2014年01月25日10年前の本の紹介。写真撮影下手すぎですが、、伝わってほしいな~参考にどうぞ。
「 Newton 」
日本の科学雑誌「ニュートン」2014年1月25日発売、3月号に「最先端医療」に
「ブランドパッチ」治療などわかりやすく説明がある。
http://www.newtonpress.co.jp/newton.html
山王病院脳神経外科高橋浩一先生の脳脊髄液減少症治療法などの記事をup……
写真2枚アップ。
宜しくお願いします
2014年01月25日10年前の本の紹介。写真撮影下手すぎですが、、伝わってほしいな~参考にどうぞ。
「 Newton 」
日本の科学雑誌「ニュートン」2014年1月25日発売、3月号に「最先端医療」に
「ブランドパッチ」治療などわかりやすく説明がある。
http://www.newtonpress.co.jp/newton.html
山王病院脳神経外科高橋浩一先生の脳脊髄液減少症治療法などの記事をup……
写真2枚アップ。
宜しくお願いします
読みたい本と関連記事を引用。
発症した時の様子や、左手の小指が動きにくくなったため、パソコンで必死に文章を打ち込むリハビリが書かれるが、単純な闘病記ではない。 なんというか―文章に異常なドライブ感がある。バイクの後ろに乗って、どこに連れていかれるのか分からない危なっかしい文章なのだ。 病に罹った原因の探求が始まり、仕事や家事をやたらと背負い込んでしまいイライラしていた過去を悔やむ(たとえば、著者は生活時間が合わない妻と自分の分と合わせ、わざわざ「一日六食」も食事を作っていた。電子レンジさえあれば、もっと楽なのに!)。
話が進むにつれ、複雑な家庭環境が明らかにされるなど、闘病記とは思えない意外な展開を見せる。妻も病気で苦しんだこと。そしてまた、10代からの父親との葛藤が赤裸々に綴られる。 また、この本は高次脳機能障害を持つ人の理解につながる。実は、私の友人も脳梗塞を発症し、今もリハビリに励んでいるが、会話をしていると、右目で私のことをずっと見つめている感じがして気になっていた。なぜ? と思っていたが、おそらく、視界の左側に注意を向けられないのではないか―とこの本を読んで気づいた。
危なっかしい部分もあるにはあるが、抑制のきかないパワーがあふれる一冊である。』
上の記事を読み、脳脊髄液が漏れ減少して様々な症状の疾患の対策はいまだにか、、、、まだだな、
対応しない方針なのかな~~~(# ゚Д゚)変えない姿勢、何にも変らずだよ~ね
以前、頼んだ「なまけ病」と言われて、、マンガが届きました。
あなたに知ってほしい病気があります!
その病名は「脳脊髄液減少症」。
外傷や事故で、
転倒、尻餅、スポーツなど軽微な外傷を負った後に、
しばらくしてから
起きていると段々激しくなる頭痛・頚部痛・腰痛・めまい・耳鳴り・
光や音に異常に敏感になる・寝れない・忘れっぽくなって考えがまとまらない・
すぐに疲れてしまい横になってしまう・性欲がなくなってしまったなど・
様々な症状で苦しむ人は決して稀ではない、、、
仕事が続けられなくなったり、
学校へ行けなくなった、
家事が出来なくなったりして、
いったい私の体はどうなってしまったのだろうと悩み、
いくつもの病院やクリニックを受診することになる・・・
詳しくは → 秋田書店なまけ病と言われて~ 脳脊髄液減少症~ からコミック
↑の記事は↓
脳脊髄液減少症への想い
~歩みとこれから~
篠永正道先生のコメントより引用
contents
「なまけ病」と言われて・・・・・・・・・・・・・・3
2012年フォアミセス8月号
<脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)とは・・・・・63
山王病院脳神経外科高橋浩一
おかあさん、生きて!・・・・・・・・・・・・・69
2013年フォアミセススペシャル3月号
<脳脊髄液減少症への想い>・・・・・・・・・・129
国際医療福祉大学熱海病院脳神経外科篠永正道
漫画て知る女性のための人生応援コミック
三谷美佐子作「なまけ病」と言われて~脳脊髄液減少症~より。
今日はクリスマスイブ
今年は異常に寒く、
大雪被害もありニュースを緊張しながらみた。
幸い、
私が住む南関東地方は雪はめったに降りませんが、
今年はどうなるか分かりません。
自然災害は全く先が読めません。
年末年始はお出かけが多くなると思いますが、
車の運転などはお気を付けくださいませ。
私は突然、交通事故に遭い、
その辛さは信じられないほど辛く苦しかった・・
今は治療してこうやって簡単な文章は書けますが・・
数年間は生きている死人のような状態で、
苦しすぎて言葉で伝えることすら難しかった。
誰もがこの様な被害に絶対に遭わないように、
心より祈ってます。
2016年、東京新聞記事をピックアップしておく。
↓
山王病院 脳神経外科 高橋浩一先生の東京新聞記事があり、りんくと全文お借りして貼り付けておきます。
(ケガに打ち克つ メンタルトレーニングは高橋浩一先生著)
原因不明の頭痛、目まい 脳脊髄液減少症を疑って(2016年5月3日) 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp./article/life/201605/ck2016050302000126.html
交通事故やスポーツで頭部や背中を強く打つなどして起こる脳脊髄液減少症。脳や脊髄にある髄液が漏出することで、頭痛や目まいなどが続くが、原因の特定や診断が難しく、心の病と誤診されることも多い。自分の血液を注射する治療法「ブラッドパッチ」が4月から保険適用になったことを受け、医師や患者は「病気への理解を深めてほしい」と訴える。 (細川暁子)
脳や脊髄は硬膜で覆われており、その内側は髄液という水分で満たされている。だが何らかの原因で、硬膜から髄液が漏出して脳の位置が下がってしまうのが脳脊髄液減少症。頭痛や目まい、吐き気などの症状が出る。国内では少なくとも年間一万人が発症しているとみられる。
主に子どもを診療している千葉県松戸市立病院小児脳神経外科部長の宮川正医師は「子どもの場合は、学校体育の倒立や風呂場で転ぶなどしたケースがほとんど」と言う。
診察では、コンピューター断層撮影(CT)や頭部の磁気共鳴画像装置(MRI)、微量の放射線を放つ薬品を腰から入れて画像装置で確認する検査を組み合わせて、髄液の漏出を確認する。
ただ、髄液が漏出すること自体に否定的な意見も多く、脳外科医や整形外科医の間で長年論争が繰り返されてきた。病気の認知度は低いまま、適切な診断を受けられずに病院をたらい回しになる例もある。
関東地方に住む高校三年の女子生徒(17)は、二〇一四年の秋ごろから頭痛や目まいに悩むようになった。前向きで我慢強い性格だったが、ふさぎこむようになった。大学病院の脳神経外科を受診したが、MRI検査で異常は見つからず「思春期特有の心の病」と診断された。だが心療内科を受診しても改善しなかった。
偶然、知人から脳脊髄液減少症について聞き、一五年夏に山王病院(東京都港区赤坂)脳神経外科を受診。検査で髄液漏出が見つかった時は「やっと原因が分かった」と母親と一緒に泣いたという。女子生徒は強い外傷を受けたことはなく、髄液漏出の原因は不明だ。
同科副部長の高橋浩一医師は「原因が分からずに治療が遅れ、不登校や引きこもりになってしまう子どもも多い。病気を知ってほしい」と訴える。
ブラッドパッチは、自分の腕静脈から採取した血液二十~三十ccを漏出している付近に注射する=イラスト参照。血液の凝固作用で、硬膜からの漏れをかさぶたのようにふさぐ。山王病院では年間約二百人がブラッドパッチを受け、75%は目まいや吐き気などの症状が軽減した。今年一月に国の標準的な治療として認められ、四月から保険適用になった。高橋医師は「保険適用を機に治療する病院が増えるのではないか」と期待する。
一方で課題も残る。保険適用となるのは、国の研究班による画像診断基準で漏出が確認できた場合のみ。高橋医師によると、同様の症状を訴え、脳脊髄液減少症が疑われる患者のうち、はっきりと画像で確認できるのは半数程度。高橋医師は「髄液の機能や減少する理由は不明な点が多い。今後も研究を続けていく必要がある」と話す。
上の写真は、三谷美佐子作「おかあさん、生きて!」 脳脊髄液減少症患者の闘病漫画。
この頃体調はダウン、でも、メモ。
お役に立てればと思いながら、とりあえずかいておく…… ほんのおしらせです。
理解されない病気・病状、新刊ではありませんが、一般人よりも医療従事者向けとおもいますがご参考までによろしくお願いいたします。
『子どもの脳脊髄液減少症は、不登校の原因のひとつとして取り上げられるなど、近年注目を集めるようになってきた。本書は小児・若年者の脳脊髄液減少症を扱った専門書であるが、この疾患と密接な関係にある起立性頭痛に関して、頭痛診療の視点から掘り下げて解説したのが他に類を見ない最大の特徴である。ご存じの通り、起立性頭痛は脳脊髄液減少症の最も特徴的な症状であるが、意外と見つけにくく、様々な頭痛に紛れて見逃されやすいことが、この疾患の診断・対応の遅れにつながっている。脳脊髄液減少症が遷延してブラッドパッチなどの治療を余儀なくされた子どもたちも、その発症当初は、ただ頭痛を訴えて小児科医や頭痛専門医の診察を受けており、その時点で確実に頭痛の起立性要素を検出し、脳脊髄液減少症の可能性を視野に入れて対応できることが、この疾患の慢性化・難治化を回避する重要な方策である。
したがって本書では様々な頭痛の中から、起立性頭痛を見つけ出すための最新の診療技術であるLumbar-uplift test (LUP test)について詳述するとともに、小児・若年者の脳脊髄液減少症と起立性調節障害との鑑別、最新の画像診断技術・保存的治療・侵襲的治療について、2013年に改訂された国際頭痛分類や慢性頭痛の診療ガイドラインを含め、これまでの診療実践から得られた知見と豊富な症例をもとに丁寧に解説を試みた。画像検査情報や種々のテストなど貴重な臨床データも豊富で、この分野の診療には欠かせない一冊といえる。』
Ⅰ.頭痛診療という視点から見た小児・若年者の起立性頭痛
1 総論 ― 小児・若年者の頭痛診療における起立性頭痛の位置づけ
1.小児・若年者において特に重要な頭痛は何か?
2.片頭痛以外の重要な頭痛としての起立性頭痛
3.起立性頭痛の検出方法をめぐる問題
4.潜在する起立性頭痛の問題
5.小児・若年者における起立性頭痛の特異性
2 各論 ― 小児・若年者の起立性頭痛をめぐる問題と慢性化回避のstrategy
1.起立性頭痛の病態とその検出法
2.Lumbar-uplift test (LUP test)
3.起立性頭痛の臨床的特徴
4.LUP testを取り入れた低髄液圧性頭痛のスクリーニング
5.低髄液圧性頭痛への最初のアプローチ ― 持続性・連日性頭痛の鑑別診断 ―
6.LUP test陽性頭痛(起立性頭痛)を引き起こす原因疾患
7.小児のPOTSをめぐる問題
8.LUP test陽性頭痛(起立性頭痛):外来での初期対応と改善の乏しい症例への対応
9.症例 Illustrative cases
Ⅱ.(小児・若年者の)脳脊髄液減少症
1 小児・若年者の脳脊髄液減少症の概要
2 脳脊髄液減少症の病態、症状について
1.脳脊髄液減少症の病因・病態
2.脳脊髄液減少症の発症原因・誘因
3.脳脊髄液減少症の症状
3 病名について(成人例を中心として)
1.低髄液圧症
2.脳脊髄液漏出症
3.脳脊髄液減少症
4.初期対応における病名
4 検査
1.頭部CT・MRI
2.脊随MRI/MRミエログラフィー
3.RI脳槽・脊髄液腔シンチグラフィー
4.CTミエログラフィー
5.その他:硬膜外生理食塩水注入試験
5 治療
1.外来での保存的治療
2.入院による保存的治療
3.治療としての硬膜外生理食塩水注入
4.ブラッドパッチ治療について
5.各施設の症例
編著 | 中川紀充 |
---|---|
明舞中央病院脳神経外科 | |
著 | 小林修一 |
こばやし小児科・脳神経外科クリニック脳神経外科 | |
髙橋明弘 | |
東札幌脳神経クリニック | |
高橋浩一 | |
山王病院脳神経外科 |
産経新聞・本にて、よんでみたくなった本。
『本海の孤島を拠点に一本釣りで日銭を稼ぐ35~66歳の5人の荒くれ漁師を軸に物語は展開する。
巨額の資産を持つIT会社社長のビジネスパートナーで中華系カナダ人の女性が、塩漬けのサバをぬかに漬ける「へしこ事業」のもうけ話を提案。男女8人の研修生も加わり、貧困から脱却する成功譚(たん)として読み始めたが、ある事件を契機に破滅が始まる。
「釣れた魚と釣った魚は違う」-。船頭の言葉が暗示的だ。最も狡猾(こうかつ)な人物は誰かを考えながらページをめくった。1月に第1回大藪春彦新人賞を受賞した「62歳、住所不定、無職」という著者の初長編。』
*** 『鯖』 赤松利市著 (徳間書店・1700円+税)***
【書評】「釣れた魚と釣った魚は違う」最も狡猾な人物は誰か 『鯖』赤松利市著2018.9.16 15:25
今日は文化の日。症状の改善はあってもまだまだ波あり山あり谷あり動ける時があれば寝込む日もある。未だに本は読めないのが悔しいけど諦めない何時かすらすら読める日がきっとくるだろうと信じながら・・
読みたい本の紹介。
脳が壊れた (新潮新書)
脳が壊れた(新潮新書) 新書 – 2016/6/16 鈴木 大介 (著) 821円/Amzon
読んでみたくなる本。
本・などいろいろなんでも出来る日がくるのは何時頃になる?
元気になりたいね。
それは「人生で起こるどんなことも、心の中の出来事にすぎない」という教えであり、執着や嫉妬、怒り、絶望、失敗はすべて心の深層部の仕業だと説く。この心の最深部を「阿頼耶識」と呼ぶ。 ...
詳細を表示: ヨドバシカメラ » ¥756
読んでみたい本の紹介。
新刊の案内
なるほど高次脳機能障害 誰にもおきるみえない障害(橋本圭司監修:国立成育医療研究センター リハビリテーション科医長)ウィズシリーズ 朝日福祉ガイドブック 2013年
霊長類の脳、文科省が解明計画…治療へ応用期待(5月20日) 読売新聞
文部科学省は17日、霊長類の脳活動の全容解明を目指す大型プロジェクトを来年度から始める検討に入った。
同省の有識者会合で計画の概要が示された。
計画では、理化学研究所の脳科学総合研究センター(埼玉県和光市)を中心に、大学や企業が協力。神経回路がどのように働くか詳細に調べる技術を開発する。また、様々な脳の病気を、マーモセットというサルなどで再現し、多くの研究機関にその動物を分ける。
さらに、記憶や判断、感情など脳の多様な活動が、脳のどこで担われているかを示した「地図」も作成。最終的に、脳の病気の新たな治療法を開発したり、比較研究により人間の脳活動の解明につなげたりする。
同省ではプロジェクトの期間や規模など詳細を有識者会合で詰め、来年度予算の概算要求に盛り込む。
脳研究をめぐっては、今年初め、欧州連合(EU)で約1500億円の予算をかける10年計画「ヒューマン・ブレーン・プロジェクト」を採択。米国でも今年4月、オバマ大統領が1990年代のヒトゲノム(全遺伝情報)解読プロジェクトに続く、大型の脳研究計画「ブレーン・イニシアチブ」を発表している。 (2013年5月20日 読売新聞)
...事故直後の彼は左大腿骨骨折、右足関節脱臼骨折、顔面骨折、脳挫傷、外傷性くも膜下出血など満身創痍の状態だったという。さらに脳がダメージを負ったことで、記憶や感情表現に支障をきたす高次脳機能障害に苦しんできた。言葉もほぼ話せず両手足は麻痺。食事も鼻からチューブで取り、寝たきりの生活が続いた。
絶望的にも思えた彼の症状をいつも傍で支え続けてきたのが、妻の大谷マキさん(39)だ。この日も彼女は、スタッフと一緒にストレッチャーを押していた。だが、その表情には悲壮感などなく、どこか晴れやか。彼女は一緒に来ていたケンタロウの姉らと車に乗り込むと、都内にある別の病院へと向かった。「最終的な身体の検査を受けていたのでしょう。というのもケンタロウさん、実は来月末にも退院する予定なんだそうです!マキさんの喜びもひとしおでしょうね……」(夫妻の知人)・・・・・
女性自身|2013/05/21 記事より 。
ケンタロウさんは事故の時、
脳脊髄液が漏れる脳脊髄液減少症の病状はなかったのか・・・気になる。
なかなか知られてない病気なので、医師もナースも知ってる人が少ないのが現状。
もし症状があっても見逃してしまうケースもあるから。
きっと他の病気・病名に吸収されてしまうこともあるから、気になります。
ケンタロウさん~ お大事に!
「小川洋子さんの小説「博士の愛した数式」に登場する博士は、交通事故に遭った際のけがで高次脳機能障害がある。記憶は80分しか持たない。背広にクリップで留めた多数のメモが、かさこそ音を立てる 博士の愛した数式 (新潮文庫)[文庫] 小川 洋子 博士の愛した数式 (新潮文庫 515円Amazon」
知らせが・・無くなる前コピーしておく、サービスがだんだん一つずつなくなる・・寂しい。
↓
50万部のベストセラーに輝いた、小川洋子原作の同名小説を、『雨あがる』の小泉堯史監督が映画化した作品。80分しか記憶の続かない障害を抱えた数学博士と、その家で家政婦として働くシングルマザーの姿を描いていく。数式という言葉に拒否反応を感じる人は、この作品をぜひ観てほしい。何気なく周りに存在する数の不思議は、人間同士の絆や生きる喜びさえも伝えてくれる。ルートの母の靴のサイズを「24」と聞いて、「潔い数字だ」と微笑む博士。そんなワンシーンからも、この物語に込められたユーモアと、温かな人間の姿が見て取れるはずだ。自身は「数学が大の苦手」という寺尾聰が、記憶障害の博士という難役を深みあるキャラクターに仕上げており、家政婦役の深津絵里は、それに寄り添いながら爽やかな演技を見せる。
記憶を80分しか維持出来ない数学博士と若い家政婦母子の心の交流を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「阿弥陀堂だより」の小泉堯史。第1回本屋大賞に選ばれた小川洋子による同名小説を基に、小泉監督自身が脚色。撮影を「わらびのこう 蕨野行」の上田正治と、北澤弘之が担当している。主演は、「亡国のイージス AEGIS」の寺尾聰と「踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2」の深津絵里。第18回東京国際映画祭 特別招待作品出品、芸術文化振興基金助成事業作品。
>>『博士の愛した数式』あらすじ全文
※ストーリーの結末が記載されていることがあります。ご注意ください。
新学期。生徒たちから“ルート”と呼ばれている若い数学教師(吉岡秀隆)は、最初の授業で何故自分にルートというあだ名がついたのか語り始めた。それは、彼がまだ10歳の頃――。彼の母親(深津絵里)は、女手ひとつで彼を育てながら、家政婦として働いていた。ある日、彼女は交通事故で記憶が80分しか保てなくなった元大学の数学博士(寺尾聰)の家に雇われる。80分で記憶の消えてしまう博士にとって、彼女は常に初対面の家政婦だった。しかし、数学談義を通してのコミュニケーションは、彼女にとっても驚きと発見の連続。やがて、博士の提案で家政婦の息子も博士の家を訪れるようになる。頭のてっぺんが平らだったことから、ルートと名付けられた息子は、すぐに博士と打ち解けた。そして、博士が大の阪神ファンで、高校時代に野球をしていたことを知った彼は、自分の野球チームの試合に来て欲しいとお願いするのだが、炎天下での観戦がいけなかったのか、その夜、博士は熱を出して寝込んでしまった。博士を心配し、泊り込んで看病する母子。ところが、そのことで母屋に住む博士の後見人で、事故当時、不倫関係にあった未亡人の義姉からクレームがつき、彼女は解雇を申し渡され他の家へ転属になる。だが数日後、誤解の解けた家政婦は復職が叶い、再び博士の家を訪れるようになったルートも、いつしか数学教師になることを夢見るようになるのであった。
Amazon.co.jp: 「なまけ病」と言われて~脳脊髄液減少症~: 三谷美佐子: 本