キャプ作業にちょっと疲れてぼっ~と何かを観たくなった私。
撮り貯めしていたHDDから「メゾン・ド・ヒミコ」を観ようと捜したら
以前録画していた若尾文子主演「女は抵抗する」を見つけてしまいました。
作品の詳細はコチラ・・と言いたいところですが。
マニアックすぎてたいした解説文はありませんので仕方なく自分で。(笑)
1960年 ドロドロ大好き大映映画 監督 弓削太郎 主演若尾文子 川口浩
ビョンホンにはまる前、私の趣味は「古い邦画を観ること」
昭和30年代の邦画に何故かとっても惹かれ。
小津安二郎にはまっていたのはもちろん。
先日は恵比寿で溝口健二特集を上映するという予告を見て胸踊り・・
増村保造の怪しい耽美的世界や川島雄三の作品にも惹かれます。
監督が誰・・というよりも
あの時代が映し出す
生きることに貪欲なパワー
それはきっと地獄を見てきた人たちの強さなのかもしれませんが
おそらくそこに惹かれているのではないかなぁ~。
とにかく怪しい音楽から衣装風俗から舞台装置、小物に至るまで観ていて楽しい。
内容的には量産されていただけあってありえないものも多いですが
ゾクゾクするものに出会えたりすることも間々あります。
特に若尾文子作品はゾクゾクの確率が非常に高いです。
今の映画よりよっぽど色っぽい多し。目の毒。(笑)
そして彼女は単純なセリフを言いながら目で語る。手が動く。口が開く
とにかく異常なまでに色っぽい。そして可愛い。
私は大好きです。
川口浩とのコンビはずっと前に増村保造の「妻は告白する」を観たんですがこれは凄かった。
怖かった~。でもドロドロ大好きな私にはたまらない逸品でした。
川島雄三監督の「しとやかな野獣」も面白かったなぁ~
・・というわけで。
番組表でたまたまヒットした「女は抵抗する」を何の気なしに予約してたのをすっかり忘れていて
突然昨晩観ることにしました。
この時代の邦画は短くてすぐ終わっちゃうのもこういうときは嬉しいです。
でストーリーですが。
女プロモーターが活躍するギョウカイ話だった。
何でもナベプロの渡辺美佐社長がモデルの話だったみたい(今知った。何か聞いたことある話だとは思ったんだけど)
ストーリーはありきたりだったけど
大好きなジャズは満載だったし若尾文子は可愛かったので
そして何が拾い物だったって・・・
サックスをカッコよく吹く川口浩
これが実に美味しかった・・・・
意地を張って父親の跡を継ぎ女プロモーターとして必死に頑張る若尾文子を
影となり日向となって支える
皆に一目置かれるジャズミュージシャンの役。
これがね。
若尾文子は素直じゃなくて彼につれなくするんですけど
(でも本当は好きなのね定番です。)
つれなくされても何気なく優しいわけ。
優しくしてますって顔しないんだけど優しいわけで。
そこがいいんだなぁ~
なかなか笑ったりしない堅物なんだけど
ふと見せる笑顔やクールな感じが心地よく。
若尾文子も好きなくせに必死で突っ張る様子が異常なまでに可愛くて
必死で踏ん張っていた彼女が自分に寄りかかってきたらきっと川口浩は自分の命を投げ打ってでも助けちゃうんだろうなぁ~
なんて。
すっごい単純かつシンプルな脚本の中から
そんな想いまで感じ取れるのはやっぱり若尾文子の力量なんだろうな・・と思いつつ。
支えようとするいたいけな川口浩に胸キュンな私なのでした。
たまにはわかり易い映画っていいわ~
私、実は凄く単純な人間なのかもしれないと。
出来の悪い韓国ドラマのように尻切れトンボな結末にぶっ飛んでゲラゲラ笑いながらそう思ったのでした。
元気でお気楽な歌謡映画(ザ・ピーナッツ・坂本九も友情出演あり)です。
しかし・・私は生まれる時代を間違ったかな・・時々そう思います。
昭和30年代をオンタイムで覗いてみたい
もしその頃青春真っ只中だったら今・・・65歳くらいかな。
それでもきっと今頃ビョンホンファンだったのかもと思うと凄く可笑しい。(爆)
撮り貯めしていたHDDから「メゾン・ド・ヒミコ」を観ようと捜したら
以前録画していた若尾文子主演「女は抵抗する」を見つけてしまいました。
作品の詳細はコチラ・・と言いたいところですが。
マニアックすぎてたいした解説文はありませんので仕方なく自分で。(笑)
1960年 ドロドロ大好き大映映画 監督 弓削太郎 主演若尾文子 川口浩
ビョンホンにはまる前、私の趣味は「古い邦画を観ること」
昭和30年代の邦画に何故かとっても惹かれ。
小津安二郎にはまっていたのはもちろん。
先日は恵比寿で溝口健二特集を上映するという予告を見て胸踊り・・
増村保造の怪しい耽美的世界や川島雄三の作品にも惹かれます。
監督が誰・・というよりも
あの時代が映し出す
生きることに貪欲なパワー
それはきっと地獄を見てきた人たちの強さなのかもしれませんが
おそらくそこに惹かれているのではないかなぁ~。
とにかく怪しい音楽から衣装風俗から舞台装置、小物に至るまで観ていて楽しい。
内容的には量産されていただけあってありえないものも多いですが
ゾクゾクするものに出会えたりすることも間々あります。
特に若尾文子作品はゾクゾクの確率が非常に高いです。
今の映画よりよっぽど色っぽい多し。目の毒。(笑)
そして彼女は単純なセリフを言いながら目で語る。手が動く。口が開く
とにかく異常なまでに色っぽい。そして可愛い。
私は大好きです。
川口浩とのコンビはずっと前に増村保造の「妻は告白する」を観たんですがこれは凄かった。
怖かった~。でもドロドロ大好きな私にはたまらない逸品でした。
川島雄三監督の「しとやかな野獣」も面白かったなぁ~
・・というわけで。
番組表でたまたまヒットした「女は抵抗する」を何の気なしに予約してたのをすっかり忘れていて
突然昨晩観ることにしました。
この時代の邦画は短くてすぐ終わっちゃうのもこういうときは嬉しいです。
でストーリーですが。
女プロモーターが活躍するギョウカイ話だった。
何でもナベプロの渡辺美佐社長がモデルの話だったみたい(今知った。何か聞いたことある話だとは思ったんだけど)
ストーリーはありきたりだったけど
大好きなジャズは満載だったし若尾文子は可愛かったので
そして何が拾い物だったって・・・
サックスをカッコよく吹く川口浩
これが実に美味しかった・・・・
意地を張って父親の跡を継ぎ女プロモーターとして必死に頑張る若尾文子を
影となり日向となって支える
皆に一目置かれるジャズミュージシャンの役。
これがね。
若尾文子は素直じゃなくて彼につれなくするんですけど
(でも本当は好きなのね定番です。)
つれなくされても何気なく優しいわけ。
優しくしてますって顔しないんだけど優しいわけで。
そこがいいんだなぁ~
なかなか笑ったりしない堅物なんだけど
ふと見せる笑顔やクールな感じが心地よく。
若尾文子も好きなくせに必死で突っ張る様子が異常なまでに可愛くて
必死で踏ん張っていた彼女が自分に寄りかかってきたらきっと川口浩は自分の命を投げ打ってでも助けちゃうんだろうなぁ~
なんて。
すっごい単純かつシンプルな脚本の中から
そんな想いまで感じ取れるのはやっぱり若尾文子の力量なんだろうな・・と思いつつ。
支えようとするいたいけな川口浩に胸キュンな私なのでした。
たまにはわかり易い映画っていいわ~
私、実は凄く単純な人間なのかもしれないと。
出来の悪い韓国ドラマのように尻切れトンボな結末にぶっ飛んでゲラゲラ笑いながらそう思ったのでした。
元気でお気楽な歌謡映画(ザ・ピーナッツ・坂本九も友情出演あり)です。
しかし・・私は生まれる時代を間違ったかな・・時々そう思います。
昭和30年代をオンタイムで覗いてみたい
もしその頃青春真っ只中だったら今・・・65歳くらいかな。
それでもきっと今頃ビョンホンファンだったのかもと思うと凄く可笑しい。(爆)
彼と川口浩・・・もう随分前に亡くなった俳優さんだから知っている人もそう多くないと思うのだけれど(でも、知っている私って??笑)
あの頃の映画って、ヴィジュアルなシーンがなくても、その人の立ち振る舞いとか、漂わせている雰囲気とか色香とか、ドキッとするものが多かったような気がします。そして「純情」という言葉がまだまだずっと元気だった時代・・・
感性を大事にするBHssi。ひょっとしたら、それは同世代よりも少し年上の人たちに通じる部分が多いのではと思えたりしますよ。
おっしゃる事はよ~くわかります。
haruさん太~い筋金が1本通ってますね!
この忙しない・・世知辛い・・デジタルな時代に川口浩と××なんて!
今回ルーツを垣間見たような・・・
65歳でビョンホンファン!有りですね~
今よりもっと若いエキス吸い取ってしまうんだろうな、可哀相なビョンホンssi
お元気そうで何よりです。
私も日本の昔の映画は好きですが、ドロドロより、事件記者や、飢餓海峡などの、社会派が好きです。人間の証明(少し新しいほうに入りますね。)人間の条件などもすきです。あと、帝銀事件、三億円事件などです。
ミステリーもサスペンスも好きですが、今のように、何の理由もなく人を殺すのではなく、やむなく、しかたなく、そうするしかなかったのような、さまざまな条件の中で、殺人を選んで実行してしまう、悲しい物語を見る野が好きで、その人の精神状態や、心理状態を考えるのが好きです。
あと、小津安二郎は見ました。
オダギリジョーがこの間やっていた、狸の映画、昔のオリジナルを見たのですが、水の江滝子(多分)が、レビューのように、歌う踊る、今で言うミュージカルをはるか昔にやっていました。驚きとともに、新鮮で面白かったです。
なぜか、今の時期は昔の映画や、昔のドラマが似合う時期のように思います。春のほんの少し前だからでしょうか?
考えてしまう時期かもしれませんね。
ビョンホンssiから英気をもらっている60代のファンです。
若尾文子も川口浩も知っているけれど大映の映画は余り見たことがないです。どちらかといえばフランスやイタリア映画が好きでした。
ビョンホンssiはハリウッドよりフランスの香りが
するように思えるのですが。
そうですね。
川口浩といえば「探検隊」でしょ?
30代の人でもそれくらいの知名度かもしれませんね。
ご存知で嬉しいです。
韓流ブームが始まった頃。
彼らが石原裕次郎などの往年の映画スターと比較されていたことを思い出しました。
それはオーラなのかカリスマなのか。
でも、何か通じるものがあるのかもしれませんね。
年代を超え人をひきつける何かが彼にはあるのだと思います。
浮ついてないところが年上ヨジャのお好みなのかしら。ウフッ
お褒めの言葉ありがとうございます。(笑)
どんな「すじ」だか
でも何だか彼とあの時代の映画、同じ匂いを画面から感じる時があるんですよ。
色香っていうのかな。
今の俳優さんにはなかなかいないですねぇ~ああいう匂いをさせている人。
もし65歳だったら今より重症でしょうね。
可哀想ビョンホンssi・・吸い尽くされちゃう(爆)
うんうん。そうですか。社会派お好きですか。
私も「天国と地獄」観た時はすっごい感心したし。
「点と線」の映像やトリックも忘れられませんね。
とっても面白かった記憶があります。
トリックも今から考えると幼稚な気もしますがキッチュな魅力があって。
人間の条件は途中まで観たのですがあまりの長さに頓挫しております。
一生のうち一度は観終わりたいと思っている作品です。
「オペレッタ狸御殿」ですね。
私は市川雷蔵が大好きだったので
「花くらべ狸道中」は見たことがありますが
それは・・とっても不思議な世界だったことを思い出しました。
オペレッタ・・は未見ですが充分不思議そう。
是非挑戦してみたいですね。
鈴木清順監督のツィゴイネルワイゼンを始めてみた時の衝撃は今でも忘れられません。
そうなんです。この時期何だか無駄に頭が回ってます。
そうでした。お姉さま。お元気で何よりです。
大丈夫。彼の元気は日々自己生産されているでしょうから(若いからね。)
遠慮することなく共に美味しくいただきましょう。(笑)
イタリア映画フランス映画・・素敵ですね~。
昨夜、「死刑台のエレベーター」をちょうど観ました。
うんうん。凄く良かったです。
彼に堕ちる前
私はパリは好きだったものの
映画としてはヨーロッパ映画は未知の世界で。
観始めたのはここ一年くらいですが
驚くほど繊細で色気がある気がします。
ハリウッド映画とは違った匂いですね。
彼の演技も彼の好みもおそらくハリウッドよりはヨーロッパに近いと私も思います。
ハリウッドデビューするときはハリウッドでもヨーロッパチックな繊細な映画を選ぶのではないでしょうか・・・・どうかな。
彼はステーキっぽくない気がします。