むかしばなし

我が家はマンション５階で、息子が３歳の時に引っ越してきました。
以前は２階建ての家に住んでいたので息子が
「お母さんここにサンタさん来る？」
「もっちろん！」
イブには、ベランダのカギをかけないで息子を安心させます。
息子が寝た後鍵をかけ、包装紙でばれないようにむき出しで枕もとに置きます。
高い物を希望した時には
「大勢の子どもにプレゼントするんやから、サンタさんも大変やで」
と、値段を下げさせました（悪魔ですね）
小学校を卒業した時「実はね・・・」と打ち明け。
私が言うまでサンタさんは居ると思っていたようです。
一度同級生に「親がプレゼントを持ってくるんや」と、言われたそうで
「そうなん？」
「けちなお母さんがそんなんするわけないやん。
お母さんやったら、あんたの誕生日（26日）と一緒にするわ。
何で二つもプレゼントするんよ」
と、言ったら納得されました（笑）
クリスマスプレゼントと誕生日は違う物なので、ずっと二つ用意していました。
「親がする家はサンタさんから頼まれてるんやろ？
お母さんは頼まれてないから」
息子納得(笑)
娘にもこの手を使い、小学校卒業で打ち明けました
サンタさんが来てくれるのは小学生の間だけ、を信じていたようです。
娘からはサンタさんにあてたお礼の手紙が二通（５年生と６年生）。
私には宝物ですが、娘にとっては黒歴史(笑)
時々「捨てろ～！」とわめいています(笑)
私の演技力凄いでしょ？
それよりも「けちなお母さんが誕生日でもないのにプレゼントくれる訳がない」
それで納得されてしまう私ってけちやったんかね～(^_^)
息子と娘の年齢差は４歳。「あんた４年も黙っててすごいね」
「俺も信じてたから妹にも信じさせてやりたいやん」
４年間も娘に言わなかった息子えらい！
クリスマスになると毎年この話が出てきます。
さてさて、ご飯の用意をしましょうか。

メリークリスマス☆