日記

適当に書きたいときだけ書いてます。

紙飛行機

2022-12-19 20:20:01 | 日記

 好きってのはよくわからないもんで。それでもその気持ちを好きって思う。だから元気でいてほしいんだ。特別なことなんてなくていいから、元気でいてほしい。

 俺はいつも行動が遅くて、今回もそうだった。だから元気でいてほしいんだ。まともに喋ったこともないけど、キミの歳さえわからないけど、それでも、元気でいてほしい。ただそれだけだよ。

 


一体化

2022-06-19 02:44:49 | 日記

 オナニーとセックスは別物だ。

 僕はオナニーをするとき、目を閉じて自分の好きな妄想をしながら行う。それが過去、現在に知り合った人間をモチーフにしていることもある。自分の中ではなるべくリアルに想像を行うが、やはり、それはセックスと同じにはならない。現実のセックスには、それでしか得られない報酬がある。

 だから俺はセックスがしたいのだ。このところ久しくしていない。セックスには多少面倒ごともある。しかしそれは、料理を作る際に行うちょっとした手間のようなものだ。ほんのちょっとの思いやりが、大きな成果へとつながっていく。

 僕はレイプなどはしたことがないが、やはり、セックスは好きな人間とするのが1番気持ちいいと思う。体がつながっているだけではなく、心がつながることこそ重要なのだ。そんな経験は生涯で1度くらいしかないが、それでも、あのセックスは気持ちよかったと今でも思える。お互いが裸になり、心を脱ぎ捨て、一体化していく。相手のすべてが自分になり、自分のすべてが相手になる。人と人との壁が無くなる。世界にいるのは自分と相手だけになる。なにも聞こえなくなり、すべてが無に帰す。そんなセックスを、もう1度したい。


花火

2022-06-16 23:58:44 | 日記

夜空を見上げると、俺だけじゃない他の誰かも同じ空を見ているんだよなと不思議に思う。俺みたいな社会不適合者も、どこかのひきこもりも、毎晩クラブに行って踊りはしゃいでいる人も、みんな、そうなんだよな、と。この世界には俺以外の人間が生きていて、みんななにかしらをしている。見えるものなんてごく一部だけど、そこには確かに人生があると感じる。そう思うと、なんだかとても、不思議な気持ちになった。

人と人の間には壁があるように思うけど、本当はどこかでつながっているのかな。そんなのオカルトじみていて信憑性はないけど、俺はなんだか、そっちのほうが素敵だなと思う。


終わった日の唄

2022-02-01 13:44:26 | 日記

 人を傷つけてなにが楽しいのだろう。自分が気持ちよければそれでいいのだろうか。怒りがあふれ出てきそうになる。汚い言葉が喉から出かかる。昔、学校の先生が言っていた。"悪口はいけないことだ"って。なのに、この世界は悪口であふれている。先生はこんなことも言っていた。"人を傷つけてはいけない"って。でも、この世界には人を傷つける人間がたくさんいる。僕も、そのうちの一味だ。だから嫌だった。自分が、人間が嫌だった。忘れたかった。逃げたかった。でも逃げられなかった。そして僕は今もここにいる。この腐ったパンの上で、腐った菌みたいに。

 言われ続けているのは嫌だよ。でも言えないよ。


親切心

2021-10-11 21:57:50 | 日記

 僕はどうも昔から、差し入れとかが苦手だった。自分の好みのものであれば食うが、そうじゃなければ食べたくない。でもそれを言うと、「せっかく作ってくれたんだからさ」とか周りの人が言うのである。いや、それって親切か? お節介って言うんじゃないのか? そういうのが好きな人が一定数いるのはわかる。周りの人に尽くしたり、自ら進んでなにかを提供したり。でも、それってただの押し付けじゃないのか? そういう風に考える人だっていていいはずだろう。それなのに、親切を受け取らないと、そちらが悪にされる。なぜだろう。

 人が作ったものとかも苦手だった。大学生くらいまでは、親の作った料理すらそうだったのだ。だから小さいころなんかは、俺がインスタント食品しか食べないから、親によくキレられた。「あんたなんかこれでも食ってろ!」って言われて、カップラーメンを投げつけられたことを覚えている。それでも、親の手料理を前にすると、吐き気がすごかったのだ。特に嫌いなものだと。

 なぜ自分がそうなのかと考えると、俺は人にペースを乱されるのがすごく嫌な人間なのだと思う。だから食べ物も、自分の好きなときに食いたいし、食べたいものを食べたい。差し入れをくれる心はとても素敵なものだと思うが、別に食いたくないときにはいらないのだ。それでも、なかなかそういうことを言いづらいというのもある。傷薬を口に放り込まれてる気分なのだ。しかもそういうことをする人は本当に善意でやってるから、余計断りづらい。断ると、まるで世界が終わったかのような顔をするのだ。たぶん、そういうことで自分の存在を確かめているのだと思う。だからまるで、自分を否定されたような気分に陥るのだろう。別に俺もそんな意図があるわけじゃない。ただ、いらないと思うだけなのだ。

 だから、1つ提案する。作る前に「いるかどうか」聞いてくれないだろうか? ものを聞いて、いると思えば頼むし、いらないと思えば断る。そうすれば食品も無駄にならないし、余計な労力もかからない。それがお互いにとってよいと思うのだが、世の中の親切な方たち、いかがですか?