バレエ発表会「ジゼル」に魅了されて

５月５日
友人のバレエ発表会を見に行きました。


大人になってからバレエを習い始めた友人が
「今度の発表会は『ジゼル』を踊るの～～～」と数ヶ月前に教えてくれた時は
小作品ではなくて、しっかりした作品を踊るのか～～～
すごいな～～～とただただ拍手という感じでした。

でもよく考えてみると、こういう作品って、大勢で踊るいわゆる「群舞」をやるわけでしょ？？

一人よりはるかに大変じゃない？？？？？

そんな事を考えながら、昨日の舞台を見に行ったわけですが、
これが凄かった！

バレエという分野には全く縁がなく、バレエと言えば「白鳥」ぐらいのイメージしかありませんでしたが、しっかり見るとバレエってすごいですね。

体のバランス、それを支える筋力。
動きの美しさ。それを支える筋力！！！

勿論ですが、言葉は一切使わない、音楽と踊りだけで表現するわけです。
しかも、しなやかに、美しく。

すっかり魅了されました。

私の友人の踊りも拍手もので、ピタっと全員で静止しなくてはいけない所もバッチリ！
本番に近づくにつれて動きがしなやかになっていって、本番ではこんなに立派に踊れて、ただただ関心！すごいです。

そしてやはり圧倒されるのが、先生の踊り。
私は子供の頃からピアノを習わせてもらってきましたが
先生方の踊りを見ていると
子供の頃からバレエを習って鍛え上げてものにするって、こういう事なんだなあ・・・とひしと体に感じました。


体を動かす「運動系」からは程遠い人生を送ってきた私は
こんなに体を使い続けて舞台に立てている皆さんに
ちょっとだけ嫉妬（笑）しました。

「ジゼル」とは・・・

村の娘、ジゼル。体の弱いジゼル。
そこへ貴族という身分を隠したアルブレヒトが近づいてくる。
二人は仲良くなっていくが、実はアルブレヒトには婚約者がいて
その事実を知ったジゼルはショックで死んでしまう。。。。。２幕へ続く・・・

と、中途半端な解説をしてみました。

このジゼル、実は
第一幕の「村人のパ・ド・ドゥ」を
ピアノ練習曲でおなじみの　ブルグミュラーが作曲しているのですね。
私が昔必死で練習したブルグミュラー。

とてもバレエが好きだったようです。

昨日はあまり気にして聞いていませんでしたが
今度、音楽だけをじっくり鑑賞する事にしてみます。

何か発見があるかな？？？