わくわく!バンジージャンプするっ!

好きなものや気になることについていろいろ語ってみようと思います。

ビデオデッキが壊れた。人間の條件を1/6観る。

2005-11-17 17:08:37 | 映画
我が家のビデオデッキかれこれ13年働いていました。
怪しいときもありましたが何とか騙し騙し使っていましたが・・・
今日、レンタルした「人間の條件」観ようとしたら。
なんと途中で電源が落ち
しかも吐き出さないと来たっ!
取り合えずコンセントを抜いて再起動させたら何とか吐き出してだけはくれました。
あぁ・・恐ろしい。
・・・というわけで我が家のリビングのビデオデッキは13年の生涯を今日閉じました。
きっと修理を頼むと買ったほうが安いと言われるのだ。
今日までありがとうっ!デッキ君。君にはたくさんの感動を届けてもらったよ。
・・・で、途中になった「人間の條件」は子ども部屋のゲーム専用のテレビデオで
観ることになったのですが
これがPCモニターよりちっちゃい
こんなちっちゃい画面でこんな大作を観るのか・・
とりあえず今日が返却日なので必死。
ダンナは案の定見損ないました。
一人でも見てから返さなければっ!

さて、この映画。
とても重い。当然重い。
時代は戦時中の満州。
大陸では当時当然のことのように現地の中国人を工人として奴隷のごとく使っていた様がこれでもかと描かれる。
仲代達也演じる梶はヒューマニズムあふれる青年。
労務管理の責任者として鉱山に派遣され自分の理想である人間を人間として扱う労務管理をしようとするのだが・・・。

軍国主義・人種差別・捕虜虐待・・・様々な障害が梶の理想を突き崩していく。
それでも彼は努力し続け、中国人に語りかけ上司に意見しながら頑張るのだが・・・。
・・・続いちゃったよ。
そう、第一部はここまで。
第二部・第三部に話は続くのです。
・・・で今回はここまでしか観ずやむなく返却しました。
だって画面ちっちゃくてとっても疲れるんだもん。
DVDを探して今度ゆっくり続きを見たいと思います。
しかし、第一部だけみても戦争の残虐性と非道性、集団心理の恐ろしさが伝わってきてやり切れない気分になりました。
人間として普通のことを訴える梶がとても異質な人物に思える世界。
これが異常じゃなくて何が異常なのだろう。
どんなに観るのがしんどくても
やはり我々の先祖がしてしまった過去の過ちは決して忘れてはいけないので
こういう映画を観て
子ども達に戦争の異常さを語り継ぐことが自分が出来る些細な平和運動だと思うのでした。
しっかし、長い全部で第6部まであるらしい。
戦争はそれだけ重いのだ。
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2 Comments

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Unknown (meikei)
2005-11-17 20:27:34
haru様

おひさしぶりです。

今日からのんびりした夜になるので、

久々におじゃましました。



13年間の働き続けたビデオデッキさん。

お疲れさまでしたね。

最後にビデオデッキさんが映しだそうとしていた映画が、これまたものすごーく重い内容の映画のようですね。持ちこたえられなかったのでしょうか~



でもなんとか中身を吐き出してくれて良かったですね。

私も以前、中身が取り出せなくなって、棒でつついたり、なぜかお箸でつかもうとしたり必死になったことあります。



しかし、こういう作品こそ見なくてはいけないなーって思います.戦争を体験した人もどんどんいなくなってしまうし、私たちが語り継いでいかなくてはならない立場ですものね。



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おぉ・・ (haru)
2005-11-17 22:23:19
meikeiさん、お久しぶりです。

そうそう、合格おめでとうございます。

時々覗かせていただいていてきっと忙しいんだろうなぁ~と思っていたんですよ。

お元気そうで良かったです。

さて、ビデオデッキ。そうか内容の重さに耐えられなかったのか。(笑)

確かにすごく内容の重い映画。

これから先、第六部までどんどん暗く重くなることが予想されます。

最後まで観ることができるか。

精神力にちょっと不安が・・。

でも観ないとね。
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