25日は宿の家に集まり地神の掛軸をかけ供え物をし、
御馳走を食べ四方山話をして英気を養う。
この日は畑で土を耕すと、地神の頭を傷つけてしまうので、
農家のお休みの日であった。この日に働くと、怠け物ほど節句に働くと
軽蔑され、病気にもなったら祟りだーと言われてしまう。
季節のかわりめの時期で、体を休めようという先人の知恵では・と思う。

生まれた集落では、講の仲間が一人・二人抜けしてる間に20数人が
片手で数えられる人数になり、宿の当番がすぐ来てしまうと言っていた。
秋の長雨で晴れた25日は仕事を休めず、
酒を飲んで清めればいいか、と話がまとまり(*^_^*)していた。