10月ももう終わりですね。
こんにちは!
ラファエルの林久美です。
10月は神無月と呼ばれてて、全国各地の神様が出雲に集結して地元にはいなくなるって由来から、そう呼ばれているそう。
だから逆に出雲では神在月って呼ばれてるんですって。
そして。
出雲で神迎神事に参加することが、私の一つの夢で。
出雲大社の近くにある稲佐の浜で、全国の八百万の神様を迎える神事。
神様は出雲大社に集まった後、みんなで7日間かけて来年の「縁」について綿密に計算し、誰と出会い、どんな出来事が起き、などを決める会議をするんだとか。
私たち人間は、その会議で決められた通りに動かされます。
偶然と思う出来事は、1秒でもずれたら起こらないことばかり。
そんなたくさんのことを八百万の神様たちは、たった7日間で決めているのです。
すごいですよね!
そう考えると私たちは、自分で全てのことを選択して行動しているようですが、実は選ばされていて、行動させられていると言えるんじゃないかと思ってます。
ということは、現状をなんとかしたくてジタバタもがいてもあまり意味がなく、ただのエネルギーの浪費になるってことですよね。
あ。
ジタバタもがくことも神様は計算しているのかも(笑)
この壮大な話を考えたとき、私たち人間ができることは、出会った人、出会った出来事、その他もろもろ自分の目の前のこと全てを、ただただ味わうことなんじゃないだろうか…と思います。
楽しい、うれしい、嫌だ、悲しい、悔しい、不甲斐ない、腹が立つ、幸せ、ありがたい、など、私たちは色んな感情が反射的に出てきます。
神様が凄まじい精度で計算しつくした人生を、無条件に信頼して、私たちはジェットコースターを楽しむのと同じように、出てくる感情を楽しむのが人生の醍醐味なのかもしれませんね。
今年の神事はいつだったのかしら?と調べたら、旧暦で行われるので11月でした。
まだ先だなぁ…。