みんなは「ごちそう」というと、何を思い浮かべるのだろう?
豪華な食事?
記念日のディナー?
値段の高い食事?
十人十色、それぞれ思い浮かべる物は違うと思います。
ごちそうを漢字で書くと「御馳走」になります。
意味を辞書で調べると、「豪勢な料理。贅沢な食事。」とあるのですが、もう一つの意味は、「馳走の丁寧語」。そこで、「馳走」を調べてみるとこんな意味もありました。「〔その用意に奔走する意から〕食事などでもてなしをすること」とね。オイラ的な解釈ではありますが、「御馳走」とは「走る」という漢字が使われているだけあって「走り回る」という意味。(自分に対しての)お客をもてなす為に、あちこち走り回って品物を集めたり、準備をしたりする事だとおもうんだ。そう、仲間同士でもね。
オイラは、この「御馳走」という言葉がとても好きなんです。
以前勤めていた会社で「コミュニケーション活動」というものがありました。この活動は、会社の有志(社員やパート)が12~3人(だったかな?)集まって何かコミュニケーションを図る活動をしたい時に、会社の福利厚生から一人あたま2~3000円の活動援助金が支給されるというものです。但し、場所が決められていて、社長宅の1階にある80人くらいが入れて食事等が出来るキッチン付きの部屋(社員・パートなら誰もが使用できる所)があって、そこでならということで。
その活動の中に、以前、「日本酒の利き酒会」という会がありました。
会社の人から、「今度、こんな会があるから出てみない?」と誘われたので、出席する事にしました。
オイラは基本的にお酒は日本酒しか飲めません。
だから、当時から色々と飲んでいたので「当日はどんなお酒が出てくるんだろう?」と期待を膨らませていました。
当日は、確か12~3人のこじんまりとした会だった様に憶えています。お酒は4~5本だったかな?銘柄は憶えていないけど、大手メーカーの上物や、当時TVや雑誌で有名だった物があったと思います。でも、少しがっかりしたのはよく憶えています。
お酒的には、大手メーカーの物は問題外として除けば、他の物はそんなに悪いもの無かったと思います。でも、普通酒が多く長い時間飲むには飽きのこない物が多いのですが、日本酒の初心者や日本酒に偏見を持っている人(最初に出会った日本酒の印象が悪く残っている人)には、ちょっと受け入れ難いお酒だったようです。なので、次回からの利き酒会はオイラがお酒を集めようと思いました。
当時から良い日本酒を扱う酒屋さんを探していて、町に出る度に酒屋さんを見つけては店内に入り、商品を見たり店主から話を聞いたりしていましたが、「これは!」というお店は見つかりませんでした。
その時、一軒の酒屋さんと巡り合ったのです。
オイラが仕事で、他の支店に手伝いに行く途中に通り掛かったスーパーの一角に、その酒屋さんはありました。
「あっ、酒屋さんだ」と思いましたが、仕事に行く途中でもあったので立ち寄らずそのまま仕事に向かいました。でも、店構えというか何というか、妙に気になって帰りに立ち寄ることにしました。
お店に入ると店主らしきヒゲの生やしたオヤジさんが出迎えてくれました。商品を見ていると「黒龍のしずく」が並んでいました。
そう、おいらが初めて旨い日本酒に出会った一本がそこにはあったのです。
そこで店主に話を聞くと、「ああ、これは限定品でねぇ。黒龍の普通酒を2ケース(1升瓶12本)買った人に1本買える様にしているんだよ。」と言われました。
そこで、この利き酒会の事、本当の趣旨(オイラは自分で勝手に「日本酒に偏見を持っている奴らにギャフンと言わせる会」とサブタイトルを付けていた)を伝えると、その店主はふたつ返事で「あ、そういう事ならいいよ。出してあげるよ。」と言ってくれました。しかも、初対面のオイラなんかにね。それどころか、「後、何本必要なの?」「黒龍のしずくとだったらバランスが大事だから・・・。こんなお酒もあるよ」とか、「本当はお得意様にしか出さないお酒で、店頭には並べていないんだけど倉庫に良い物があるからそれも出してあげるよ」と言ってくれました。
ここから、このオヤジさんとは10年以上の付き合いになるな~。
オヤジさんの協力があって、2回目の利き酒会は大成功に終わりました。そんな事もあり、社内で評判を呼んだか3回、4回と回を重ねるごとに参加者が増えて、最終的には参加者が50人ぐらいになったのかな?
お酒も基本的には、初心者でも飲み易い物で一般ではなるべく手に入れにくい物を中心に集める様にしていました。正直、集めるのはとても大変でした。
参加者からリクエストの銘柄があれば、関東近県の酒販店を調べて販売店を見つけては、そのお店に行って買う様にしていました。(大吟クラスは電話で問い合わせても売ってくれる可能性が少ないので、実際にお店に行って店頭に並んでいれば買える可能性がある。一か八かの賭けですがね。)
ある回では、メインと考えていた日本酒が「その利き酒会の当日までに今年は入荷するかどうか分からないよ」とオヤジさんに言われた事があった。利き酒会はいつも大体10月の後半頃に開いていたので、その年の夏休みを遅らせて10月の頭に休みを取って、長野県の小諸に在る酒蔵までお願いをするだけに行った事もありました。他の人から言わせると「バカだな~、電話でいいじゃん」とか「何をそこまでするの?」と思う人も多いと思います。オイラもそう思います。
でも、実際にお願いしに行って良かった。
蔵の社長に、今回このお酒をメインとして考えている事、この利き酒会の趣旨と裏の趣旨(ギャフンと言わせる…)を伝えると、とても嬉しそうな顔で深々と頭を下げられたのです。そして、「本当に出荷が間に合うか分かりませんが、その利き酒会の当日に間に合う様に1本だけ瓶詰めして送りますよ」と言ってもらえました。
その1本が手に入る約束を取り付けた事も嬉しかったんだけど、何より嬉しかったのは、蔵の社長がオイラの趣旨を理解してくれて嬉しそうな顔で笑顔になった事だった。その時、この利き酒会をやっていて良かったなぁと思いました。
初めて利き酒会に呼ばれて行った時の酒の肴は乾き物が中心で、デリバリーのお寿司があったか無かったか…?
次の回からオイラが主に行うに当たって、「酒の肴が寂しいな~」とか「参加者は仕事終わりで夜にやるから何かあった方が良いな~」って思って、確か2回目は湯豆腐を作ったような気がする。
3回目以降は鍋を基本(安価で暖まるし、色々な具で色々な味で楽しめるので)として、サイドメニューで煮物やラフテー、チャンチャン焼きなんかも作った事があったかな。
でも、基本的に男の料理なので変な所にこだわりを持っていて、ちょっと高い調味料や具材なんかも使ったりしていたんだ。
ある回では、人数が多かったので鍋を3つ作る事にした。でも、ただ単に同じ鍋を3つ作っても面白くなかったので、3種類の鍋にしようと思いました。確か…寄せ鍋とキムチ鍋と…後なんだっけな~?
周りからは「鍋が3つでも中身は1種類にした方が楽だよ」と言われました。オイラもその通りだと思いました。
確かに3種類作るという事は、具材の仕込みも3倍だし、スープ(出汁)も3種類作らなくてはいけないので大変でした。
でも、3種類にこだわったのは、オイラなりの考えがあったのです。
その回は、参加者も多かったので鍋が3つでも中身が1種類だと、仲の良い人同士で動かないんじゃないかなと思ったのです。
やはりこの会の大前提はコミュニケーションを図るという事だから、3種類作れば色んな人と話が出来るんじゃないかなと思ってね。
結果は・・・。よく憶えていません・・・。というか、仕込みでかなりへばってたので、会の途中は疲れて休んでいた様な気がします。でも、みんなは喜んでいた様なのでやって良かったんです。
酒の肴は、おいらが作ることによって、なるべく多く、夕飯代わりになる物。それでいてなるべく安いもの(ケータリングを頼むのより)を心がけていたのです。
なぜなら、お酒が限定品とか一般ではまず手に入らない様な物ばかりだったから、やっぱりそれなりに高く付くのです。そう、大体1本5000円以上で高い物だと1本1万円とか1万2千円とか、ざらにしていたな~。それで、基本的には4~5本くらいですが、回を重ねていくと参加者も増えるからそれなりの本数になっていく。でも、援助金の一人あたまの金額は変わらない。しかし、日本酒の質は落としたくない…。矛盾していました。
今だから言えるんだけど、正直、オイラの自腹を切ってやっていました。
ある回では、3万円。ある回では5万円。9万円なんて回もありました。やっぱり、「バカだな」って思われると思います。
いい加減、総務の方も他の人も気付いてたらしく「いくら自腹を切っているの?」とか「ちゃんと精算しなさいよ」とか「酒の肴は簡単でいいよ。それとも、参加者に言って一人500円とか1000円とか参加費を貰ったら?」と言われていたんだけど、いつも笑って誤魔化していたなぁ。
ある部署の方からは、こっそりとビール券なんかをまわして貰ったけど、ビール券も援助金も全部日本酒代にしちゃったり、それでも足りない時は領収書の金額を書き変えてもらって、自腹を切っていた事もあったなぁ。バカだよねぇ。
でも実際のところ、自腹を切る事は嫌ではなかった。別にお金が惜しい気も無かった。
しかし、オイラは裕福な家庭環境ではないし、自分にとって無駄なお金は1円も無かった。
でも、自分には変な想いがあって、しかもその想いはとても強く頑固だった。
その想いというのは、「料理で10円だろうと100円だろうと、お金を貰うという事は、それはプロの仕事に当たるのだから絶対に美味しい物を作らなくてはならない。」という想い。
ね、変でしょ。
その想いに付随して、「料理で実験?(研究?・遊び?)が出来なくなる」とか思っていた。不味かった時の言い訳が出来ないからかもしれないけどね。何かそんな想いが頑固にあった。今はそんなに想わないのですがね。
それと、もう一つの理由には、「この利き酒会にはお金では買えない物があったから」かな。
うん、それはやっぱりみんなの喜んでくれる笑顔があったからだな。
実際にこの会に参加をしてくれた会社の人だけではなくて、酒蔵で美味しい日本酒を造っている人達の「このお酒、とても美味しくてみんなが大好きなんです」と言ったときの、本当に心から嬉しそうな人の笑顔も独占している様で、すごく贅沢な気分になれたから。
もう一生、あの蔵人の嬉しそうな笑顔は忘れられそうには無いと思う。
でも、そんな楽しくて嬉しい利き酒会も、参加者が50人になった回で終わりになった。というか、オイラが終わりにしました。
その理由をハッキリとは参加してくれた人達には伝えなかった。
確か、ただ、「会の趣旨が変わってしまったので、今回で最後にしたいのです」と言っただけだったと思います。
本当の理由は、上の言った事が全てなのですが、もうやめようと思ったきっかけがありました。
参加者が50人に達する回が行われる利き酒会の数日前、オイラが働いているお店から本社に用事があって行った時に、数名の参加者に声を掛けられた。
「今度の利き酒会に参加するんです。お料理が美味しいって聞いたからね。お酒はどっちでもいいんだけどね。頑張ってね。期待してるから。」とね。
正直、ショックを受けました。というか、あくまでも利き酒会なので主は日本酒で無いといけないのです。ふと、あの蔵人の嬉しそうな笑顔が浮かび、すごく申し訳ない気持ちになりました。
蔵人もどっちでもいいお酒を造っている訳ではないし、オイラも苦労してどっちでもいいお酒は集めていないんだと思いました。結局、心が通じなかったのかなとも思いました。
その人達は悪気があって言っている訳ではなくて、励ましてくれている事は重々承知しているんだけど、何かわだかまりが解けなくて…。
その日から、当日までとても迷い、悩みました。このままこの利き酒会を続けるべきか、やめるべきか。
でも、日数が迫っていたので料理の変更も出来ないまま、気持ちも迷いながら当日を迎えました。
当日、利き酒会の支度をしていて仕事終わりで次々に参加者の方が集まってきた。
みんなが並んでいた料理を見て「美味しそう」と言ってくれていたのですが、オイラはあまり嬉しくなかった。なぜなら、オイラが苦労して集めてきた日本酒に興味を示している人は、ほんの一握りだったからです。そんな事もあり、そこで腹を決めました。やめようとね。
最後の利き酒会が始まり、社長から「この会の主催のハト君、挨拶してくれ」と言われたので、最後にしたいと話をしました。
その後、会の途中で何人の人にも「どうしたの?何でやめちゃうの?」とか、「やっぱり一人で料理を作るのが大変だったからでしょう」とか言われましたが、このきっかけとなった事は誰にも言いませんでした。というか、ここで書いたのが初めてなのですがね。
それに、料理も一人で作っていた訳では決してありません。
確かに、50人分となると、「ん~、どん位作りゃ~いいんだ~?」って思いましたが、前もって買い出しに行ってくれた総務の方々、毎回仕事を早めに切り上げて手伝ってくれた有志の方々、それに、お袋にも色々手伝って貰ってやっていたので一人の手柄では決してありません。
ほんと、今思っても「感謝」の一言です。
でも、その後も会社を退社するまでに、事あるごとに日本酒は持って行きました。
やっぱり、みんなの喜ぶ嬉しそうな笑顔が好きだったからね。
話が、かなりそれてしまった様なのですが、この「利き酒会」を通してオイラの中にある「御馳走」の意味が変わった気がします。
以前は、やはり「贅沢なもの。高級なもの」というイメージがあったのです。
でも、こんな出来事があって、おいらの中では、「ご馳走とは、人が人を思い、奔走して品物を集めたり、準備をする心」に意味が変わったのです。
だから、どんなに見てくれが悪くても、料理下手でも、男の料理と笑われても、人に対する思いが入っていれば「御馳走」になるのかなって思うんだ。
(ただ、ちょっと味が不味すぎるのは練習しようね)
なので、その会社に勤めている時には、利き酒会や何かの会があって、日本酒を差し入れようと思った時には、必ず総務に「誰が来るの?」とたずねていた。
それは、参加される方の傾向によって味やクラスを変えていたからなのです。女性が多ければ、軽めでフルーティーな傾向の物、男性が多ければ、スッキリしていて多少コクのある物という感じでね。まあ、オイラの好みも多分に入ってたけどね。
それと、この「御馳走」って言葉は、食べ物に限った事だけではないと思うんだ。
たとえば音楽で言えば、ミュージシャンが自分の音楽を演奏する。唄う。
それを聴いているファンの人達が笑顔で声援を送る。手拍子をする。
それもアーティストにとって「御馳走」なのかもしれないと思う。
逆もまた然りだよね。
だからこそ、全てにおいて「人が人を思う心。思いやる心は大切な事」なんだと思う。
ちなみに、オイラの好きな「御馳走」は、「人が喜んでくれた笑顔」かな。
ここまで読んでくれた皆さん、どうもありがとう。
では、また。(笑顔)
でも正直、たいしたこと無い普通の人ですよ。(自分で言うのもなんですが…)
ただ、日本酒が好きで、人が喜ぶ笑顔が好きなだけですから。
自分の持ってきたお酒を呑んで、「旨い」と言ってくれるだけで、調達したかいがあります。
とかく(有名酒造のおかげで)偏見を持たれやすいお酒なので、本当の味を知ってもらうお手伝いをしているだけです。
本当の味さえ知っていれば、後は自然に世界が広がって行き、やがて自分に合った物が見つかると思います。
日本酒初心者のボクはただ「旨いなぁ」
「もっと日本酒知りたいなあ」と・・・
ハトさんの日本酒に対する熱い思いを改めて知り、正直「すごい人だなぁ」と思いました。
すみません、何か宣伝しちゃったみたいで…。
会社を辞めて、最近人に御馳走をする機会があまり無くなって、この前はちょっと張り切っちゃったのかもしれません。(苦笑)
でも、そんな特別な事をしたとは全然思っていません。ただ、普通に喜んでもらえたらなぁと思ってやっただけなのです。
仲間って、多い分にはとてもいいことだと思います。
でもやっぱり、人と人とは心で通じてるものだと自分では思うので、人に思いやりを持って何かをする。思いやりをもって何かを言う。という事が大事な事なんだと思います。
自分で思っているだけかもしれませんが、自分にはそんな友達が少ないのですけど何人かいます。
学校の時の先輩であったり、前の会社の上司であったり、同僚であったり、後輩であったり、ライブの仲間であったりとね。
みんなとは、そんなこっ恥ずかしい話はした事が無いのですけど、何かに付けて連絡をくれたり、駆けつけてくれたりしてくれます。自分にとって、とても勿体ないくらいの人達です。
そんな中の一人が、今回の主役(○○ろちゃん)だったのです。○○ろちゃんが、普段色々心配してくれて連絡をくれたりしてくれたのが嬉しかったので、今回はこうしようと思ったのです。
だから、決して特別な事をしたとは思っていませんし、もし仮に今回のライブがBEGINだったとしても同じ事をしていたと思います。
namiさんはコメントの中で、「美しいもの」と表現してくれましたが、自分は「泥臭い」の方があってるなぁって思いました。(笑)
namiさんのコメントで「美しいものに触れると感動して涙がこぼれる」とありますよね。とてもやさしい心の持ち主だと思います。その心を大切にして、持ち続けてこれからも頑張ってほしいと思います。
そして、数多くの人に、そのやさしい気持ちと感動をする心を伝えていってほしいなぁと思います。
これからも応援していますので頑張ってくださいね。(^^)
私は思いやりという言葉が好きです。
ハトさんにはその心が溢れるくらいにあるのが見えてとても感動してしまいました。
美しいものに触れると感動して涙がこぼれる。まさにそんな気持ちで私は心を打たれています。ありがとうございました!
お酒に合う料理とか、お酒を有り難がれとかじゃなく、純粋にみんなの笑顔が見たかっただけだし、日頃業務で忙しく、笑顔のあまり無い職場(笑顔ばっかりだと逆にまた問題と思うけど…)で働いてる皆さんに、笑顔でコミュニケーションの取れる場所を作りたかっただけだったのです。
でも、やっぱりseigoさんのコメントにも書きましたが、変な所にこだわっていたのかなぁとも思います。
ちひろさんの言うとおり、この「御馳走」って、どんな人にもどんな事にも当てはまると思うのですよ。
自分の中のご馳走の数が増えただけ、自分の心も豊かになるのかなぁって思います。
まあ本当のところは、お酒がメインでも料理がメインでも、自分はどっちでもよかったんだと思います。
でも、「お酒はどうでもいい」という言葉(心。そう思ってる人がいる。)を引きずってしまったせいでしょうかね。お酒を集めるのは本当に大変だったけど、参加者の喜ぶ顔を思い浮かべならお酒を集めていたからねぇ。
でも、この利き酒会の効果があったのか、あの会社では日本酒党が格段に増えたのは事実ですよ。(笑)
それと、seigoさんは前回のBYG花見会には参加していなかったんだっけ?
あの時は、限定品や一般入手不可能な日本酒等を4・5本見繕って持っていったんだよ。
あたしは今はほとんどお酒飲まないですけど
(それによってほとんど飲めなくなってますけど)
やっぱりおいしいお酒と、それに合うお料理、ってすごく幸せですよね。
ハトさんは絶対その辺もこだわってお料理作ってらしたんだろうし、
そのことに気付いてる人も、もちろんいらしたんでしょうけどね。
お酒を飲む前はお料理に気をとられて気がつかなくとも、
食べて飲んでと繰り返しているうちに
それに気がついた人もいるかもしれないですし。
口に出さずともそういう人もいたかもしれない。
けど、やっぱり…ハトさんとしてはそれは本位じゃない言葉ですよね。
私もすごく考えさせられました。
お料理とお酒だけじゃなくて、それと音楽だけでもなくて
本当になんにでも当てはまることですしね。
自分自身のこと、考えちゃいました。
上手く書けないですけど、考えるきっかけをくださって
ありがとうございました。
もしかしたらなんですけど、開催する度に
「このお酒が手に入ったから、料理を合わせてます」
って説明してたら、参加者の意識も変わってたかもしれませんね。
その会社、異様に利き酒の上手い人達が増えたりして(笑)。
ただ、ハトさんには素敵な蔵人さん達との出会いがあった訳ですし、そちらが馳走だったみたいですね!!