花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

Vivah

2012年11月27日 | DVD・映画
さ~また、またインド映画、ボリウッドでござ~い。
ってかんじで
Vivah・・『結婚』ってタイトルの映画です。
でもどうも邦題で『プーナム&プレーム』ともなっているらしいです。
ってことですでに日本でも上映されたことがあるのか、2006年の映画です。

サイトで調べると絶賛!ってことはまったくないのですが、
インドではかなりのロングラン上映になった映画のようです。

映画のストーリーは、下町?の家の娘と、都会で事業に成功している家の次男坊が見合いをして、お互い気に入り結婚迄を幸せに待ちつづけで明日が結婚というときに娘の家が火事になり・・・
『・・・』で事件はおきるもののインド映画ですもん最後は、ハッピーエンド。
よかった。よかった。となるお話。

主演:シャーヒド・カプールとアムリター・ラーオのお二人で
シャーヒド・カプールは、ジャニーズ系ってことばがほんと当てはまりそうな、青年。
ネット動画YouTubeではみたことありますが、DVDで見るのははじめて。
子役からバックダンサーを経て、今や人気スターってことで、その後もいろいろな映画の主演をされていますが
ダンスのうまさも定評があるってことです。

一方アムリター・ラーオは、今どきっぽいキュートな女優さんってあったけど、けっこうここでは上品なイメージで登場してます。


インド映画ってほんと格差社会を描いていることが多いですね。
アムリター・ラーオ演じるプーナムの家庭は、下町の実直な果物商(標準家庭?)。
ブーナムは、幼いときに両親を亡くし、弟夫婦がひきとって育てているんですが、継母となるラーマーは、
自分の娘ラジニーよりも美しく才能に恵まれたプーナムが疎ましくてしかたがない。
結婚においても不満だらけ。
結婚において問題となるのはこの母親だけなんですよね。

それ以外の人、プーナムの育ての父であるクリシュナカーントなんて、娘がかわいくてかわいくてしかたがない。
プーナムの妹であるラジニーも姉が大好き。やんちゃな妹だけどなによりも姉想い、そして姉の結婚を父親同様喜んでいる。

一方プレームの方も、一家揃って嫁となるプーナムを気に入って、見合い後、6ヶ月のおつきあい期間があって結婚!!ってほんとそこまで、二人のなんともほんわ幸せシーンが、ほのぼの続きます。

日本では家族揃ってのお見合いなんて最近めったに聞かないけれど、インドは今もそうなんでしょうか?
結婚においてのお見合いシーンが他の映画でも出てきますが、当人たちはもちろんですが、絶対家族全員参加型。
ちょいっと前の時代だと、日本の戦前にもあった本人たちは結婚式迄相手知らずの場合もあって。

結婚=家族全ての祝福がセット。
でもデートだって家族が一緒(まあデートって言うのでなく家族懇親旅行ってところかな?)。

婚約してたって二人であうとなったらこっそりと。
ってなんとも奥ゆかしい姿です。

でもでも明日が結婚式!!って日。
未来の旦那様一家は、パーティの真っ最中。

妻となるプーナムの一家は・・準備の真っ最中。
でもでも継母となるおかあちゃまは面白くない!!

まあいろいろ難くせつけるんですわ。

そんな母に祝ってもらえなくて・・悲しくてならないプーナム。
ベットに泣き伏せてると・・・
家が火事!!

火事を知った父親は・・家にいるプーナムを救い出すんですけど・・妹ラジニーがいない!!
妹を救い出しに再び燃え盛る家の中に飛び込むプーナム。
妹は救い出せたものの・・自分は大やけど。顔以外は火傷とかって。

これで娘の幸せな結婚も終わりか・・・ってお父さん。
そう思っているところにプレームがやってきて・・病室で彼女と結婚すると誓う?
インドは結婚式の時妻と成る女性のの額にスィンドゥール(結婚の印)をつけるみたいなんですけど、
それをプレームがするんですわ。

でそこからは・・プレームのおとうさんが一流の火傷専門医師を連れて来て、プーナムの手術をさせて・・

献身的なプレームの看護もあって・・まだ完全に治っているわけではないけれど、これは奇跡です!!
ってなかんいで病院の担当医師?もいってるのですよね。

そして最後は二人の結婚式に!!
母親もここでようやく二人を心から祝福して・・

ハッピーエンドの二人の夜・・。
めでたしめでたし。なのです。

このお話ある種娘を嫁に出すお父さんの映画でもあるます。
女の子をひきっとったものの・・妻はいい顔をせず。
そんな娘が不憫で成らない父親。
それゆえことさら可愛がる父。

これは嫁に出す父のドラマでもあるかも。

もちろん若い二人の幸せなお話ですけどね


そういやこれにもなんとプレームが東京に出張なんて話もでてくるんですよ!!
そんな場面もちょいういっと面白い。

監督:スーラジ・バルジャーティヤー
制作:ラージシュリー・プロダクション



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