Sunset Blvd Trailer
この3ヶ月くらいで観た映画の感想を
まとめてみました。
もちろん、これだけじゃないの。
「私のオオカミ少年」も
「グランドマスター」も
観ています。それはまた別途。
とにかく忘れちゃうので覚書です。
ボチボチ気分で書いていたので力のいれ具合にムラがあるのはご容赦。(笑)
しかし、相変わらず節操ないラインナップだと思いましたが、
映画紹介サイトではいずれもほぼ星4つ以上という共通点あり。
一応評判の作品ってことかな?
お暇な方はお付き合い下さいませ。
■私を離さないで
「私を離さないで」yahoo映画
人間が産まれて育って生きることとはどういうことなのか…。
人間の尊厳について深く問題提起されている感じ。
規律正しい寄宿舎。
純粋な子供たち。
あるとき新任の女性教師がやってきて、彼らが生まれてきた「意味」について禁断の扉を開き語り出す。
「何にもなれない」
生まれる前から誰かのために生き、誰かのために若くして死ぬ運命が決まっている人生。
映し出す世界は遥かな未来でもなく
何処かノスタルジーさえ感じる素朴な風景。
限られた世界
限られた時間の中で
生きる彼らは
もちろん「普通の」人たちと何ら変わりない。
恋をして、笑って、泣いて、苦しんで、「生きている」
恋するふたりは
「特別な才能」があれば「普通」の人生を手に入れられると噂に聞き
望みを託すが、それは幻と消える。
時が来て
「臓器保管庫」としての役割を果たす時、彼らはただ静かに自らの運命を受け入れる…。
命をやみくもに永らえるために
臓器提供の目的を背負わせて「ヒト」として作られた彼らにも
喜びや哀しみの感情があるという事実を見てみぬふりをする「普通」の人々の存在が「普通」過ぎて恐ろしくさえあった。
いつか誰もが老いて病んで死期を迎える…。
その運命に人はどう逆らうのか。
生き方が問われている気がした。
■サンセット大通り
「サンセット大通り」moviewallker
有名なビリーワイルダー監督の古典的ハリウッド映画。
昨年、映画「アーティスト」が話題になった時、この映画についても引き合いに出されていた記憶があります。
今更なんですか、
心理的葛藤に興味があって鑑賞。
売れない脚本家のジョーは
借金取りに追われ、たまたま逃げ込んだ荒んだ大邸宅で
サイレント時代の大女優
ノーマに出会う。
有り余る財産を浪費しながら、いつか銀幕に返り咲く日を夢見ているノーマ。
ノーマは自分がカムバック(いやいや、リターン)するべく主演映画の脚本を書いているんだけどとんだ駄作でジョーに手直しを依頼する。
住み込みでの作業を強いられるジョー。
徐々にジョーへの執着心、嫉妬心を露わにするノーマ。
ジョーからも拒絶され、スクリーンへの復帰も叶わないことを知ったノーマは…。
とにかく、グロリアスワンソンが凄い。
忘れ去られていくものの悲哀と
執着と虚栄の全てを魅せてくれます。
ちょっとオーバーアクションな感じがいかにも無声映画時代の大女優の風格を漂わせている感じ。
これは当たり。観て良かった。
TOP動画はこちらの予告映像で。
■「最高の人生の見つけ方」と「最強のふたり」
「最高の人生の見つけ方」yahoo映画
「最強のふたり」yahoo映画
この2本。
似ているような似ていないような。(笑)
ざっくり言えば
「有り余る財力を持った孤独な大富豪がピュアな一般庶民と心を通わせる」お話?
とでもいいましょうか。
お金の使いっぷりにうわーっ!
「そこ」じゃないんだけど、「そこ」気になる。(笑)
要は人間中身ってことかなぁーとちょっと冷めた目で眺めてしまいました。
エジプト行きたいーとか
スカイダイビングしたいーとか
雑多な欲望がフツフツしている私には出会いないねー。
■アルゴ
「アルゴ」yahoo映画
ベンアフレックを一度も素敵と思ったことがなかったのですが、
この映画は大変面白かったです。
彼もかっこよかったー。
久々に手に汗握ってしまいました。
さすが。
■マネーボール
「マネーボール」yahoo映画
これも面白かったです。
「今までそうだった」
「誰もやったことがない」
「上手くいくはずがない」
新しい何かを成そうとする時は
そういった既成概念からの脱皮が必要なのよねー。
私の一番の苦手分野です。(^_^;)
ブラピらしい作品だと思いました。
オイコノミア見てても思うのですが、経済学って面白いですねー。
■フィフティーフィフティー
フィフティーフィフティーyahoo映画
言わずと知れた
ジョセフゴードンレビット君狙いで観ました。
大嫌いなセスローゲンを可愛いと思っちゃう自分にびっくり。(笑)
カラッと笑いながらホロッと友情に泣けるなかなかいいお話。
■裏窓
「裏窓」yahoo映画
映画「ヒッチコック」観るなら
これも観とかないと。
一体何度見てるかわからないほど見てる古典ですが、やっぱり面白いです。
意外と肝心の部分を忘れていたりして
新しい発見あり。
グレースケリーの美しさにただただため息が漏れます。
■サイコ
「サイコ」yahoo映画
これも「ヒッチコック」予習の一本。
いやぁーやっぱりサイコは面白い。
もちろん、何度も観ているので結末は承知済みですが、それでもワクワク出来るって凄いなぁー。
恐怖を煽る音。
登場人物の表情。
高台に立つ不気味な屋敷の背景。
モノクロの中で怪しく光るベイツモーテルの看板。
エンディングのアンソニーパーキンスの表情が忘れられない。(怖)
■ヒッチコック
「ヒッチコック」yahoo映画
こちら、アンソニーホプキンスがヒッチコックを、妻のアルマをヘレンミレンが演じ「サイコ」製作裏話含めた夫婦の話。
最近ヘレンミレンが気になるのは、元彼と親しいせいでしょうか。(笑)
とにかく鑑賞。
面白かったです。
サイコを前日に観てからだったのでより一層楽しめたのかもしれません。
作品を作り出すための夫婦それぞれの葛藤がクールに描かれている印象。説教臭くなく私は好感が持てました。
アルマの内面はおっさん臭いけど表は磨き上げてる感じが素敵。
■おとなのけんか
「おとなのけんか」yahoo映画
こちらクリストフヴァルツ狙いで。
舞台劇の映画化とは聞いていましたが、本当に部屋から出ない。(笑)
これは舞台ですね。
彼ら、
おとななんだか、子どもなんだか、
まさに大人ぶった「大人気ない」おとなたちなのですが、妙にリアリティがあり自分に思い当たる節もあり…笑えないよ。(笑)
上質なコメディといった印象。
これぐらい腹を割ってぶつかったらいい関係築けるのかもしれないわねー。
勇気入りますが。
肝心の子どもはケロっと仲直りしてる姿がオチなのも面白い。
クリストフヴァルツ笑わせてくれました。
彼が一番子どもな気がする…。
人のうちで噴水しまくる奥さんといい勝負かしら。
■野いちご
野いちごyahoo映画
たまたま放送予定を見つけて録画。
イングマールベルイマン監督の代表作。
1957年スウェーデン
これがとっても面白くてですねぇー。
感想書こうと思いながらズルズル置いてしまって今に至ります。(^_^;)
地位と名誉に恵まれているが、孤独で心を閉ざした老医師イサク。
離れた街での受勲式典に向かう途中、
様々な人と出会い、語り合い、思い出し、気づく中でこれまでの自分の人生を悔い改め心を開き、平穏な心に至るまでを1950年代とは思えない新鮮な切り口で描いています。
出発の前の晩、彼がうなされる悪夢が
深層心理を現しているよう。
誰もいない街。
針のない時計。
運ばれる棺桶。
横たわる自分。
とても印象的。
そして
離れた街に向かう道すがら
インサートされる彼の思い出?
彼は老いたままで彼の記憶の中の人々は若いまま。
会話を交わしたり。
不思議な構図ですが
これが違和感ありません。
白昼夢とも妄想ともとれる。
イサクの気持ちが妙に生々しく感じられるのが不思議な感覚。
半世紀以上前の映画ですが、
不思議と新鮮。
不思議と懐かしい。
終わり方が前向きで明るいのも魅力的でした。
■クラッシュ
クラッシュ yahoo映画
とても評判がよい映画だとは知っていたのですが、なかなか機会なく、今頃鑑賞です。
結構辛い場面、ストーリー展開あり。
綺麗ごとでついつい毎日生きている私から見るといたたまれない部分も多かったですが、
何処か若干希望の光が見えるところが救いでしょうか。
■孫文の義士団(2回目)
孫文の義士団 yahoo映画
何度見ても泣ける。
やっぱり「義」とか大好物。
ニコラスツェーの笑顔かわゆい。
■愛のお荷物
1957年 日活
川島雄三監督作品
愛のお荷物 yahoo映画
昭和のイケイケドンドンな好景気の時代。
空前のベビーブームで子どもが増えすぎて社会問題になっていた頃のお話。
少子化が大問題の現在からすると嘘みたいに笑えます。
どうしたら人口増加を抑制出来るか。
ときの厚生大臣である主人公は
「受胎調節」を推進する法案を通すのに必死。
そんな最中、
彼の3人子供たち、使用人、秘書、そして彼自身も子宝(愛のお荷物)を授かることに…。
ホームドラマと社会風刺をまぜこぜにして小洒落たコメディに仕上げた印象。
最先端?の女性政治運動家を演じる
菅井きん嬢が
国会の厚生委員会の議場で女性の性の解放を訴え、予期せず受胎した場合の堕胎する自由を認めろ…みたいなことをブチ演説する姿は
凄いな、この時代の人には勝てないなと思わせるパワーがありました。
主人公の山村聡
道楽者の長男 三橋達也
しっかり者の秘書 北原三枝
ちょっと間抜けな秘書小沢昭一
次女の婚約者遊び人の公家さんフランキー堺
粒ぞろい俳優さん、勢ぞろい。
さっくり観られる娯楽作品って感じでしょうか。
やっとちょっと片付きました。
でもまだまだ…。
この3ヶ月くらいで観た映画の感想を
まとめてみました。
もちろん、これだけじゃないの。
「私のオオカミ少年」も
「グランドマスター」も
観ています。それはまた別途。
とにかく忘れちゃうので覚書です。
ボチボチ気分で書いていたので力のいれ具合にムラがあるのはご容赦。(笑)
しかし、相変わらず節操ないラインナップだと思いましたが、
映画紹介サイトではいずれもほぼ星4つ以上という共通点あり。
一応評判の作品ってことかな?
お暇な方はお付き合い下さいませ。
■私を離さないで
「私を離さないで」yahoo映画
人間が産まれて育って生きることとはどういうことなのか…。
人間の尊厳について深く問題提起されている感じ。
規律正しい寄宿舎。
純粋な子供たち。
あるとき新任の女性教師がやってきて、彼らが生まれてきた「意味」について禁断の扉を開き語り出す。
「何にもなれない」
生まれる前から誰かのために生き、誰かのために若くして死ぬ運命が決まっている人生。
映し出す世界は遥かな未来でもなく
何処かノスタルジーさえ感じる素朴な風景。
限られた世界
限られた時間の中で
生きる彼らは
もちろん「普通の」人たちと何ら変わりない。
恋をして、笑って、泣いて、苦しんで、「生きている」
恋するふたりは
「特別な才能」があれば「普通」の人生を手に入れられると噂に聞き
望みを託すが、それは幻と消える。
時が来て
「臓器保管庫」としての役割を果たす時、彼らはただ静かに自らの運命を受け入れる…。
命をやみくもに永らえるために
臓器提供の目的を背負わせて「ヒト」として作られた彼らにも
喜びや哀しみの感情があるという事実を見てみぬふりをする「普通」の人々の存在が「普通」過ぎて恐ろしくさえあった。
いつか誰もが老いて病んで死期を迎える…。
その運命に人はどう逆らうのか。
生き方が問われている気がした。
■サンセット大通り
「サンセット大通り」moviewallker
有名なビリーワイルダー監督の古典的ハリウッド映画。
昨年、映画「アーティスト」が話題になった時、この映画についても引き合いに出されていた記憶があります。
今更なんですか、
心理的葛藤に興味があって鑑賞。
売れない脚本家のジョーは
借金取りに追われ、たまたま逃げ込んだ荒んだ大邸宅で
サイレント時代の大女優
ノーマに出会う。
有り余る財産を浪費しながら、いつか銀幕に返り咲く日を夢見ているノーマ。
ノーマは自分がカムバック(いやいや、リターン)するべく主演映画の脚本を書いているんだけどとんだ駄作でジョーに手直しを依頼する。
住み込みでの作業を強いられるジョー。
徐々にジョーへの執着心、嫉妬心を露わにするノーマ。
ジョーからも拒絶され、スクリーンへの復帰も叶わないことを知ったノーマは…。
とにかく、グロリアスワンソンが凄い。
忘れ去られていくものの悲哀と
執着と虚栄の全てを魅せてくれます。
ちょっとオーバーアクションな感じがいかにも無声映画時代の大女優の風格を漂わせている感じ。
これは当たり。観て良かった。
TOP動画はこちらの予告映像で。
■「最高の人生の見つけ方」と「最強のふたり」
「最高の人生の見つけ方」yahoo映画
「最強のふたり」yahoo映画
この2本。
似ているような似ていないような。(笑)
ざっくり言えば
「有り余る財力を持った孤独な大富豪がピュアな一般庶民と心を通わせる」お話?
とでもいいましょうか。
お金の使いっぷりにうわーっ!
「そこ」じゃないんだけど、「そこ」気になる。(笑)
要は人間中身ってことかなぁーとちょっと冷めた目で眺めてしまいました。
エジプト行きたいーとか
スカイダイビングしたいーとか
雑多な欲望がフツフツしている私には出会いないねー。
■アルゴ
「アルゴ」yahoo映画
ベンアフレックを一度も素敵と思ったことがなかったのですが、
この映画は大変面白かったです。
彼もかっこよかったー。
久々に手に汗握ってしまいました。
さすが。
■マネーボール
「マネーボール」yahoo映画
これも面白かったです。
「今までそうだった」
「誰もやったことがない」
「上手くいくはずがない」
新しい何かを成そうとする時は
そういった既成概念からの脱皮が必要なのよねー。
私の一番の苦手分野です。(^_^;)
ブラピらしい作品だと思いました。
オイコノミア見てても思うのですが、経済学って面白いですねー。
■フィフティーフィフティー
フィフティーフィフティーyahoo映画
言わずと知れた
ジョセフゴードンレビット君狙いで観ました。
大嫌いなセスローゲンを可愛いと思っちゃう自分にびっくり。(笑)
カラッと笑いながらホロッと友情に泣けるなかなかいいお話。
■裏窓
「裏窓」yahoo映画
映画「ヒッチコック」観るなら
これも観とかないと。
一体何度見てるかわからないほど見てる古典ですが、やっぱり面白いです。
意外と肝心の部分を忘れていたりして
新しい発見あり。
グレースケリーの美しさにただただため息が漏れます。
■サイコ
「サイコ」yahoo映画
これも「ヒッチコック」予習の一本。
いやぁーやっぱりサイコは面白い。
もちろん、何度も観ているので結末は承知済みですが、それでもワクワク出来るって凄いなぁー。
恐怖を煽る音。
登場人物の表情。
高台に立つ不気味な屋敷の背景。
モノクロの中で怪しく光るベイツモーテルの看板。
エンディングのアンソニーパーキンスの表情が忘れられない。(怖)
■ヒッチコック
「ヒッチコック」yahoo映画
こちら、アンソニーホプキンスがヒッチコックを、妻のアルマをヘレンミレンが演じ「サイコ」製作裏話含めた夫婦の話。
最近ヘレンミレンが気になるのは、元彼と親しいせいでしょうか。(笑)
とにかく鑑賞。
面白かったです。
サイコを前日に観てからだったのでより一層楽しめたのかもしれません。
作品を作り出すための夫婦それぞれの葛藤がクールに描かれている印象。説教臭くなく私は好感が持てました。
アルマの内面はおっさん臭いけど表は磨き上げてる感じが素敵。
■おとなのけんか
「おとなのけんか」yahoo映画
こちらクリストフヴァルツ狙いで。
舞台劇の映画化とは聞いていましたが、本当に部屋から出ない。(笑)
これは舞台ですね。
彼ら、
おとななんだか、子どもなんだか、
まさに大人ぶった「大人気ない」おとなたちなのですが、妙にリアリティがあり自分に思い当たる節もあり…笑えないよ。(笑)
上質なコメディといった印象。
これぐらい腹を割ってぶつかったらいい関係築けるのかもしれないわねー。
勇気入りますが。
肝心の子どもはケロっと仲直りしてる姿がオチなのも面白い。
クリストフヴァルツ笑わせてくれました。
彼が一番子どもな気がする…。
人のうちで噴水しまくる奥さんといい勝負かしら。
■野いちご
野いちごyahoo映画
たまたま放送予定を見つけて録画。
イングマールベルイマン監督の代表作。
1957年スウェーデン
これがとっても面白くてですねぇー。
感想書こうと思いながらズルズル置いてしまって今に至ります。(^_^;)
地位と名誉に恵まれているが、孤独で心を閉ざした老医師イサク。
離れた街での受勲式典に向かう途中、
様々な人と出会い、語り合い、思い出し、気づく中でこれまでの自分の人生を悔い改め心を開き、平穏な心に至るまでを1950年代とは思えない新鮮な切り口で描いています。
出発の前の晩、彼がうなされる悪夢が
深層心理を現しているよう。
誰もいない街。
針のない時計。
運ばれる棺桶。
横たわる自分。
とても印象的。
そして
離れた街に向かう道すがら
インサートされる彼の思い出?
彼は老いたままで彼の記憶の中の人々は若いまま。
会話を交わしたり。
不思議な構図ですが
これが違和感ありません。
白昼夢とも妄想ともとれる。
イサクの気持ちが妙に生々しく感じられるのが不思議な感覚。
半世紀以上前の映画ですが、
不思議と新鮮。
不思議と懐かしい。
終わり方が前向きで明るいのも魅力的でした。
■クラッシュ
クラッシュ yahoo映画
とても評判がよい映画だとは知っていたのですが、なかなか機会なく、今頃鑑賞です。
結構辛い場面、ストーリー展開あり。
綺麗ごとでついつい毎日生きている私から見るといたたまれない部分も多かったですが、
何処か若干希望の光が見えるところが救いでしょうか。
■孫文の義士団(2回目)
孫文の義士団 yahoo映画
何度見ても泣ける。
やっぱり「義」とか大好物。
ニコラスツェーの笑顔かわゆい。
■愛のお荷物
1957年 日活
川島雄三監督作品
愛のお荷物 yahoo映画
昭和のイケイケドンドンな好景気の時代。
空前のベビーブームで子どもが増えすぎて社会問題になっていた頃のお話。
少子化が大問題の現在からすると嘘みたいに笑えます。
どうしたら人口増加を抑制出来るか。
ときの厚生大臣である主人公は
「受胎調節」を推進する法案を通すのに必死。
そんな最中、
彼の3人子供たち、使用人、秘書、そして彼自身も子宝(愛のお荷物)を授かることに…。
ホームドラマと社会風刺をまぜこぜにして小洒落たコメディに仕上げた印象。
最先端?の女性政治運動家を演じる
菅井きん嬢が
国会の厚生委員会の議場で女性の性の解放を訴え、予期せず受胎した場合の堕胎する自由を認めろ…みたいなことをブチ演説する姿は
凄いな、この時代の人には勝てないなと思わせるパワーがありました。
主人公の山村聡
道楽者の長男 三橋達也
しっかり者の秘書 北原三枝
ちょっと間抜けな秘書小沢昭一
次女の婚約者遊び人の公家さんフランキー堺
粒ぞろい俳優さん、勢ぞろい。
さっくり観られる娯楽作品って感じでしょうか。
やっとちょっと片付きました。
でもまだまだ…。
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