花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

御名残四月大歌舞伎 第三部 2

2010年04月18日 | 歌舞伎
土曜日歌舞伎座 第3部 今月2度目の観劇。
開演前に夕飯をすまして、6時には歌舞伎座に。
前回同様(?)母が一緒。そして今回は2等席。今回は17列目センターだ。
のこりわずかとなった歌舞伎座。残すところこの日は、14日と掲示されていた。
歌舞伎座に入って・・今回は先ず舞台写真が販売されていたので、そのコーナーへ。
出演者が多く、いつもなら壁2面の掲示が3面になっていた。公演は3部になり、休憩時間が、短いく、沢山あるのに、、写真をじっくりみていられないゆえか、今月は、劇場だけでなく、歌舞伎座そばの写真でも発売されるとのこと。
それにますます歌舞伎のお土産コーナーもバーゲンセールのごとく?お客さんがいろい買い込んで熱を帯びている・・かんじかな?

かといって・・目新しいものは・・もうない?

前回は、少々寝てしまった「実録先代萩」
今回は・・先代萩というよりも子別れとして舞台をみると・・すきり、太い輪郭で舞台を見れたかんじがする。お家乗っ取りの先代萩は、そうだね。程度に軽く物語のあくまで添えとしてみる。
ただ、「子別れ」ということで舞台をみせるのであれば、「恋女房染分手綱」重の井の子別れのほうが・・と思ってしまうのだけれど、今回なんで実録先代萩を上演したのかなあ。って、やはり思う。
芝翫さんのお芝居を見せるということのほかに、今までの歌舞伎を作って重鎮とこれからの歌舞伎を創って行く芝翫さんのお孫さん達世代との多くの共演ということもあったのかなあ?と今回も思いながら重の井の子別れだと、重の井いより馬子の三吉のほうが、目立っちゃうから?って・・・これはありえないっか。かなりかってな想像です。
一方先月も、今月も重鎮と子供の出演舞台に付き合ったのが幸四郎。芝翫、富十郎に続くお江戸の幹部は幸四郎?ってこれまた勝手に思う。

休憩後は助六だ。
江戸歌舞伎の華やかさ満載。豪華な出演者。3階出見るのとは、格別違って見えた玉三郎の衣装のすごさ。見事としか私などいいようがない。
歌舞伎の衣装の中でも、一際豪華!!という揚巻なのに・・今までこんなドハデな金糸ははじめてお目にかかったような・・。
そして衣装だけでな、今、お江戸歌舞伎で揚巻は、この人が,一番だなあ。って改めて思う。貫禄です。

そして始まって20分経ってようやく花道から登場の助六。
やはりカッコいいねえ。見てて気持ちがいい。
「なりたや!」って思わずかけてみたいもの。
でもここで変な掛け声かけたら台無しだ。(苦笑)
團十郎・大病したのに、ここまで復活!!それもすごいですよねえ。
登場の助六の黒紋付に真っ赤な襦袢それに、江戸紫の鉢巻。
あげくに黄色の足袋!!
昨今いろいろ派手な着物が出てきてるけど・・これを粋に着こなすかっこよさ。
好きだなあ。
楽しくあでやかな江戸歌舞伎に万歳!! 

そして今回は、出演者がすごいわけで・・。
こんなにすごい助六暫くは、みれそうもない??

3年後・・新築歌舞伎座(?)どんなものが見れるカナ?
やはり歌舞伎十八番??


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