●どちらにしようかな?
自宅から少し離れた町のトヨペット店・中古車センターに到着。
はやこま)先程電話した者です。中古車3台あると聞いたのですが・・・・。
店員)こちらに、どうぞ。
確かに、3台ありました、どれも初回の車検まで少し残存期間がありましたが・・・
①グレード:2.5 Sパッケージ。 ボディカラー:メーカーオプションのエクセレントパールの2トーン 本体価格¥198万円
②グレード:2.5 Sパッケージ。 ボディカラー:シルバーメタリック 本体価格¥198万円
③グレード:2.5 Gパッケージ。 ボディカラー:シルバーメタリック 本体価格¥208万円
●私はボディカラーで①が気に入った。ところが妻はメーカー純正ナビ、スカイフックTEMS、クルーズコントロールが標準装備、更にオプションのリヤスポイラー(Sパケは標準装備)、スライドサンルーフ、ナビ連動の6連装CDチェンジャー等豊富なオプションが装着されている点と"シルバーは汚れが目立たない"、と、いうズボラな理由で③がイイと意見が分かれた。
さて、どちらにしようか?
その3台のうちから候補になった1台を(私と妻の2人が順番に)試乗をさせて頂いて、純正のアルミホイールに装着されたタイヤがスタッドレスだったので新品のサマータイヤに交換する事と少しの値引き対応を条件に、結局ボディカラーはしばらくすれば見慣れるだろう、との意見になり我が家に3台目の愛車マークIIクオリス 2.5Gパッケージがやって来ることになった。
↓これは欲しかった2トーンのボディカラー。(カタログより)
●当時の諸元
型式:GF-MCV21W
全長×全幅×全高:4790×1785×1470mm
車両重量:1540kg
エンジン:2MZ-FE型( V型6気筒DOHC) 排気量:2496cc
最高出力:200ps(−kw)/6000rpm
最大トルク:25.0kg・m(−N・m)/4600rpm
燃料消費率(10/15モード走行):9.5km/L
タイヤ:205/65R15
サスペンション(前・後):ストラット式
2MZ-FE型エンジン(カタログよりスキャンした画像)
メーカー純正のナビ(この頃はまだタッチパネルではなく、カーソルとボタンで操作)
セダンのマークⅡがFRなのに対してこのモデルはFF駆動、マークⅡの長い歴史の中で、唯一「FF駆動のワゴン」で存在した異端なモデルでした。
(現行のマークX ZioもFF)
ベースは同時期に発売されていた、グリルやリヤゲートのデザインが違う「カムリグラシアワゴン(型式がGF-MCV21Wと同じ)」や、セダンの「ウィンダム(型式:GF-MCV21)」とエンジン・シャシー等共通の兄弟車。エンジンは横置き2.2L(直4)/2.5L・3.0L(V6)の3機種での展開。但し、グラシアは搭載エンジンが2.2L/2.5Lの2機種で差別化されていました。ちなみにアメリカではレクサスESとして販売されていた、ウィンダムはV6の2.5L/3.0Lのみで更に差別化されていました。
●購入後に装着した物たち。
・ルーフレールにキャリアバーを取り付け。冬はこのキャリアにスキー用のアタッチメントを取り付けてスキー場へ直行。また、夏の入口には自宅の外に掛ける日除け用の長いヨシズを買った際もバーにロープで括り付けて運ぶ事もできました。
・ヘッドライトのロービームに後付けのHIDキットを装着。
・クラクションを30セルシオのホーンに。→これは現在のカムリに移植。
●走りの印象は、同じ2.5Lエンジンだったチェイサーと比較すれば、車重量が重いためか低・中速の加速はややもったりとした感じでしたが、走り出せば十分なパワーを発揮。特筆するのは加速する際のエンジン音、ほとんど聞こえません、静粛性は抜群でした。心配していた雪道の運転もABS/TRC等の安全装備に加えて、ワイドな車幅とリヤラゲッジルームの荷重がリヤタイヤに掛かるため適度なトラクションとなり、雪道での走行は終始安定。おかげで購入~手放すまでの間、スタッドレスタイヤ装置での雪道では、大きなスリップやスピン等は一切なく安全に雪道を走行する事ができました。
もちろん、ラゲッジも余裕の積載量で妻の実家に帰省の際は荷造り不要で、大きなプラスチック製衣装ケースをそのままラゲッジに放り込んでの移動ができました。唯一の不満は燃費、買い物中心の街乗りで7~8km/L、それが冬季のスタッドレス装着だと6Km/L程度に下降。しかもハイオク仕様なので冬のガソリン代は結構きつかったです。しかし長距離の高速走行時は意外にも良好で、平均10km/L、クルコンを上手に使うと12~13km/Lなんて時もありました。
冬はスキー、それ以外の季節は釣りやゴルフ、温泉を含めた各地への旅行、実家への帰省、そして2011.3.11以降は東北沿岸の津波被災地をめぐる旅等、あらゆる場面でその使い勝手の良さを発揮してくれました。
安比高原へのスキー旅行
餘部鉄橋の下で(まだ新橋に架け替えになる前でした)
福島県会津地域にある、立派なイチョウの木の下で。
2012年の冬、震災後に初めて活動した宮城県東松島市宮古島地区のその後の様子が気になって・・・
当時の自宅で最後の姿
3代目と4代目、最初で最後のご対面
そのクオリスも晩年は足回りにガタがきてしまい、18万キロを目前にして泣く泣く手放す事を決意しました。
余裕の走りに加えラゲッジの使い勝手の良さなど、ラージ・ステーションワゴンの良さを教えてくれた忘れられない1台になりました。例えば今のカムリHVにカメラ式の安全装備を付加したステーションワゴンのバージョンがあれば即購入となるのですが、それは夢の話でしょうね。
(アクティブなツアラーだった3代目・完)
この車がFFだったとは知りませんでした。
マークⅡの名を借りた別物だったのか。
でも雪道には強い味方でしたね。
スキー場や冬の東北道もなんのその
18万km・・・走りましたね!
ところで、余裕の走りで
カメラ式の世界最高水準の安全装備が装備されたAWDラージ・ステーションワゴンが
有るじゃ無いですか、一つだけ適合しないのはHVですね。
でも、これも噂ではHVでは無くPHEVの仕様も発売予定だとか
もうお解りだと思いますが、その名は レガシーでした。
如何でしょうか。(笑
私も購入を考えた車ですね。
クオリスかグラシア悩みました。
カムリ好きな私にしては・・・・。
長くなりそうなのでここまでにしておきます。
18万キロ凄いですね。
m(__)m
やはり予想どうりあれでしたね。
ステーションワゴンは荷物も沢山つめて走行ほとんどセダンと変わらないのでいいですよね~
かなり色んなとこ行かれたんですね~
餘部鉄橋も行かれたんですね~
自分も行ったことあるんで懐かしいです。
これだけ乗ればかなり愛着がわいたでしょうね~
10万円の違いなら奥様の選択の③が正解では?って思いました。メーカーオプションのナビが付いて
2.5Lでこの価格なら結構お買い得だったのではないでしょうか?
10系アルファード購入時に、カラーサンプルで①のツートンと同じカラーが有り、それを注文しようとしたらMC後のカラー設定には無いと言われ、仕方無くパールホワイトにした記憶が蘇りました(^^;
この車は本当に長く乗られる方が多いように感じてましたが、その理由がこの記事で解った気がします。とっても使い勝手が良くて次に変わる車が無いからですネ。
ですね。
このような車に乗っておられると、コンパクトカー
には、今後も、手は出そうもないですね。
ステーションワゴンも、いい選択だと思います。
わたしも、ボルボのV70(中古〕の購入を検討
したことがあります。
長男がアウトバックに乗っています。
趣味の道具をいつも積んでいますが、
それも、車の使い方かな、なんて思います。
4台前のウインダムでV6エンジンを経験し、
3Lだったせいもありますが、トルクフルで、
かつ、心地よいエンジン音とアクセルワーク
に余裕ある反応を示してくれる性能に、
惚れ惚れしたことを思います。
燃費は、冬道で6km位だったと思いますが。
この経験から、今のクラウンもv6エンジンです。
はやこまさんの3台目の選択に、奥さんの
ご意見が反映されたのには、わたしも同感
ですね。
余部鉄橋は、バスツアーでしたが、取り壊しになる
前年ということで行ってきました。
ゆっくり鉄橋の上を列車が通るのも、
みてきました。(バスツアーが、列車通過
時間にあわせて、案内してくれたから〕
暇なもので、長くなってしまいました。(笑〕
若かった頃なら自分の中ではかなりの贅沢で選択の範疇外でした。
スタイルさえ気に入れば広くて荷物は余裕のヨッチャン。
走りもトルクが効いてゆったりどっしりですもんね。
今の自分なら何とか検討の余地はあるかもってところですが、
今度はハイブリッドの燃費を知った今ではノーマルガソリン車には戻れないかも知れませんね。
horibonpapaです。
思い出の車。
ステーションワゴンなら荷物も余裕で積めて
走行も軽快でしょうね。
そんな車とともに18万キロ走られたのですか。
思い出のいっぱい詰まった車でしたね。
当時はレガシィも検討したのですよ、アイサイトとナビ付きで、今乗ってるカムリの車両本体価格よりも安価なスペシャルプライスの提示を受けたのですが、当時のモデルは少し魅力に欠けてたので決断出来ず、結果としてクオリスのメンテでお世話になってる営業担当から今のカムリを購入しました。当時、もしレヴォーグがあれば間違いなく買っていたと思います。でも、そうなるとこのコミュの皆さんと出会う事は無かったですね。
購入検討された事があるのですね。その時のエピソード、色々お持ちの様ですね〜。もし、お会いする機会があればゆっくり聞かせて下さい。クオリスは最後の2年間、足回りに不安を抱えながら乗ってました。
そうなんですよ、予想通りでした。
荷物もたくさん積めるし、走行フィーリングは乗用車と変わらないので良かったですが、荷物も積めて更に人もたくさん乗れるミニバンに人気を奪われてステーションワゴンの人気が下火になり、各メーカーの車種も少なくなってしまいました。
ミニバンの使い勝手の良さには叶わないので、仕方がないのかなぁ〜。実は、カムリ購入時、トヨタにラージワゴンが無くなったので、エスティマも購入の候補に上がってました。