ピアノの森

「ピアノの森」というアニメーション映画を観ました。

ケーブルテレビで連続的に数回放映されているみたいですが
心が「じーん・・・」となって
昨日観たばかりなのに、今日の放映も観ました。


ストーリーの説明はだいぶ省きますが
森のピアノで育った少年が才能を開花してピアニストになっていく・・
というお話。

ピアノなんか習った事はないけど自由にピアノを弾いて
聞いた曲は一度で覚えてしまう・・という
圧倒的な才能を持ち合わせているんだけど
でも、その原点が「森のピアノ」「自分のピアノ」なんです。


もともとは「ヤングマガジンアッパーズ」で連載、後に「モーニングに移籍」
2007年にアニメーション映画化
12回（平成20年度）文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞されているということです。


私はこの映画しか観ていないので、この後マンガではどうなるのか・・・は
詳しくは分かりませんが
このアニメーション映画の中の

「才能が目覚める環境が自然の中」というところと

この少年が日本のピアノコンクールに出場した時
課題曲のモーツァルトを楽譜通り（モーツァルトの弾き方）で弾かず
自分の音で（森のピアノの音）で弾いた為に予選落ちした時に
先生が言った言葉

「彼のピアノはコンクールの規格に合わないから予選落ちしたけれど　
これが日本のコンクールの限界。
彼のピアノは世界でなきゃだめ。俺が世界に連れて行く！」

という台詞（正確じゃないけど内容はこんな感じ）があって
私はここでも「じーん」としてしまった訳です。








この画像
最高に幻想的で　最高に自然のパワーが感じられます。
この色使いといい、絵コンテを担当された方々
素晴らしい・・・

映画の宣伝の画像でありながら
私の中では芸術です。

ポスターがまだあるなら
部屋に飾りたい。




規格通りじゃない自ずからでる表現、音
自然のパワー



出会えて良かった作品です。