以下は、個人的な感想になりますので、そうは思わない方、その感想は違うやろ、と思う方、どうかご容赦下さい。
B'z「SURVIVE」
このアルバムは、個人的には、B'zのアルバムの中では、最も完成度が高いアルバムであると思っています。
それは、僕にとっては、今も昔も変わりません。
「SURVIVE」に収録されている曲は、僕自身、曲単位で聴くことはあまりないのですが、アルバムを通して聴くと、それぞれの曲の良さが際立っている、という風に感じます。(曲単位でいえば、「ACTION」に収録されている曲の方が良いと感じる曲が多い気はしますが、あのアルバムは捨て曲のようなものもある上に、曲順が良くない。また、サウンド的に言えば、「Brotherhood」、「ELEVEN」あたりの方がハードロックで良いと感じるが、「Brtherhood」はテーマが貫けている気がしないし、「ELEVEN」は曲単位にしか聞けない上にテーマもない。)
聴いたことのある人ならば分かると思いますが一曲目の「DEEP KISS」から、結構ブッ飛んでいますよね 笑。
稲葉さんの歌詞にはよく、クズな男が出てきて、その苦悩が描かれることも多いですが、この曲はその代表格であると思います。
でも、この曲がシングルで発売されていたら、あまり僕は聴いていなかったかもしれません。
それは、やはりこの「DEEP KISS」は、アルバム「SURVIVE」の一曲目としての役割が非常に大きいからでしょう。
その他の曲に関しても、アルバムの中でしっかりと意味をもっており、アルバム名である、SRVIVE(生き残る)、を良く象徴している曲ばかりで捨て曲はないように感じます。
歌詞的には、恋愛がらみの曲が多い今作ですが、僕にとっては、恋愛は関係なくとも、悩んでいる時やイライラしている時などにアルバムを通して聴くと、聴き終えたらなぜか落ち着いている、というアルバムであり、今まで何度もこのアルバムに救われてきた、といえると思います。
そうなるのは、やはり曲順が良く、かつ「生き残る」というテーマを一貫して貫けているからであるという風に思います。僕が一番のアルバムとして挙げるのはそのテーマが好きであるから、という訳です。
繰り返しになりますが、「SURVIVE」は、最もB'zの中で「完成度の高い」、「アルバム」であるという風に感じています。
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