自分の足で歩いてみよう。
少し前の話になりますが9月初旬、仕事で岩手県釜石市に出張滞在しました。
予定は月曜日夕方~木曜日午後まで3泊4日釜石に滞在して仕事、木曜日の夕方花巻まで戻り宿泊、金曜日の夕方、以前ブログに記事を掲載した「花巻祭り」に参加のスケジュールでした。
実は釜石滞在中に、津波被害にあった街を「自分の足で歩いてみる」と出張前に計画をしていました。滞在2日目(火曜日)の朝は前日の釜石までのロングドライブの疲れで朝までグッスリ寝てしまいました。
そして滞在3日目(水曜日)の朝、早起して釜石市内の津波被害にあった街を早朝散歩しました。
●ご注意
ここから先は震災による津波被害にあった施設や建物の画像が多く登場します。
この様な画像は見る方によっては「強い精神的ストレス」を感じる場合があります。
「精神的ストレスを感じるおそれのある方」、「震災・津波被害の画像を見たくない方」はこの時点でお帰り下されば幸いです。
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ーーーーーーーーーーーーーーー記事はここから始まります。ーーーーーーーーーーーーーーー
ホテルを出発し釜石市役所を目指します。9月の早朝(AM5時頃)とはいえ、まだ蒸し暑いのでバテ無い様にゆっくり街を歩きます。
5分ほど歩いて釜石市役所に到着。市役所は小さな山のふもと、少し高台の位置にあります。
市役所の左右方向に非難場所(通路)の案内があります、後で画面右の避難通路へ行ってみます。
釜石市役所入口から反対側の海の方を見ています。
市役所正面から右方向へ行くと階段があり、国道の下をくぐります。更に先の階段を上がると山の中腹にある断崖絶壁の避難通路に到着します。画面右の階段から昇ってくることもできます。
避難場所を下から見るとこんな感じです(赤枠が避難場所)。市役所は左手側、画面に入らないほど割と長い距離がある避難通路ですが道幅は狭い感じでした。
その避難場所から街を見ます。
同じ避難場所で先に進んで見ました。
更に先へ。
また更に先へ。
震災当日、この場所で津波が街を襲う様子を見ていた市民の皆さんはどんな気持ちだったのでしょうか?もちろん同じ気持ちになる事等到底不可能なのは承知していますが、ふと考えてしまいました。
又、ニュースや特番で津波が街を襲う場面を何度も見ましたが、この場所で撮影されたものもあったかも知れません。
一旦この避難場所から下へ降りて、先へ(上の写真の左方向)へ再び歩きます。
今度は高台に公園がありましたので、昇ってみました。
公園の上から街をみます。
公園から降りて、岸壁の方へ行ってみます。(上の写真の赤丸印のところ)
防波堤の上に昇り港を見てます。建物は壊滅、地盤沈下の影響で波が防波堤の足元まで
きており、海水に浸かってます。
防波堤を降りて、ホテルに戻りつつ街を歩きます。
釜石の街で頑張っているお店がありました。
このお弁当やさんは、平日のみ営業です。
こちらは珈琲SHOP、憩いの一時を提供してくれるのでしょう。
染物(工場)店、お祭り用品を販売しています。
そして、復興商店街。
約1時間半ほどの早朝散歩でした。この早朝散歩の様子を今回一緒に仕事をしている協力会社のメンバーに話したところ、今日の業務終了後、釜石以北の沿岸部に行ってみる事になりました。
そのドライブの途中のある場所で、予想もしていなかった信じられない光景を目にしました。
<<続く>>
コメント
- 車好きオヤジ [2012年10月14日 20:23]
- 阪神の時もそうでしたが記事や写真で見るのと
実際の現場は様子も全然違いました。
想像できませんけど被害状況は阪神の比ではないのは判ります。
生のはやこまレポートを期待して待っています。 - 北のはげおやじ [2012年10月14日 22:00]
- 私も、昨年9月、山形出張のおりに、思い出の残る南相馬市に足を運び、惨状を確認してきました。
- はやてこまち [2012年10月15日 12:38]
- 車好きオヤジさん、こんにちは。
阪神の時は、妻の実家と義弟宅、勤務先の当時の西宮本社が被災したので僅かな食料を持ち京都まで復旧した新幹線に乗り関西入りしました、確か震災2日後だったと思います。京都で乗り換えた在来線には買い出しの被災者が多く乗っていて、持っている食料を車内で分けてしまおうか?と何度も衝動にかられた事を覚えてます。 - はやてこまち [2012年10月15日 14:43]
- 北のはげおやじさん、こんにちは。
思い出のある街の変わり果てた姿は、とても悲しいものですね。 - リゾートペンションいーとこ [2012年10月15日 16:45]
- こんにちは、昨日は気仙沼の様子を視てきました。改めて復興代予算の使われかたに疑問を懐きます。現地の人達はうんと頑張っているのに。
- ~アキラ~ [2012年10月15日 21:17]
- 学生時代に「新日鉄釜石」というとても強いラグビー社会人チームがあり憧れていました。いつかその地を訪れてみたいと思っていたのを思い出しました。
今でも地域の復興に向けてがんばっておられることと思います。 - はやてこまち [2012年10月15日 22:01]
- ペンションいーとこさん、こんにちは。
被災地の皆さん、ホントに頑張ってますよね、内に有るだろう悲しみをこらえて前向きに。
そんな人達の支えになる様に、役に立つ様に復興予算や義援金が使われる事を願うばかりです。 - はやてこまち [2012年10月15日 23:13]
- ~アキラ~さん、こんばんは。
今回釜石で仕事をした取引先は新しい工場で、我々は休憩の度に道路の向かいにある事務所脇の自動販売機にジュース等の飲料を買いに行っていました。そこは、新日鉄釜石ラグビー部の後継団体「KAMAISHI SEAWAVES R.F.C」の事務所でした。
後ろ側にはグランドがあり、何か工事を行っている様で、時折選手らしき人の姿も見えました。
http://www.kamaishi-seawaves.com/ground/index.html
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