないで
きちんと経過をさせていきましょう!

また体が乾くことで、便の出が悪くなったり、
食べ続けていると食べ物の入口(噴門/ふんもん)
出口(幽門/ゆうもん)である肛門が切れたり、
荒れたりすると、切れ痔になります

体が乾きに注意しましょう!!

水分を小まめにとり、保水力を高めていきましょうね!

それには、輸(愉)氣(ゆき)を使う整体が有効です

家族の中で、
輸(愉)氣(ゆき)を使うことができる方がいらっしゃれば、ご自宅でケアしてもらうこともできます

◇◇◇

【やり方】

①右手で左足の小指の外側の指の中間(痛みが強い所)
 部分を摘まむ

 左手は、膝辺りに乗せて置く

 片手で操法しないこと

 必ず 支え手は体のどこかに、触れていること
 そうすると、“氣”の通りが良くなります

 輸(愉)氣(ゆき)をしていると、
 ジンジンした痛みが徐々に緩和してきます

 一週間ほど毎日すると良いでしょう!!

②左の坐骨の下端に、ヌルっとした脂(あぶら)のよう
 なものがついているので、それを捉えたらジっと
 待つか、ゆっくりした動作で外側に弾く


*右側に“痔”のような痛みある人
   ⇊⇊
それは“痔”ではなく、
結核菌などを食べている“痔瘻(じろう)”です

整体では別物なので、
 足の3趾4左趾間の冷えの急処と、左の骨盤閉めを 
 するといいでしょう!!


 “痔を予防する”のであれば、
 下半身の血行を良くし、適度な運動をする

 腹八分目にすること

 足湯(そくとう)を欠かさないことが大事です

 また、肝心行氣をするのも良いでしょう
     ⇊
 〈やり方〉ですが…

①あお向けになり、左手を肝臓(右下腹部)に、
手の平を当てます

 手を当てるときは、優しく軽く当てましょう
 

②右手で心臓(左胸)に、手の平を当てます

③手を当てている部分に、行氣(輸氣)を入れながら、
ゆったりとした呼吸を行います

行氣と輸氣の違いですが、
行氣とは、自分で氣の巡りを良くすることで、
輸氣とは、自分以外の人にしてもらうことを指します


 手を離すときは、ゆっくり外すと、
 手を外した後も、手を当ててもらっている
 感覚が残ります←これを残気(ざんき)といいます

 手の平の温かさを感じながら行うと、
 なお 良いでしょう

また、
高血圧の人が “痔” になることが多いです


体が乾くことで、血液が汚れる

新鮮な酸素を取り込めない

水分が足りないため、血が重くなる
血が重くなると、血行不良を起こす
それでも、
全身に血液を回す必要があるので、
心臓の圧を上げることで高い血圧を引き起こさなくてはならないので、これは必要不可欠な身体の作用となります


状態の良い血液ならば、
必要以上に圧力をかける必要がない
↑ ↑
これが分かっていないのに、病院で数値だけを診て
「高血圧だから、薬を飲みましょう」
と言われたから飲んでいる人が多いのでは?

それでは、
からだは良い方へ改善しないのです

身体の作用反応は意味があり、
薬で何かしらん弄(いじ)らなければならないような
不要なものはないのです

そこら辺が理解できると、より良い生活が営めるのではないでしょうか



【生理痛が起こる仕組み】について

2024-10-30 21:45:07 | 日記
生理というのは【子宮の大掃除】を意味しますが、
思春期から閉経期までの長い期間を
共に付きあうため、
身体の状態は人(個々)によって様々であり、
ひどく辛い痛みが伴う場合は、
女性にとって それは苦痛以外 何ものでもないのです


[整体で解説する生理痛]というのは、
腰椎(腰の骨)3番が捻じれることで痛みが起きます

腰の骨がなぜ捻じれるのか?というと
  ↓
骨盤は、生理1~2週間前から生理2日目にかけて
ゆっくり開いてくるものなのですが、
生理が始まっているのにも関わらず、
左右の骨盤がきちんと開かない(身体の冷えにより鈍りも原因の一つ)もしくは、
片側しか開いていない場合に
腰の骨の3番目が捻じれを起こすことで、
腰に痛みが出たり、内股に痺れが出たりします

子宮内もこの捻じれによって圧迫され、
子宮を含む腹部に強烈な痛みが出てしまうのが 
原因です

『女性の健康の9割は骨盤で決まる』と言われています


それくらい[骨盤の開閉運動]は、大事なのです


その骨盤の開閉運動がスムーズに動かない事で、
身体に大きなダメージを与えてしまうのです

そして正常であるならば生理の周期は、
28日間隔で4~5日で終るものです

また
生理の4日前くらいから右の骨盤が弛み始め、
左の骨盤が弛み始めると生理が始まります

そして
4日目くらいに骨盤が弛みきると自動的にギュッと縮みテンション(集中力)が上がります

排卵期を過ぎると少し弛みリラックスしやすくなり
骨盤に弾力と安定感が戻るという順調なサイクルは
女性特有の月の波(リズム)言われるものです

腰椎4番の骨は、
骨盤の開閉運動の動きが滑らかで柔らかいほど、
すぐ上にある3番の骨の動きを妨げることなく
生理痛に悩まさせることはありませんが、
体が冷えたり
その開閉の動きが硬く滞ることにより
便秘になったり、生理痛を起こしやすくなります

ですから
骨盤の可動を良くすることで痛みや痺れから解放され、生理が来ても苦痛な日々を送らずに済みます

私自身も生理があったころは、
痛みが半端なくて上に内股の痺れも伴い、
大変な思いをしました

世の中にはまだまだ
この辛い痛みに耐えている方たちが
大勢いらっしゃるようなので、
少しでも整体という形でサポートできるように
していきたいですね(✿^‿^)

その他に、
男性陣のご理解があれば尚の事 良いですね(✿^‿^)


毒虫などに刺されたときの知って得する対処法

2024-10-28 13:05:52 | 日記
今年はまたもスズメバチなどが大発生していたようですね

これらは、黒く動くものに反応するため、
できるだけ服装にも注意を心掛けたいものです

もし万が一に刺されてしまったときの
[知ってて得する対処法]をお伝えしていきます

毒虫(蚊、蜂、ムカデなど)もちろん、
身体の何処かで化膿しているもの、
原発や放射能による身体の汚染時の中毒症状や、
脳梗塞の予防にも使えるので覚えておくと良いでしょう!!

上肢第六調律(整)点こと化膿活点は、
上腕二頭筋を下垂部の外縁…肩と肘の中間辺り

場所は、人によってはさらに外側へズレる方もいます

汚れた血は、できるだけ絞り捨ててから行うといい



指を当てるとコリコリとした筋に触れます
そこを親指を重ね下から上へ押し上げ気味に
輸(愉)氣します

硬いコリコリしたものが見つからないときは、
腕の裏側にあったりすることもあるので、
それを押さえて刺激を与えると、表に出てきますので、それを再度 輸(愉)氣します

その後 右下の下腹部(肝臓)輸(愉)氣し、
右の肋骨下にある*腹部第五調律(整)点こと痢症活点(掃除活点とも言う)輸(愉)氣をしておくと、体の中に入ってしまった毒物が体外に**排泄されます

……この場合の**排泄とは、下痢などの反応を指します
また人によっては高熱を出し、汗をかくことで身体の外へ要らないものを出したりしますので薬を使って止めないことが大事です

*痢症活点=剣状突起から肋骨に沿って、右へ指幅3本分の処

また切り傷がある場合は、【止血】を先にします
鎖骨にある***缺盆欠(けつぼんけつ)を押さえます

***缺盆欠は、鎖骨上の窪みの中で乳首の真上にあたる処にあり、鎖骨上窩の真ん中になります


腰痛の方で、マッサージをしても元に戻るのは何故?

2024-10-17 22:35:59 | 日記
腰に痛みがある人が、時間でする整体や
リラクゼーションマッサージをしても
痛みがなくならず、
一生の付き合いになるのは、なぜか?
それは体を弛ませるだけ、弛ませて放置するからです



自律神経というのは、
交感神経
副交感神経の二つから成り立っています
交感神経のスイッチがOnになることで、
日中 元気に動き回ることができます

交感神経のスイッチがOffになると、
副交感神経が元気に働き、
体が弛むことでリラックスでき、
ホルモンの分泌が体の機能を活性化させるために働くのです

けれど、
弛ませるだけ弛ませたままだと、
引き締まる緊張感が保つことができないため、
やる気がなくなり体がだらけてしまいます

やる気が起こらない体は、常に 疲れやすく冷えやすい

ストレスを体の中に溜め込み、知らないうちにゴミ屋敷状態を作り出します

よって、
体がニュートラルにならないため、
いつまでたっても痛みが消えず、
一時的に腰の痛みが引いて治ったように
“見せ掛けもどき”が増産され続けてゆくのです


本気で体をよくしていきたいのなら、
まず自分の回復力を信じることが
第一であり、
その眠ってサボっている力を
目覚めさせるきっかけを作ってあげることが大切なのです

それに役立つのが、輸(愉)気(ゆき)の力なのです

輸(愉)気(ゆき)を使う整体をすることで、
体の内側から少しずつ変化が起きてきます


体は強い刺激に弱く、
一気に治そうとすればするほど
体の中で不具合が増え各器官にストレスがかかります
そうなれば壊れるしかないのです
再生されることなく、壊れ続けます


ですからそうならないために、
少しの刺激でゆっくり時間をかけて、
体を弛めて引き締めてを繰返しながら要らないゴミを捨てながら、
体をニュートラルにするから元気にハツラツな健康を手に入れることができるのです


腰痛になる人の特徴は?
・体が冷えている人
・足先が外側に開き骨盤が開いたまま、元に戻らな
 い人であり、小指に重心が掛かる人
・糖尿病患者さんに多い(親指に力が入らない)
・二度寝、三度寝をする人
・体が乾いている人…などです


下半身がしっかりしていないと、
上半身を支えることができません
上半身には、
多くの臓器が右側に偏って入っているため、
そのバランスを取るために、左足を軸足として使うことで、心臓の働きが活性化され、
全身の血行がスムーズに流れることで、生きる力が保たれるのです


薬を飲む行為も
貼り薬をつけたとしても
それはただの症状に対して慰めにしかならず
体がよくなるわけではないのです

ブレーキのきかない車に乗っている状態


体のメカニズムを知ることで、無知で体を壊すことなくなります

自然作用を利用することで、体は自然に良い経過を辿るのです

それは腰痛であろうと、
膝痛であろうと、癌(がん)だろうと、同じことです

体を弛めて過ぎて、
骨盤の動きを止めてグダグダにしてしまうと、
(うつ)を発症します

特に、3月からお盆の頃にかけて、
体は最大限に全身を弛ませます

その後、引き締まりが始まります
体は季節に合わせて自動調整しているのです

体の中の熱を逃がして汗をかくことで
体を自動的に冷やすように働く
正常な体であれば例え、
体を弛ませる自然作用が働いたとしても
体を引き締め弛めるという動きをしますので、
体の本来の“緊張と弛緩のバランス”が保たれるのです

けれどマッサージのように弛めて弛めぱなしでは、
ネジは飛ぶしかないのです

引き締まることができない体は、
壊れるしか道がないと思ってください
まず、
・やる気がなくなります

・食欲旺盛になり、食べても食べても満足せず、
味覚が落ち食欲中枢が麻痺し続けます

・腸は常に働き続けることで、大掃除ができない

・体がどんどん冷えて機能しなくなると、
肝臓や腎臓、泌尿器の働きがさらに悪くなること
 で捨てる力を失う


体が冷えれば各臓器の働きは鈍り、
当然 血液の流れも悪くなるという悪循環しかない

それらを放置することで、
(うつ)になり、抗うつ剤を飲むことで
体の感覚が麻痺し、負の感情に支配され
生きていることに意欲が持てなくなる(失望する人生)そんな人生に行き着いてしまうのはもったないと思いませんか?






整体の好転反応作用

2024-10-16 22:13:23 | 日記
整体を受けると、体が敏感になって、
健康を保とうとする動きが高まり、
それに応じて様々な変動が表面化します

それらをひっくるめて、
好転(こうてん)反応と呼んでおり、
この反応は、三段階の反応で現れます

この反応はあくまでも
輸(愉)気(ゆき)に対する反応になります

揉みほぐしなどの好転反応とは、異なります


《第一反応期の弛緩反応》

初めに体がダルくなり、眠気が襲ってきます

体が疲れたように感じるが、どこか快感があります

この第一反応期は、
強張(こわば)っていた体が柔らかく弛まり、
眠っても眠っても眠く、幾らでも眠れる状態になります

食べることを忘れるくらい、眠くなるのが特徴です

大事なことは、
眠ければ眠る
ダルくなったら横になる
食べたくなければ食べなくてもいいのです


《第二反応期の過敏反応》

弛緩反応が治まるころ、
皮膚の下を水が流れるような感覚がしたり、
少し寒気がするようになったら、
過敏の反応期に入ったとみて良いでしょう

この時期は、
熱が出たり下痢をするようになります

また、
身体中が汗ばんで痛みがぶり返したり、まれに高熱が出る人もいます

だからといって、
熱を下げる工夫や薬はご法度です

自然な成り行きに任せるか、
足湯(そくとう)後頭部を部分温浴して、
きっちりと熱を上げましょう

その方が早く経過します

この第二反応期は、
体が過敏状態になるため、痛みがただ ぶり返すだけでなく、途方もない痛みに襲われることもあります
そして弛緩反応が出ると、痛みが治まり、
過敏反応を繰り返します
この期間は、
人によって異なります

1日~数ヵ月とバラつきがあります

身体に不自然(不要=薬など)なモノを多く入れている方は、好転反応の作用が強いようです

大事なことは、
なるべく安静にして、体を冷やさないこと!

体を休める時期と心得る


《第三反応期の排泄反応》

第一反応期の弛緩反応と
第二反応期の過敏反応を経過すると、
第三反応期の排泄反応に入ります

これは、
体の中の老廃物や悪いモノを体外へ排泄する時期です

この時期になると、
神経系統や呼吸器系に異常(故障)がある人は、
皮膚に変化が現れてきます
ほとんどが、
発汗という形で排泄されますが、
色の変わった(黄色・緑・真っ黒・赤など)大便が出たり、大量の下痢をしたり、
色の変わった尿などが出ることもあります
排泄がきちんとされると、身体中の排泄機能が高まります

普段から薬を多く服用している方は、この好転反応の作用が強いようです

体が緊張して、
強張(こわば)り続けていた所が弛み、
普通 なかなか弛まない所も弛み、すっきりと痛みが解消されます

大事なことは、慌てて薬を使わないことです

《好転反応中に注意すること》

この好転反応の経過中に、このような体の変化が現れます
・肌着が汚れる

・爪が伸びやすくなる

・フケが多くなる

・近寄ると臭い

・体内に石を作っている人は、排泄反応になると、
胆石や腎臓結石あるいは膀胱結石が
どんどん排泄されます
 ただこの時期に出る石は塊ではなくて、
 臭い尿として体外に排泄されます

 中には、塊のまま出す人もいます

大事なことは、
反応期が終わっても、すぐに動き出さないこと

体がウズウズして動きたくなるまで、待つことです

好転反応中は、体を健康な状態に戻す作用です

ですから、
薬でこの作用を止めてしまうと、
良い方へ体が変化するのが、遅くなってしまいます

この作用は、あくまでも
輸(愉)気(ゆき)に対する反応によるものです

何度も言いますが、揉みほぐしの好転反応とは、
異なります

マッサージ店で言われる

「[好転反応]が出るかもしれません」と言われた事があると思いますがこれは

「揉み返しがあるかもしれないのでご注意くださいね」

(よって、クレームは受け付けませんよ)という意味合いが込められています




きちんと健康な状態に戻すには、
薬などを使わずに、
自然な成り行きに任せましょう!