君の名はタマアジサイ

　　タマから生まれた
　　タマアジサイ
　　名付けて
　　タマアジサイ
　　そのまんまやんか

君の名はワレモコウ

　　その昔、この花の色について議論している際、花自身が、「我もまた
　紅なり」と声を出した。　だから　”吾亦紅”　と名付けられたという。

　　その昔、私の色は何色、紅、橙、青いや白にしようと声を出した。
　白色は何色にも染まるから、今じゃ何色かわからない程に染まりすぎ
　てしまった。



　　　

夏物語

　　ムシムシする夏の夜に、昼間の君の姿を思い出す。　今頃君は
　どうしているのだろう、涼しげな風にあたりながら、今日も騒々しい
　一日だったなあ、しつこく写真を撮っている人がいたなあ。

　モデル代も置いていかないで帰っちゃったアン人は今、いずこに・・

　羊が一匹、二匹・・・・　あ～　夏の日の一日は闇の中に滑り込んでいく。

飛翔

　　　跳べ　跳べ
　　　上へ　上へと希を求め
　　　飛翔する

　　　厭くことなく
　　　更なる高みを求め

　　　さて
　　　いずこへ・・・・

　　　君の名はサギソウ

　　　｛君の名はシリーズは六甲高山植物園で撮ったものです。
　　　　売り切れゴメンです｝


　　　

まあるい君

　　手ごわい相手だ、どう料理すればよいのやら、君を目の前にすれば
　ハタと手が止まってしまう。

　　青空がないし、バックに何か入れるかと思案しながら、一応シャッター
　を切っておこう。　何かが見えてくるかもしれない。

　　君は自分の引き出しに入ってないので、こんな時他力本願的な思考
　に走ってしまいがちであるが、自分のセンスに任せるしかないなあ。

　　君の名はヒゴタイ。