百田尚樹氏の永遠の0が面白かった話をついつい書きそびれて今に至ります。
その件はまたそのうち。
そんなこともあって零戦に興味があったので、今話題の「風立ちぬ」観てきました。
何と、私、ジブリ映画がどうも苦手で
(^_^;)
テレビで放送してたりするとそれなりに観てはおりますが、
何が気に入らないのかと聞かれても上手く答えられないのですがとにかくダメなんですよねー。
そんな私が観に行ってもいいかなぁーと思ったのは零戦だということと、旦那さんが妙にノリノリで誘ってきたので仕方なくという部分とTOHOのポイントがたまっていたからという打算的な理由と野村萬斎の声のせい。(笑)
では感想を。
宮崎監督は何を撮りたかったのかな?
夢を追い求めるロマン?
不治の病に引き裂かれる恋人同志?
零戦を作った堀越二郎と堀辰雄のある意味自伝的な「風立ちぬ」を一緒にするという根本的な発想がよくわからない…
何だか虫のいい話だなというのが
正直な感想でした。
「美しいもの」だけ集めてある印象。
堀越二郎の飛行機愛とカプローニとの友情、共感の部分はとても良かったと思います。
カプローニの声が野村萬斎氏だったから?かもしれないけれど。(笑)
素敵。
「美しい夢」を共有する同志が夢を語りあう姿は大きな少年のようで微笑ましい。
いっそこのままプロジェクトxにすればいいのにと思ったりするほど。
が。
彼らが作っていたのは
殺戮兵器である戦闘機で
爆弾を積んで敵機を倒すのが目的の飛行機であるという認識が
彼らから微塵も感じられない。
最後まで。そう最後まで。
関東大震災のシーンはあれだけ大きい被害を映し出しているのに
戦争は彼が夢を見ているうちに終わってしまい、彼は「生きねば」と思う…。
飛行機を愛するエンジニアの情熱物語であるのはわかりますが、
だからと言って作ったものの使われ方に全く無頓着なのは???
もうちょっと葛藤とか描きようはなかったのでしょうか。
貧しい国飢える子供
飛行機にかかる多額の製作費
認識はあるけど
問題意識はないわけで。
この辺り、どうなんですかね。
本当に何にも考えていなかったのかなぁー。
そして。
小説「風立ちぬ」の主題が恋人たちの悲恋で、余命わずかな恋人を看病し、寄り添い、命の大切さ美しさを知り、彼女亡き後も生きねばと思う。
そんな物語なら何も昼夜厭わず飛行機製作に夢中になる主人公と風立ちぬの主人公を無理矢理重ね合わせなくてもいいような…。
看病も出来ず、上司宅の離れで上げ膳据え膳で面倒をみてもらい、ままごとのように過ごす様子は風立ちぬの設定とは余りに違う気がするし。
美しいところだけ一緒にいて
夢を見てる間に菜穂子さん死んじゃったのよね。
おそらく看取りもせず。
菜穂子さんは満足されていたようなので外野がとやかく言う必要はありませんが…(笑)
何だか何か違くない?
と言いたくなるような展開にちょっとげっそりしてしまいました。
男の情熱も恋愛も何だか中途半端で
泣けることもなく悶々と映画館を出ました。
主人公の声に庵野秀明監督を起用し、レビューではボコボコに叩かれていたのでどんなに酷いのかと覚悟してみたら、案外そんな酷くもないと思ってる自分にびっくり。(笑)
トトロで糸井重里氏の声を聞いたぐらいの違和感。
意外に声が若くて許容範囲でした。
あまり感情をこめるようなセリフないし。
ああ、こういう人いるかも。(笑)
本庄の声が西島君だったことに全く気づきませんでした。
残念ー。
それから夏休みなので小学生だけで観にきている子供たちが数組いたのですが、開始30分ぐらいで飽きている様子で全く関係ない話をしてゲラゲラ笑っていました。
これはトトロとかポニョとかと違うので静かに観てる方が難しいかも。
映画自体が静かなので騒いでいるとやたら目立ちます。
くれぐれもお間違えなきよう。
これが好きな子供がいたら精神年齢の高さに拍手しちゃいますね。
旦那さんは面白かったとのこと。
感想は人それぞれですね。(^_^;)
その件はまたそのうち。
そんなこともあって零戦に興味があったので、今話題の「風立ちぬ」観てきました。
何と、私、ジブリ映画がどうも苦手で
(^_^;)
テレビで放送してたりするとそれなりに観てはおりますが、
何が気に入らないのかと聞かれても上手く答えられないのですがとにかくダメなんですよねー。
そんな私が観に行ってもいいかなぁーと思ったのは零戦だということと、旦那さんが妙にノリノリで誘ってきたので仕方なくという部分とTOHOのポイントがたまっていたからという打算的な理由と野村萬斎の声のせい。(笑)
では感想を。
宮崎監督は何を撮りたかったのかな?
夢を追い求めるロマン?
不治の病に引き裂かれる恋人同志?
零戦を作った堀越二郎と堀辰雄のある意味自伝的な「風立ちぬ」を一緒にするという根本的な発想がよくわからない…
何だか虫のいい話だなというのが
正直な感想でした。
「美しいもの」だけ集めてある印象。
堀越二郎の飛行機愛とカプローニとの友情、共感の部分はとても良かったと思います。
カプローニの声が野村萬斎氏だったから?かもしれないけれど。(笑)
素敵。
「美しい夢」を共有する同志が夢を語りあう姿は大きな少年のようで微笑ましい。
いっそこのままプロジェクトxにすればいいのにと思ったりするほど。
が。
彼らが作っていたのは
殺戮兵器である戦闘機で
爆弾を積んで敵機を倒すのが目的の飛行機であるという認識が
彼らから微塵も感じられない。
最後まで。そう最後まで。
関東大震災のシーンはあれだけ大きい被害を映し出しているのに
戦争は彼が夢を見ているうちに終わってしまい、彼は「生きねば」と思う…。
飛行機を愛するエンジニアの情熱物語であるのはわかりますが、
だからと言って作ったものの使われ方に全く無頓着なのは???
もうちょっと葛藤とか描きようはなかったのでしょうか。
貧しい国飢える子供
飛行機にかかる多額の製作費
認識はあるけど
問題意識はないわけで。
この辺り、どうなんですかね。
本当に何にも考えていなかったのかなぁー。
そして。
小説「風立ちぬ」の主題が恋人たちの悲恋で、余命わずかな恋人を看病し、寄り添い、命の大切さ美しさを知り、彼女亡き後も生きねばと思う。
そんな物語なら何も昼夜厭わず飛行機製作に夢中になる主人公と風立ちぬの主人公を無理矢理重ね合わせなくてもいいような…。
看病も出来ず、上司宅の離れで上げ膳据え膳で面倒をみてもらい、ままごとのように過ごす様子は風立ちぬの設定とは余りに違う気がするし。
美しいところだけ一緒にいて
夢を見てる間に菜穂子さん死んじゃったのよね。
おそらく看取りもせず。
菜穂子さんは満足されていたようなので外野がとやかく言う必要はありませんが…(笑)
何だか何か違くない?
と言いたくなるような展開にちょっとげっそりしてしまいました。
男の情熱も恋愛も何だか中途半端で
泣けることもなく悶々と映画館を出ました。
主人公の声に庵野秀明監督を起用し、レビューではボコボコに叩かれていたのでどんなに酷いのかと覚悟してみたら、案外そんな酷くもないと思ってる自分にびっくり。(笑)
トトロで糸井重里氏の声を聞いたぐらいの違和感。
意外に声が若くて許容範囲でした。
あまり感情をこめるようなセリフないし。
ああ、こういう人いるかも。(笑)
本庄の声が西島君だったことに全く気づきませんでした。
残念ー。
それから夏休みなので小学生だけで観にきている子供たちが数組いたのですが、開始30分ぐらいで飽きている様子で全く関係ない話をしてゲラゲラ笑っていました。
これはトトロとかポニョとかと違うので静かに観てる方が難しいかも。
映画自体が静かなので騒いでいるとやたら目立ちます。
くれぐれもお間違えなきよう。
これが好きな子供がいたら精神年齢の高さに拍手しちゃいますね。
旦那さんは面白かったとのこと。
感想は人それぞれですね。(^_^;)
風立ちぬ、映画館の予告編で何度も見てウルウルしておりました。
でも、さあ観に行こう!というところまでは未だ至っておりませんで。
実は実は、私もちょっとジブリが苦手なんです。
でも苦手って言ってしまうと、分かってない人って思われるんじゃないかな…なんて考えて。
すごい人だし、作品もすごいのはよくよく分かってるんです。
ハウルと千と千尋はすごく好きなんですよね。
何処が苦手かというと、ズバリ、女性の描き方。
特にポニョに出てくる母親。どういうわけかイラってなるの。
ところで、近々公開の映画ですが、少年Hは観たいなと思ってるのです。
あと、夏の終わりだっけ?綾野剛さんが出てる映画。
ちょっとじめっと暑そうで良いかなと。
なんかとりとめなくなって参りました。
全国的に猛暑及び豪雨が続いておりますね。
お見舞い申し上げますと共に、ご自愛くださいませね。
残暑お見舞い申し上げます。
残暑というには暑すぎよねー。(笑)
くれぐれもご自愛下さい。
さて。こちら。
これ、前半はとってもいいのです。
飛行機を愛する少年が夢を見て学んで成長して…美しい飛行機を作りたいという夢を現実にしていきます。
その中で夢の中で同じ志を持ったカプローニと語り合うシーンは美しくて壮大でした。
この辺りは紅の豚の流れを汲むのかもしれませんね。
後半のラブロマンス部分とのジョイント方法が若干強引な気がしたのと、私が二郎に共感出来なかったのが辛口の理由かもしれません。旦那さんは「ラブロマンス映画」と言っていましたから、何に重きをおくのかで見え方が違うのかもしれません。
是非観てみて下さいませ。
そうそう、少年Hも気になってるのよね。
ジブリ映画の女性。
ふふ、わかるかも。
いかにも男の人が描きそうな女性結構いますよねー。
男っぽい男気映画好きの私としてはちょっと邪魔だったりするのです。(笑)
ちなみに宮崎映画で一番好きなのは
「カリオストロの城」です。(^_^;)