日記

適当に書きたいときだけ書いてます。

コンビ二

2021-06-30 09:29:07 | 日記

深夜2時ごろ、食料とたばこを買いにコンビ二へ行った。雨がたくさん降っていた。家を出てすぐ、おばあさんが向かいから歩いてきた。なぜ深夜におばあさんが?、とも思ったが、どしゃぶりの雨だというのに傘もさしていないことも気になった。おばあさんは、よくご老人が歩くときに使っているカートみたいなのを押していた。まぁでもいいか、と思って、俺は横を通り抜けた。

すると、その直後、後ろから声が聞こえた。振り返ると、おばあさんが立ち止まって、こっちに向かってなにか声を発していた。なんか用事だろうか、と思い、おばあさんのほうへ歩み寄った。すると、おばあさんは俺に向かって、「~~いる?」と言っていた。前方を指差しながら、なにか俺にたずねているようだった。しかし、「~~」の部分が聞き取れない。他にも何言か言ってたが、雨の音にかきけされてしまう。

30秒くらい話していただろうか。俺も何度か、あっち? とか、ん? みたいな言葉で探ろうとしたが、結局なにを言われているかわからなかった。なので、最終的に、わからない、ごめんなさい、とおばあさんに言った。おばあさんは、あぁそうかそうか、って感じでまた前方に歩き出した。そしてそのまま、僕らは別れた。

その後、コンビ二へ行く道中、あれはなんだったんだろう、と考えていた。なにを聞きたかったんだろう、と。結局わからず仕舞いだが、俺はカップそばとたばこを買って、家路に着いた。食べてから、そばは味気ないな、と思った。


部屋

2021-06-29 16:24:42 | 日記

明日中に滞納してる家賃を払わなければ、俺は家を追い出される。しかし今日もなにもしていない。いつもどおりスーパーへ行き、今日分の食料を買って、部屋にこもっている。ベランダには昨日干した洗濯物があって、昨夜の雨を吸い込んだまま柵にかけられている。昨日とりこめばよかったのに。

自分的にはもう追い出されてもいいのだ。行くあてもあるようでないが、それでもこの部屋から出られることは少しばかり嬉しい。まだ3年ほどしか住んでないが、ここには少し住みすぎた。壁の黄ばみや床の汚れを見るのも飽きてきた。落ちない汚れなのだ。俺はどうも、部屋を汚してしまったらしい。だから居心地が悪いのだ。感謝はあれど、我慢はよくない。だから俺はこの部屋を出たいのだ。

追い出されたらどこへ行こう。なにをしよう。まぁ、気楽に生きるさ。


北枕

2021-06-28 11:23:39 | 日記

月曜の昼、この時間が1番ダメ人間感を感じる。働きに出かける人々、やかましい工場の音、無駄に晴れた空。すべてが自分を否定しているような気がしてくる。「働かないの?」「働けよ」「なまけもののクズ」、そんな声が聞こえてくる。

しかし仕事を探す気には一向にならない。ただ早く陽が沈んでくれるのを願うばかりなのだ。もしくは眠気でも来てくれれば、この鬱屈した時間から逃れられる。

こんな状態なのに、最近の悩みは枕の位置をどうするか、なんてことなのだ。いい感じに終わってる。しかし僕にとっては重大なことなのだ。北枕にするか南枕にするか。前に南枕にしたときに、えらい体調が悪くなった。なので北枕にしたのだが、体調がよくなったのだ。しかし部屋の構造上、北枕にすると頭上数cmに押入れが迫ってくる。このせいかしらんが、見る夢が大体後味の悪いものなのだ。さすがに毎回そうだと気が滅入る。楽しい夢とかエロい夢でも見せてくれないだろうか。

なんてことを仕事も探さずに考えているんだから、俺は相当おわってる。終わっているのか始まっていないのか。『キッズリターン』でそんなこと言ってたな。俺はいつ始まるのやら。


28歳

2021-06-26 12:06:08 | 日記

昨日は誕生日だった。28歳になった。お祝いしてくれたのは、ここで散々文句つけてる母親だけ。もともと少ない知り合いからは1通もなかった。まぁ悲しくはない。自業自得だし。ただ、歳をとった実感がない。誕生日会もしてないし、誰かに話したわけでもない。だからここに書いている。俺は28になった。

しかし考えると、俺はまだ28年しか生きていないんだな。最近の1年の短さはえげつないから、それがたった28回あっただけだと思ってしまう。いろいろあった気がするんだけど、なんにもなかったような気もする。結局、過去のことなんてどうでもいいのかもな。なにか自分に不都合なことがあったときだけ、過去を持ち出すんだろうな。

大学生のころの自分だったら、28で無職とか終わってんな、って思ってただろうな。というかそう思う人もいるだろうな。でもなぜか今は、別にいいんじゃないって思ってしまう。なるようになるさ。

自分を客観視するってのは難しい。結局、主観でしか物事を見られないと思っているから。客観的に、って言ってる人の意見にはその人の主観が入ってる。だからそんな言葉、俺は軽々しく使えない。別に使ってる人が悪いってわけじゃなくてね。

28歳かぁ。いつまで生きているのやら。


臭い

2021-06-25 08:17:55 | 日記

最近、身体が汚い状態でも外へ行くのに抵抗がなくなった気がする。例えば3日シャワーに入っていなくても、ちょっとスーパーへ行くぐらいだったら全然オッケーなのだ。まぁ、周りの人はオッケーではないだろうけど。

しかしなぜだか、「汚い」ほうが落ち着くのである。自分の身体から出る臭いを嗅ぐと、不思議と嫌な気持ちにならない。なぜだか、「あぁ、俺はここにいるな」と感じられるのである。それは1つ、自己の存在を確かめて安心する手段なのかもしれない。こんなに臭い俺がいる、でも俺はいまここにいる。そうすると、すごく安心するのだ。

それはもしかしたら、リストカットとか、髪の毛を抜く行為と似ているのかもしれない。自分の五感を通して自分を確認する。ということは、俺はそうでもしないと自分の存在が認識できないということなのだろうか? 確かに今は社会に属していないし、自分を認識してくれる人もいない。自分で自分を見つけてやらないと、やってられないってことなのだろうか。

まぁしかし、ある程度は清潔にしたほうがいいだろう。いつも行くスーパーの店員さんに「くさっ」って思われてもいいことないし。でもそのほうが、他人に認識されるぶんいいのかな? ははは。